Jiu jitsu
体験・ブラジリアン柔術

2010.05.31 / Brasil (Curitiba) 本日自転車0km走行 : Total 18750km走行
天気:曇
朝飯→サンドイッチ 昼飯→なし 夕飯→ホイコーロー / 宿→ペンションサウダージ (25レアル)

(English)
 I played Brasilian Jiu Jitsu.



(Español)
 Toqué Brasilian Jiu Jitsu.



(Português)
 Eu joguei Brasilian Jiu Jitsu.
 ゴウさんの知り合いの人がCHUTE BOXEでブラジリアン柔術をやっていて。で、今日、練習しにいくというので、オイラも一緒に連れて行ってもらうことに。

 ゴウさんとクリチバの街をブラブラした後、ゴウさんの知り合いの方の家へ。その知り合いの方は、オオエダさんというお坊さん。クリチバで浄土真宗のお寺をやってらっしゃるそうで。で、オオエダさんの車に乗って、CHUTE BOXEへ。

 練習生の知り合いということで、フリーで中へ入れてもらい、いざ2Fの道場スペースへ。開始時間ギリギリに到着したため、もう、何人かは、胴着に着替えて、待っている。オオエダさんは青い胴着に着替え。オイラは胴着をもっていないので・・・Tシャツ&スポーツパンツスタイルで参加させてもらう。

 先生は、ルイス・アゼレードというPRIDEに出たことがある格闘家。オオエダさんに「知ってる?」と言われたんだけど、残念ながらオイラは知らない。そんなに格闘技マニアでもないんですよ。で、ヒクソンとかノゲイラとかかなりメジャーの人じゃないと分からなくて。

 練習生は20人くらい。皆、ごっつい・・・女の子も2人ほど参加している。

 まず、道場スペースの端を円になってグルグルとランニング。その後、受身練習。前廻り受身、後廻り受身をやった後、エビゾリ前進。これ、体を横にした状態から、海老のように、体をくの字に曲げ、その反動で前に進んでいく、という全身運動。こういった運動は、柔道の練習とほぼ同じ。高校時代柔道部で、一応黒帯をとるまでがんばったオイラ。昔取った杵柄というか、体は覚えているもんで、この辺の準備運動は、教えられるまでもなく、スムーズにこなす。

 準備運動が終わり、先生が技を教えてくれた。寝技の組み合いで、上側から攻める体制の時、腕固めにもっていく崩し技だ。柔道をやっていた時は、立ち技中心に練習していて、寝技はあまり力を入れて練習しなかった。しかも、寝技の中でも、抑え技はある程度やったけど、固め技はたしなむ程度しかやってなくて。実践でもほとんど使ったことがなかった。ブラジリアン柔術は、そんな固め技や絞め技ばかりをやる格闘技。先生のやる華麗な固め技への持っていき方は、オイラにとってかなり新鮮なものであった。非常に合理的な美しい崩し。カッコいい・・・う~む、高校の時、こんな技を知っていたら、柔道への取り組み方がまた違ったものになっていたんだろうなぁ。少なくとも、寝技をもっとまじめに練習していたに違いない。

 その後、実践。オオエダさんと組んで教えてもらった技の練習。

 そして、乱取り。3分間の試合。習った技をしかけようとしたのだが、全然かけられない。逆にひっくり返され、腕をとられる・・・やはり、柔道経験者といえど、うまくいかないもんだ。

 乱取りはやはり胴着を着ていないと・・・相手がやりづらそうなので、オイラは途中から遠慮して、端っこで休んでいた。まぁ、実際には、久々の全身運動で、疲れちゃったというのが、本音なんですが(笑)

 1時間の練習はあっという間に終了。最後、道場スペースの端に並び、礼。その後、参加していた練習生の一人一人と握手しながら、本日の練習の労をねぎる。そして、ルイス・アゼレードがいい先生なんですよ。最後握手する時、「お前の名前は?」って名前を聞いてくれて。こういう時、名前を聞かれるってやっぱ嬉しいモンでして。そして、「ヨシ、いつでも教えてやるから、また来いよ」って言ってくれて。あぁ、長くやりたくなっちゃうぢゃないですかぁ・・・

 練習後、オオエダさん宅へ行って、お疲れビール。体を動かした後のビールは旨いッ!乾杯一杯のつもりが、ついつい飲みすぎまして・・・明日クリチバを出発しようと思っていたんだけど、こりゃ、ムリだな。