(English)
I arrived at Punta del Este.
(Español)
Llegué a Punta del Este.
|
|
夜中、パラパラという音で目が覚めた。あぁなんてこった!雨が降り始めたのだ。夕刻の雲の様子から、降るんだろうなぁという予感はあったのに・・・雨よけがまったくない場所にテントを張ってしまったことを後悔。まぁ、今から場所変えってワケにもいかないので、もうなすがままにまかせるしかない。再び眠りにつくオイラであった。
朝起きると、一応雨は止んでいた。テントの外側はびしょぬれだが、中にはまったく水が浸透してきていない。さすが、Akto。すばらしいテントです。
とりあえずテントをたたんで、荷物を装備。時折霧雨のような雨が降る中、出発することに。
天候は優れないのだが、なんか心は軽い。そう、ウルグアイに入ってから、なんだか心に余裕があるのだ。走っていて楽しいし、走りながらいろんなことを考えられる。ブラジル後半、あまりに必死になってまったく心に余裕がなかった頃と比べると雲泥の差だ。
この余裕はどこから来たのだろう?自転車の調子がよくなってきたというのが一つ。車の通りが緩やかで、変なプレッシャーをかけられないことが一つ。そして最も大きなのが、人とすれ違うことが多くなったということかな。ブラジルってやっぱり車社会だったんだと思う。皆車に乗っているから、道を走っていて、人と出会うってことは滅多になかった。そこへいくと、ウルグアイは、道では、自転車に乗っている人もいるし、馬車に揺られている人もいる。ウルグアイ人ももちろんラテン気質。すれ違う時には必ず、「オラ!」「ブエノ!」と声をかけてくるのが嬉しい。
さて、Rochaという比較的大きな街に到着。雨が降り続けていたら、今日はこの街で走るのをやめようと思っていたのですが、天気は次第に回復の兆しをみせてきていたので・・・そのまま走り続けることに。
牧場と湿原の中をひた走る。90kmを超えたあたりで、9号線の分岐道が見えてきた。まっすぐ進めばMontevideoへ。左に曲がればPunta del Esteというビーチリゾートへ。海は好きなんですけど、この時期の海ってビミョ~なんですよねぇ。フロリアノポリスで、冬場のビーチリゾートの寂しさを体験していたオイラとしては、Punta del Esteへ行こうかどうしようか悩んだのですが、まぁ今日宿泊する場所として距離的にいい具合の位置にあるので、結局Punta del Esteへと向かうことにしたのでした。
海岸に近づくにつれ、見えてくる高層ビル群・・・う~む、今までのウルグアイ風景との違いに驚かされるほど近代的な街並みが広がっていたのでした。こういうところは宿も高いのでは・・・と覚悟していたのですが、最初にアタックしたホステルはまぁまぁの値段。チェックインして、シャワーを浴びて洗濯。ふ~、毎回この瞬間が最高に気持ちいいんだよなぁ。
|
|
|