Golpea Buenos Aires
船でブエノスアイレス上陸

2010.06.24 / Uruguay~Argentina (Colonia del Sacramento~Buenos Aires) 本日自転車0km走行 : Total 19891km走行
天気:晴 自転車折りたたみ:1 ネット:1
朝飯→サンドイッチ 昼飯→ラーメンリゾット(自炊) 夕飯→野菜炒め:部位が不明肉(自炊) / 宿→上野山荘別館

(English)
 I arrived at Buenos Aires.



(Español)
 Llegué a Buenos Aires.
 もうちょっとウルグアイを走りたい気持ちはあるのだが、自転車がこれ以上ムリをさせられない状態になってしまったので・・・本日もう、アルゼンチンはブエノスアイレスに向かうことにしました。

 ん~、でも、昨日突然決めたことだったので、なんかもうアルゼンチンに向かってしまうことを頭が把握していないというか・・・次の国へ向かうドキドキ感とか、出国する国に対する最後の郷愁とか、いつもは湧いてくるはずの感情が今回は湧いてこない。

 非常にアッサリした気分で、宿を後にし、フェリー乗り場へ向かう。キレイに掃除されたフェリーチェックインカウンターのある建物に自転車で乗り入れるのは、若干抵抗があったのだが、警備員のオジさんに聞いたら、入れ入れって言ってくれたので、そのまま乗り入れる。まだ人もまばらなカウンターでチェックインをすませる。さて、自転車は・・・と思ったら、荷物は装着したままでいいから、裏手に運んでおいてくれ、と言われた。預け荷物用の札を取り付けてくれたものの、建物の裏手にポツンと置かれるBD-1・・・う~ん、本当にここに置いていて運んでもらえるのか不安だ・・・

 荷物はそのまま搭載していていいよ、とは言われたものの、フロントの荷物は、扱いようによっては、崩れてしまう可能性があるので、一応手荷物としてもっていくことに。Ortribeのバック二つを自転車からはずし、肩にかつぐ。

 そして、カウンターのある建物に再び入り、そのまま、イミグレーションで出入国手続き。そう、ウルグアイ⇔アルゼンチンをつなぐフェリーは、フェリー乗り場にイミグレーションがあるのですよ。しかも、超楽チン。最初のカウンターで、ウルグアイの出国スタンプをポン。そして次のカウンターで、アルゼンチンの入国スタンプをポン。えぇ~、こんなに簡単でいいんですか・・・と拍子抜けしてしまうほど。

 で、イミグレを抜けた後、待合室でしばし待つ。なにやらアナウンスが流れた途端に、待合室の人たちが動き始めたので、オイラもその人たちの流れにひっついて移動。流れはオイラタ達の乗るフェリーに続いていました。

 さて、いざ、フェリーに乗り込むことになった時、甲板のところに、BD-1の姿が。うんうん、ちゃんと運んでおいてくれたんですね。ふ~、これで一安心。

 さて、今回乗り込んだフェリーは、高速船なので、1時間でブエノスアイレスに到着してしまう。1時間なんてあっという間でして。スタートしたと思ったら、もうブエノスに着いてました。

 船から下りて、バゲージ・クレイムへ。預け荷物をした人たちのカバンがベルトコンベアの上に次々と乗せられ、送られてくるのだが・・・オイラの自転車は出てくる気配はない。もっとも、ベルトコンベアの上に横倒しで乗せられて出てきても、「なんて扱いをするんだ!」って憤慨することになるんだろうけど。で、全ての客の預け荷物が受け渡された様子で、ベルトコンベアの上には何もなくなった。んん~、オイラの自転車は?とベルトコンベアの裏側へと続く出入り口を通って裏へ回ってみると、一人のオジさんが話しかけてきた。「どうした?」「自転車を預けたんですが」「おお、今、船から運び出しているところだ・・・来た来た、あれだろ?」指差すオジさんの人差し指の先を見ると、BD-1を押しながら近づいてくるオニイさんが。おぉ、特別扱いありがとうございます。ムッチャグラシア~ス!

 BD=1を受け取り、フェリー乗り場を後にする。外で客待ちしているタクシーの運ちゃんたちに、現在地を教えてもらい、場所確認。「タクシー乗っていくか?」というジョークを軽く受け流し、いざブエノスアイレスの街へ。

 目指す宿、上野山荘別館は、フェリー乗り場から非常に近いところにあった。もっと迷うかなぁと思っていたのに、アッサリ到着。ふ~、3Fにある宿に荷物を運び入れる作業が、今日の移動の中で一番大変だったかも。

 さてさて、自転車メンテをするため、ここブエノスアイレスにしばし滞在することになりそう。美味しいと噂の肉食べてワイン飲んで・・・太っちゃうかもしれないぞ。