Quiero ser adelante
ずっと外に居たい場所

2010.08.15 / Argentina (Uspallata) 本日自転車41km走行 : Total 21317km走行
天気:晴 自転車折りたたみ:2 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→ピザ 夕飯→サンドイッチ / 宿→Hospedaje Mi Casa (50ペソ)

(English)
 I run around Uspallata by bicycle today. The scene of around here is beautiful.



(Español)
 Propongo alrededor de Uspallata a bicicleta hoy. La escena de alrededor de aquí es bonito.
 さて、メンドーサを出発して一日しか経っていませぬが、早速延泊。今日は一日Uspallataでゆっくりすることにしたんです。だって、ここUspallataはブラピ主演の映画<セブンイヤーズ・イン・チベット>のロケ地として使われたらしい、絶景スポットとのことですので。そりゃ、ゆっくり堪能するしかないっしょ、という事で、今日はこの辺をブラブラします。で、朝一で、ツーリストインフォに行って、周囲の見所を聞く。オイラ的には、<Siete Colores>という七色の岩肌(ん?ウマワカで見てきたぞ・・・)と、<Tunduqueral>という昔の祭事場跡に惹かれ、この二つのスポットを自転車で周って見ることにしたのでした。

 まず向かったのは<Siete Colores>。Uspallataの町からひたすら東方向へ進む。未舗装のアンデスの中へと入っていくのだが、この向かうまでの道がえらく心地よい。道はガタガタなので、自転車で走って気持ちのよい道ではないのだが、周囲の風景が抜群。で、そろそろ<Siete Colores>に辿り着くはず・・・それっぽい岩肌を見ることができるっちゃできるのだが、どこが、そのスポットなのか分からず。案内板が立っているわけでもないし・・・バイクで散策しに来ていたお兄さん達に聞いてみたのだが、彼らも、分からないとのこと。まぁ、アンデスっぽい風景を堪能できたし、いいかと引き返す。

 町に戻り、昼食。メッチャお腹が減っていたので、ピザを食べることに。そうそう、アルゼンチンって、お一人食事に優しくない、ということにようやく気付きました。カップルもしくはファミリーで食べることを前提にメニューが組まれている。で、オイラの頼んだピザは、ミディアムサイズ丸々一つ。ハーフサイズがないんですから。まぁ、サイズのデカさは承知済み。お腹が減っているので、とにかく食べて腹を膨らませよう計画だったのです。計画通り、もう食べられませんってくらい満腹に。

 一休みして、お腹を落ち着かせた後、向かったのは、Uspallataの町から北の方角。目指すは、Tunduqueral。7kmほど走ると、今回は見えてきました案内板。案内板の指示に従って、脇道へ入り、平原の中にポツンとそびえる岩場へと到着。そして、この岩場には・・・なにやら、妙な模様がびっしりと描かれていまして・・・ここ、おそらくインカの時代に使われていたと思われるらしいのですが、岩場に、当時の人たちが描いたと思われる、象形画(文字?)が描かれているのですよ。オイラ的には、この象形画を見たかったんです。マンガチックにディフォルメされた画。う~ん、素敵だ。

 しばらく、ボ~と過ごして、Tunduqueralを後にする。と、帰り道、ちょうど日が暮れそうな感じになっていたので、自転車を止め、空の雲と、沈む夕日を眺める。

 いやぁ、最近、どこかを訪れた時って、普段の自転車走りの疲れからか、外にいるより、内で、ゆったり休息って気分の方が多かったのですが、ここは久々に、ずっと外に居たいと思わせられる場所でした。内に篭っているのがもったいないほど、素敵な世界が外にある場所デス、ここは。