(English)
I saw sunrise in Quijadas. It was beautiful scene! I love here!
(Español)
Vi la salida del sol en Quijadas. ¡Era la escena bonita! ¡Amo aquí!
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夜明け前のテントの中は、凍えそうなほどに寒い。二重テントのaktoなのに寒い。寝袋に包まっているのに寒い。上着４枚、ズボン重ね着、靴下まで履いて寝ているのに寒い。そんな寒いテントを抜け出し、さらに寒い外へ。ベストポイントで朝日を見るためざんす。
あぁ、この寒ささえなければ、ここ＜Sirre de las Quijadas＞にあと２、３日は滞在したいところなんだが・・・もう、この朝の寒さが耐えられません。今日、出発することにしよう！と決心したため、まぁ、最初で最後となるQuijadasの朝日風景。しっかり目に焼き付けておかねばと、凍えそうな寒さの中、荒野の見える高台へと向かう。
空が白み始める中、高台に上り、待つこと30分。次第に姿がクッキリしてくる岸壁荒野。昨日飽きるほど見たはずなのに、この姿を見ると、背筋がゾクッとしてくる。あ、これ、決して寒いからではなく、感動のあまりにね。そして、なんか、涙が出てきそうになるんですよ・・・なんなんでしょう、この湧き上がる感情は。
朝日に照らされ、西側の岸壁が光を放ちはじめる。その光が荒野全体を覆うようになるまで約１時間。もうもう、ただ、その風景に、言葉もなく、惹き付けられ続ける。
地球の懐かしさを漂わせているのに、地球上ではない様な異世界。地球の躍動をそのまんま感じさせてくれる、ある意味＜原野＞とも言えるこの類の光景。オイラは、こういうのが好きなんだって、この旅に出て、気付かされました。アリゾナの風景に感激し、グランドキャニオン、モニュメントバレーで心震わされ、そして、テーブルマウンテンのロライマ、サンペドロ・デ・アタカマでの月の様な風景、ウマワカ渓谷、そしてココで、大興奮。奇岩好き・・・という言葉は、ピッタリと当てはまっていないな・・・岩というか、地のウネリというか・・・そういうものを媒体として、なんか、今はウマイ言葉を見つけられない、ある種の＜地球のパワー／迫力＞を演出している地が、好きみたいです。
いや、こんな素敵な場所に自転車で来れたことが、ただもう嬉しくて。Quijadasの荒野をバックにBD-1と一緒に記念撮影、パチリ。
寒さに負けて、１晩で退散するのは、後ろ髪が引かれるかな、と思ったのですが、昨日の午後から、ひたすら、この地のパワーを吸収していたせいか、オイラ的には、十分満足。颯爽と、Quijadasを後に、メンドーサに向けて出発したのでした。
さて、Quijadasを出た後は、またひたすら牧場道。次第に遠くに離れつつある、Quijadasの山々を振り返り見ながら、前進。なんか、いろんなものに負けそうになったら、パワーをもらいにまた来たい場所でしたQuijadas。ウユニが、疲れた心を癒してくれる場所だとしたら、ここは、生きるパワーをもらえる場所って感じ。お気に入りの地球スポットがまた増えたッスわ。
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