Bodega
ボデガ巡り・・・というほど巡っていませんが

2010.08.11 / Argentina (Mendoza) 本日自転車42km走行 : Total 21153km走行
天気:晴のち曇 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→チョリパン 夕飯→焼き肉:Entrana(自炊) / 宿→Hostel Ruca Potu (40ペソ)

(English)
 I went bodega by bicycle. At there, I drunk some wine... I drive my bicycle with drink.



(Español)
 Pasé las bodegas por bicicleta.
 ワインの貯蔵工場をボデガというらしい。アルゼンチンワインの主要産地であるここメンドーサ周辺、とにかくボデガがたくさんある。メンドーサの隣町Maipuという町には、ちょっと歩くだけで、別のボデガに到達できるという密接ぶり。

 ワイン、そんなには興味ないんですよねぇ・・・オイラ。まぁ飲むのは嫌いじゃないんですケド、味の違いはサッパリわからんってな具合で。でも、せっかくメンドーサにきたことだし、今日は、ボデガ巡りでもしてみるか、と下調べ。宿のオーナー、アリエルに無料で行けるお勧めボデガを聞く。一番のお勧めが<ボデガSan Felipe>とのこと。さらに足を伸ばす余裕があるなら、<ボデガCarilla "E">そして<ボデガTrapiche>に行くといいよと教えてくれた。

 場所的にはこの宿から20kmほど離れた場所にあるのだが・・・まぁ、ここは自転車で。7号線をひた走り、1時間ちょいでSan Felipeへ続く道となるPonce通りに到着。で、Ponce通りを走っていたら、道脇にいくつも、自転車レンタル店を見かけた。密接して存在しているボデガ、実は自転車で巡るのが効率的。Maipuの町まで10番のバスに乗ってきて、そこで、自転車をレンタルして周るっていうのがボデガ巡りのパターンらしいです。で、気になったのが、この自転車レンタル店に掲げられている看板の文字。<Don't worry, Drink happy>って・・・そういえば、ボデガではワインの試飲をさせてくれるらしい。自転車で巡るってことは、当然飲んだ後、自転車運転しなきゃいけないワケで・・・ん、飲酒運転でしょ、それって。

 まぁ、この辺ではそんな飲酒運転が当たり前のようです。とにかくボデガSan Felipeへと自転車を進めるオイラ。San Felipeへ到着すると、入り口には、たくさんの自転車が停めてある。オイラもそこに、自転車を停め、可愛くて親切なオネエサンに、「ムセオ(博物館)はあっちよ」と教えられ、中に入る。と、早速いくつもの巨大な樽に迎えられる。そしてプ~ンと匂ってくるワインの匂い。おぉ、これだけで酔ってしまいそうだ・・・

 巨大な樽ゾーンを抜けると、ちょっとした広場になっていて、その一角にコルクがあけてあるワイン瓶と、コップが・・・「これ、試飲してもいいんですか?」「ええ、どうぞ」早速、試飲するオイラ。うん、ウマイ。いやぁ、もともとお酒がそんなに強くないオイラ、ワインならコップ一杯で結構クラクラきちゃうんですよ。その後、ワイン作りに必要な数々の品々を飾ってある、素晴らしいワイン博物館をブラブラし、仕事中のボデガ作業場などを覗かせてもらう。そして、最後に、裏にあるブドウ畑に行ってみたのだが・・・残念ながら、今は季節外れのため、ただ、木があるだけでした。

 う~ん、まぁ、こんなもんか。ワインにそんなに興味がないためか、イマイチ、ボデガでワクワク出来ないオイラ。San Felipeだけで十分かなとも思ったのですが、まぁ、時間はあるので、もう一軒、<ボデガTrapiche>に行ってみることにしたのでした。ワインを一杯試飲しただけだというのに、結構フラフラ。自転車に乗ったものの・・・完全に酔っ払い運転です。そして到着した<ボデガTrapiche>。聞くと、無料ではあるものの、ツアーに参加しないと中が見れないとのこと。そのツアーまであと1時間待たねばならない。待つのが嫌いなオイラは、まぁ、そこまでして見なくてもいいか、と宿に戻ることにしたのでした。

 製造工場を見たら、興味が沸いてくるかな、と思ったのですが、元々興味がないものに、火をつけるのってなかなか難しいもんですな。帰りに食べたチョリパンを見ながら、チョリソーの製造過程の方がよっぽどオイラの興味をそそるかもなんて、思ったりして・・・酒より食べ物の方が断然好きなオイラ。そういえば、日本で山梨でワイナリー見学をした時も、そんなにピンと来なかったのを、今更ながら思い出しました、ハイ。