El camino de Argentina
アルゼンチン道

2010.07.27 / Argentina (Lujan~Carmen de Areco付近) 本日自転車94km走行 : Total 20064km走行
天気:晴 自転車折りたたみ:1
朝飯→パン 昼飯→ハムサンド 夕飯→パン / 宿→テント泊

(English)
 Today I run all day long.



(Español)
 Hoy corro todo el día mucho tiempo.
 ルハンの町を出発。町を出たら、大平原の中、一本、まっすぐな道がどこまでも続くという風景に切り替わった。昨日走ったルハンまでの道は、まだブエノスの都会っぷりの面影を残していたんだが、今日からの道は、ブラジル&ウルグアイで飽きるほど見てきた、牧場道に突入のようです・・・

 さてさて、このアルゼンチン道、実は走りづらいのです。車道はアスファルトで舗装されているのですが、路肩が、砂利道でして。ブラジルやウルグアイの道は路肩もちゃんとアスファルト舗装されていたのに、アルゼンチンはなぜか、路肩はほったらかし。前にアルゼンチン北部を走った時もこんな感じの道だったんだよなぁ・・・

 で、砂利道は走りづらいので、舗装されている道路に引かれている白線のわずかにある右側ゾーンを走るんですよ。が、片側一車線の道路、トラックなんか通った時には、スレスレもスレスレ。ヘタすれば、巻き込まれてしまうんじゃないかっていうくらい接近してしまうワケで。それはあまりにも危険なので、後ろから車が近づいてきた時だけ、砂利道路肩によけ、車が通り過ぎたら再び舗装路で走るという、ジグザグ走法で走ることに。

 が、敵はこれだけではなかったのです。先ほど書いたように、オイラが今回走っている7号線、片側一車線の狭い道路でして。対向車線にトラックが来たときなんて、ものすごい風圧に襲われてしまう始末。トラックが放つ風の力ってハンパないんですよ。いやぁ、ガソリンをどれだけ無駄に風圧エネルギーに変換しちゃってんだって感心しちゃうくらい。風圧発生を抑えるデザインにするだけで、どれだけ燃費のいいエコカーに生まれ変わることやら・・・

 そんな、道路状況に悩まされながら走り続け、そろそろ夕刻。地図を見ていて、適当な場所に町がなかったんで、本日、テント泊をすることにしてたんです。ウルグアイ以来、テント泊にまったく抵抗がなくなってきたオイラ。ひたすら牧場が続くアルゼンチンも、そこらじゅうがテン場に感じられちゃって。今日テントを張ったところも、道路からそんなに離れていない、ある意味車からは丸見えの場所。以前だったら、こんな人目のつくところにテントを張ることはなかったんだけどなぁ・・・慣れというかなんというか、ずうずうしくなってきている自分を感じます。