Alofone
折れるスポークス

2010.06.05 / Brasil (Itajai~Florianopolis) 本日自転車104km走行 : Total 19065km走行
天気:晴 自転車折りたたみ:1 パンク:1 ネット:1
朝飯→カフェドマニアナ 昼飯→ビスケット 夕飯→ラーメンリゾット / 宿→HI Florianopolis (39レアル)

(English)
 I arrived at Florianopolis.



(Español)
 Llegué a Florianopolis.



(Português)
 Eu cheguei a Florianópolis.
 ネットの天気予報どおり、昨日一日降り続いた雨も今日は止み、久々に太陽が覗く天気となった。やっぱり、走るんだったら、日の光がある中でなきゃ。気分が全然違います。

 と、気持ちよく調子に乗って走っていたのですが、途中、ちょっとした峠越えをしなきゃいけないことになり、その下り道で、久々に後輪タイヤがパンク。リムテープを変えて以来、ホントパンクしなくなってたんだけど・・・ここんところ、ハブの交換やスポークスの取りつけをしてて、その際、チューブを別なヤツに入れ替えたからかなぁ・・・パッチ修理が不完全のヤツだったのかも。とにかく、久々に、道の脇でパンク修理。15分くらいで、新しいチューブに入れ替え、出発。

 と、後輪から、「ギリギリ・・・」という異音が聞こえるようになってきた。ん、タイヤのはめ込みがズレていたのかなぁと思ってチェックするも、問題なし。音の出所を探ってみると・・・またもやスポークスが折れていた。ん~、完全に強度が弱くなってますねん。ハブを交換する前までは、ほとんど後輪のスポークスは折れることなかったのに・・・変えてからは、毎日折れてますねん。あぁ、やっぱり昨日行った自転車屋で、新しいスポークスに全とっかえしてもらうべきだったと後悔。とにかく、ココでは、スポークス交換をするのは、面倒な作業になっちゃうので、街に着くまでは、騙し騙し走ることに。

 走るたびに、異音が聞こえる・・・これ、かなり心的なプレッシャーなんですよ。なんかねぇ、せっかくボトムブラケットが直り、いい感じのふみ心地で、しかも、久々の晴天の下での走りだっていうのに、後方から聞こえてくる異音が、気分を一気に落ち込ませる。

 そんなふうに、テンション低めながらも、ひた走るのは、大西洋の海岸沿いの道。海岸沿いって、比較的ずっと街が続いてるということに気付きまして。山間の道って、街はところどころにしか存在しないんだけど、海岸沿いは、あちらこちらに、街への入り口がある。これ、ハイウエイの路肩を走るチャリダーにとっては、結構めんどくさいんです。というのも、右折して街へ入る車に絶えず気をつけなきゃいけないことになるんで。

 次第に増えてくる交通量に若干ウンザリしながら、走り続け、左手前方に、ビル群が見えてきた。方向からして、目指しているフロリアノポリスらしい。ん~、フロリアノポリスって、海岸沿いのビーチリゾートというイメージだったのに・・・なんだか、都市の雰囲気。それはそうか、一応、ここフロリアノポリスは、サンタカタリナ州の州都だし。絶え間なく車が流れるようになってきた101号線を左に折れ、サンタカタリナ島へと続く橋を渡る。ビルが立ち並ぶフロリアノポリス、セントロへ。お目当てのユースホステルに行ったのだが・・・ユースでも高かった。さすが、ビーチリゾート地。周囲にある他のホテルはどこもさらに高そうだったので、しょうがなく、ここにチェックイン。う~ん、せっかくフロリアノポリスに来たものの、もう、海水浴ってシーズンでもないし、マリンスポーツをって気分でもないので、宿代が高いここに長居する必要もない。早めに抜けちゃうことになるかな・・・

 部屋に入り、異音が発生していた後輪をチェックすると、なんとさらに2本、計3本もスポークスが折れていた。う~ん、なんとかしないとなぁ、コレ。この先の走りが不安でしょうがない。はぁ~、なんだか気分が落ち込みますわ。

 そして、夜、ネットをしていて気付いたのが、日本で公開された中島哲也監督の最新作<告白>。中島監督の作品は、ビューティフルサンデーの頃から好きだったんで、うむむ、これは気になる・・・どこかで見れないかなぁ。