Vaca de leite
弓場ファームステイ26日目:柔らかな乳

2010.04.11 / Brasil (Comunidad Yuba) 本日自転車36km走行 : Total 17517km走行
天気:晴 自転車折りたたみ:1 ネット:1
朝飯→弓場のウマイ飯 昼飯→弓場のウマイ飯 夕飯→弓場のウマイ飯(茄子) / 宿→弓場農場でファームステイ

(English)
 Today is day off.



(Español)
 Hoy está apagado día.



(Português)
 Hoje é dia fora.
 いつもはノンビリの日曜日の朝なのですが、今日は朝飯を食べた後、作業着に着替え・・・今日はいつもの日曜日とはちょっと違いまして。牛の乳搾りに連れて行ってもらうのだ。弓場農場では乳牛を飼っている。基本毎日乳絞りをやっているらしいのですが、平日、オイラ達は農作業をしているため、乳搾り現場にはなかなか行くことができなかったのですよ。で、先週から日曜日に連れて行ってもらえないかとお願いしていて、今日ようやく連れて行ってもらえることになったのですよ。コッピンさんの運転するトラクターの荷台に乗り、乳牛小屋へ向かったのでした。

 乳牛小屋に到着し、でっかい牛達に迎えてもらう。早速乳搾りの準備を始めるコッピンさん。普段、親牛と子牛は別々の敷居で飼われているようです。で、乳搾りをする時、親牛ゾーンに、一匹ずつ子牛を入れていく、と。親牛ゾーンに入れられた子牛は、まっすぐ自分の親の所に走り寄り、すぐに乳を飲み始めるんです。で、しばらく子牛に乳を飲ませている間に、親牛の後ろ足をしばってしまう。これは、乳搾り最中に親牛が暴れないようにするための仕掛けのようです。で、その後、子牛の頭につけられたロープをひっぱり、近くにある柱にくくりつけてしまう。この時、子牛はまだまだ親牛の乳が飲みたいようなのですが・・・そこは強引に子牛を引き離してしまうのですよ。で、その後に、乳搾り開始。コッピンさんが慣れた手つきで、牛乳をバケツへと搾りとっていく。二頭目の牛で、オイラ達も乳搾り体験をさせてもらうことになりまして。やらせてもらいましたよ、乳搾り。多分、初体験です、これ。ほ乳瓶の吸うところをでっかくしたような、柔らかい乳。握って人差し指から小指の方へと、段々に握る力をいれていく。おっぱいの部分から絞りおろすような感覚で、手を握ると、チーと、牛乳が細~く、でてくる。コッピンさんが絞ると、もっとジャーって感じで出るのに・・・何が違うんだろ?握る力の強さ?それともタイミング?

 オイラ達、しばらくやらせてもらったのだが、皆、どうしてもチーとしか乳を搾り出すことができない。この乳搾り作業、いつまでも出来るわけではなく、時間との戦い的なところもあるため・・・タイムアップ。結局コッピンさんに選手交代し、残りの乳を搾り出してもらったのでした。コッピンさんはそのまま6頭の牛の乳を絞り続け、その間オイラ達は、その作業を見ていたり、牛と戯れてみたりして過ごしたのでした。

 乳搾りタイムは1時間半くらいで終了。朝から素敵な体験をさせてもらっちゃったのでした。

 そして、午後、日曜日恒例となったミランドポリスまでの自転車トレーニング走り。先週はゴウくんが一緒に走ってくれたのだが、今週は、マミちゃんがミランドまでの自転車走りに挑戦したいと言い出しまして。いやぁ、ミランドまで、男でもなかなかハードな道なんですが・・・まぁそこは、がんばり屋のマミちゃん。彼女だったら走れるだろうと、一緒に走ることになったのでした。

 ミランドポリスに到着し、2時間ほどネットをやって、再び自転車に乗り、戻り。弓場へ向かって帰ろうとした時、ちょうど、ミランドポリスに来ていた、マリアンさんたちと遭遇。「これ、途中で食べて帰りなさい」と、いただいたおいしそうなお弁当。ありがたかったのですが・・・時刻はもう17時近く。今食べちゃうと、夕飯が食えないッス。

 行きよりも登り坂が多い分、辛くなる帰り道。慣れちゃったオイラでも大変な道なんですが・・・いやぁ、マミちゃん、がんばって走りきってましたよ。なんだかんだで、一日中バタバタ動き回り、休息日にならない日曜日。さすがに、夜、疲れちゃいまして。今日は、風呂上りの晩酌時に、ピロシキとプリンをゴチソウになった後、早めに10時半にはベッドへともぐりこんだのでした。