Ultimo entrega
弓場ファームステイ35日目:最後の配達

2010.04.20 / Brasil (Comunidad Yuba) 本日自転車0km走行 : Total 17553km走行
天気:晴
朝飯→弓場のウマイ飯 昼飯→弓場のウマイ飯 夕飯→弓場のウマイ飯/ 宿→弓場農場でファームステイ

(English)
 I work in the farm.



(Español)
 Trabajo en la granja.



(Português)
 Eu trabalho na fazenda.
 朝3時に起床。今日は最後の配達日。木曜日の朝に出発することを決心したオイラ、ダイゴに、今日が最後の配達になるからとお話する。配達先でミール(トウモロコシ)をダイゴと一緒に並べていた時「ヒロもようやく並べ方が板についてきたところなのにね」とポツリと言われた。それを言われちゃうと・・・まだまだ一緒に配達したくなっちゃうじゃないかぁ。

 そう、この配達作業、最初は、とにかく言われたとおりに動くだけで精一杯だったのだが、だんだん要領がつかめてきて、手際もよくなってきてたし、なにより、お店の人たちが徐々に声をかけてくれるようになり、カタコトながら、コミュニケーションが取れるようになってきたところだったんですよ。会ったらいつも空手のポーズで挨拶してくれる小太りなおじさん、<どこから来たの?>とオイラに質問するためにわざわざパソコンの翻訳ソフトを使って、英語で聞いてきてくれた眼鏡の似合うオネエさん・・・

 そして、移動中には、ヨシさん、ダイゴといろんな話をしたなぁ。頑固な二人、意見がかみ合わず、時々勃発する口論を聞いているのが面白かった。眠気に勝てず、オイラとヨシさんがウトウトしてた時も、ひたすら運転していたダイゴ。たまにハッと目覚めて、ダイゴの方を見ると、トローンとした目でハンドルを握る姿が・・・慌てて「水でもいる?」と目覚ましの救いを差し伸べるオイラ。昼間は仕事で、夜は大学で、そして3時から配達。すごいヤツですよ、ダイゴは。

 そして、お世話になりっぱなしだったのが、ブラジル人のジョン。ブラジル人てあまり働かないんでしょ、というイメージを覆してくれたのがこのジョンだったのでした。そうそう、いつだったか、一緒に飲んでいたときウミが言っていたのだが「ブラジル人は働かないんじゃなくて、要領よく働くことだけを考えている」んだと。やることはきちんとやるが、不必要なことは徹底してやらない。不必要と考えやっていない面を見て、働いてないイメージを持つのかもしれないが、それは効率的にやっているだけ、と。日本人みたいに、不必要なこともやって、仕事している雰囲気をかもし出すことをしないだけなのだ(とはいうものの、きっちり仕事が出来る人というのは一部。実際、仕事しない人もいっぱいいるみたいなんだけどね)。

 配達作業を終え、弓場に戻ってきたら、ダイゴが肉を焼いてくれた。「ヒロの最終日だから特別ね」と言っていたが・・・自分が食べたかったんでしょ、実は(笑)

 肉食ってそのまま昼寝してしまったため、夕食時、若干胃がもたれてて、いつもの食欲がわかず。めずらしくお代わりすることなく終えた夕食。夕食後に、コンちゃんのギターとオイラのドラムでセッション。先週、生アコギとドラムでセッションしたところ、どうしてもドラムの音が大きすぎてバランス的にイマイチだったのですよ。で、今回、イサムさんにエレアコを借り、アンプを通してギターを鳴らすことにしまして。さらに、マイクも借りて、歌もアンプを通す。これで、ドラムとの音のバランスはバッチリ。前回に増して、気持ちよく叩けたドラム。いやぁ楽しい。このセッション、コンちゃんが弾けるレパートリーに合わせてオイラがリズムを叩いていたんだけど、その中で一番しっくりきた、山崎まさよしの<Fat Mama>。明日、これをビデオ撮りしようってことで話がもりあがったのでした。う~ん、明日までにフレーズをキッチリ叩けるよう、ちょっと練習しておこっと。

 そして、飲み始めたいつもの晩酌。昼寝が効いてか、眠くならず。気付いたら4時になっててビックリした。おぉ、なんてこった、2時間しか眠れないじゃないか。