(English)
I run by bicycle to Sao Paulo.
(Español)
Propongo a bicicleta a Sao Paulo.
(Português)
Eu corro através de bicicleta a São Paulo.
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今日も豪華なカフェ・ド・マニュアナを食べ、走り始める。
今日は、晴れていたが、風が涼しく心地よい。また秋の風情になってきたのでしょうか。昨日のように、心地よく走れるかと思いきや、なんだか、キツイ。ペダルが重い。なにやら登り坂がやけに多いのだ。ふとGPSの高度計を見てみると850mを記している。最初が400mくらいだったから450m近くもアップしたころになる。これは十分山上りデス。徐々に上っていったから気付きが遅かったんだけど・・・ブラジル道ってもっと平坦だと思っていたのになぁ。
そうそう、ブラジル道、走っていて不満はまだありまして。道の途中にレストランの類がほとんどないんですよ。町と町は100kmくらい離れていて、その間はひたすら緑の大地。そりゃ、人が住んでいないところにレストランがあってもしょうがないとは思いますが・・・50kmほど走ればなんかしらの食べ物にありつけたほかの中南米の国が懐かしい・・・そんなことを考えながら走っていたら、今日は、ちょうどお昼頃、ガソリンスタンドに併設されたシュラスコ屋さんに遭遇することができた。早速お昼ごはんをと思ったのだが、食べ放題のセルフサービスで9.9レアル。ちょい高い。そこで、もうちょっと安く食べれないかとお願いし、出してもらったのが、マルミテ。これは、二日前、宿で出前をしてもらった時に食べたのと同じ、シュラスコの盛り合わせ弁当。銀紙の弁当箱に、米が詰められ、その上に、肉がごっそり乗っているもの。肉とご飯しかないので、食べていると次第に飽きてくるのだが、ボリュームは満点。これで6レアルだっていうんだから、いいお昼ご飯です。一応持ち帰り弁当という位置づけみたいなのですが、ここで食べるっていうと、お皿とナイフとフォークも出してくれます。
ちなみに、このシュラスコ屋さんのトイレでは芳香剤代わりに、レモンの輪切りを使ってました。めずらしい風景だったので、思わず写真をパチリ。
さて、100km近く走り、ようやく辿り着いた、高度850mの町Botucatu。今日はあっさり安そうな宿が見つかった。で、値段交渉したら、30レアルでバストイレなしの部屋があるという。じゃぁそこにしますと、自転車を押しながら案内してもらった部屋へ。で、部屋に入ると、なぜかバス・トイレがあるじゃないですか。あれ?バス・トイレなしで30の部屋って聞いたんだけど、とオジさんに言うと、その部屋は2階にある。君の自転車、持ってあがるの大変だろ。この部屋バス・トイレつきだけど35レアルにしてあげるから、この部屋でどうだ?と。ん~、おじさんは5レアルくらいちっぽけなお金だろうというけど、こういうのってちりも積もれば山となるんです。それに5レアルあれば飯も食えるし・・・と悩んだのですが、結局オジさんの押しに負け、ここ35レアルの部屋に泊まることに。なんかね、必死にこの部屋をお勧めするオジさんの姿がファニーだったのですよ。どうやら、自転車旅に興味をもってくれ、親切心ながら、この部屋を提供してくれたみたいだったし。ただ、親切心をちょっと強引に持っていく人みたいで・・・自転車を部屋に入れるときも、どう考えても部屋のドアより後ろの荷物の横幅がでかいから、そのまま入らない状態だったのですが、オジさんは、「大丈夫大丈夫」とそのまま強引に自転車を入れようとしてくれて・・・やっぱり入らず、つっかえたドアに挟まった荷物を取り外すほうがめんどくさくなっちゃったんです・・・
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