(English)
I walked around.
(Español)
Caminé en Curitiba.
(Português)
Eu caminhei em Curitiba.
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昨日の晩は飲みすぎちゃって、朝起きれないだろうと、クリチバにもう一泊することにしたんだけど、朝、なんだかバッチリ目が覚めてしまった。が、荷物はまとめてないし、気分的に、ゆったりしちゃおうモードだったので、やっぱり延泊することに決定。
ペンションサウダージには、充実したブラジル映画のDVDコレクションがありまして、ヒキコモリ気味だったクリチバ生活、結構な時間、メディア鑑賞していたんです。で、その中でも一番面白かったのが<テレビ版 City of God>。映画版City of Godは、かなり有名な作品なので、見た人も多いと思うんですが、これ、テレビ版もあるんです。というのも、映画を撮るにあたって、役者の演技を見るために、フェルナンド・メイレレス監督がテスト用に作った短編作品が、好評で、それを元に、テレビでシリーズ化して放送されることになったのですよ。なので、映画版で、リオのギャングのボス<リトル・ダイス>の子役をやった子が、テレビ版で主役的ポジションにいる<アセロラ>ってとぼけた男の子だったりするのが、興味深かったりするのです。
映画版City of Godは、リオの薬の売人をメインに描いた、かなりハードな内容なのですが、テレビ版は、同じくリオのファベイラ(貧民街)を舞台にしているものの、ファベイラに住むごく普通の人たちに焦点を当てた人間ドラマなんです。もちろん、あのリオのファベイラなので、銃を持ったギャングが出てきたりするのですが、描かれるのは、女の子とセックスすることばかりを考えて、それでも童貞を棄てきれない男の子たちの話だったりして。オイラ的には、映画版よりテレビ版の方が好きだったかも。適度に笑いが詰めこめられてて、いい感じにゆるいんですよ。<アセロラ>くんが、年上のお兄さん達から「おい、アサイー!」と呼ばれるくだりが、オイラ的にはツボっちゃいました。
そんなテレビ版City of Godで盛んに登場するのが、凧揚げシーン。なんかねぇ、子供達が夢中で凧揚げをしているんですよ。ん~、ブラジルってそんなに凧揚げがブームなのかな、街で揚げているの、見たことないなぁって思っていたんだけど、今日、近くを歩いていると、凧揚げしている少年達に遭遇した。こういうのって<意識>しないと見過ごしたりするんだよね。City of Godを見て、凧揚げがインプットされたから見えてきた風景なのかも。以前のオイラだったら見逃していたかもしれない。
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