Comidas del mar
やっぱりこんなビーニャ生活

2010.09.11 / Chile (Viña del Mar) 本日 自転車0km走行 : Total 21813km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→ご飯&味噌汁(自炊) 昼飯→フジツボの塩茹&タラコパスタ(自炊) 夕飯→サーモンのバター焼き(自炊) / 宿→汐見荘

(English)
 I made sea food all day long.



(Español)
 Hice los comida del mar todo dia.
 今日は土曜日。魚市場が盛り上がる日だ。ゴウスケくんと一緒に朝一で魚市場へ。賑わう市場を物色してまわる。料理が好きらしいゴウスケくんもテンション上がり気味。ウニ、アワビ、アルメハなどなど・・・ん、貝類ばかり買っているじゃないですか、ゴウスケくん。それにつられて、貝類は、いつもはアルメハしか買わないオイラであったが、今日は冒険して、ピコロコと呼ばれる、日本でいうフジツボを買ってみた。

 そして、オイラは昨日のリベンジ料理としてアナゴ丼を作るつもりなので、コングリオを一匹購入。さらに、売り場のオジちゃんに、安くしとくよと言われ、5000ペソ/kgを3500ペソ/kgにまけてもらった勢いでサーモンを購入。味噌汁用にアルメハも新たに買ったんで・・・また今日も、両手いっぱい魚をぶらさげての帰りとなったのでした。

 さて、宿に戻ると、もう11時過ぎ。市場近くの桟橋で戯れるアシカやペリカンを眺めていたというのもあるのですが・・・魚市場巡りだけで午前中が終了。もう、お昼ご飯の準備をする時間です。

 さて、昼ごはんのメインはタラコパスタにするとして、付け合せに、早速ピコロコを調理して、食べてみることにしたんです。ネットで調べ、塩茹でにするといい、と書かれていたので、濃い目の塩水にピコロコをそのまま入れ、火にかける。触手みたいなのをウネウネと動かし、エイリアンの卵のような、生きているピコロコをそのまま煮てしまうのは、若干心が痛んだのだが、美味しくいただきますので、ご勘弁。しばらく煮て、取り出し、触手の部分をひっぱって岩殻から抜こうとしたのだが・・・入り口が狭すぎて抜けない。しょうがないので、包丁の背で叩き、入り口周辺を崩し、入り口を広くして取り出す。と、取り出して出てきたのは、先端の触手の部分にちょこっとくっついた体部(?)。ピコロコをまったく食べたことがなかったオイラ、こいつがどんな構造になっているかなんて、全然知らなくて。勝手に、ヤドカリみたいなのが中に入っているのかと思っていたのに・・・こんな形状のものが入っているなんて、ちょっとビックリ。え~、なんですか、この不思議な形状は。で、この体部、筋肉部と思われる白い繊維質と、内臓と思われる黄色いペースト質の部分からできていまして。とりだして、そのままパクついたのですが・・・白い繊維質部分はホタテかカニ肉、黄色いペースト質部分はウニみたいな味だった。あ~、これ、好きな人は好きそう。オイラ的には、毎日食べたいってほどのものではなかったかな。たまに食べて、うん、ウマイって思いたい味。

 昼食後に、コングリオの蒲焼の仕込み開始。昨日、焼きながらタレを何度かつけるという、付け焼きにして作ったのだが、タレが魚になじまず、蒲焼っぽくならなかったんで・・・今回は、軽く焼いた後、一日タレに漬けておくという作戦にすることにしまして。コングリオを3枚におろした後、お皿に入れたタレにつけ、冷蔵庫へ。蒲焼は明日の飯です、ハイ。

 そして、夜・・・共に料理をしたがりな、オイラとゴウスケくん。とりあえず、食材はシェアするものの、お互いそれぞれが食べたい風に料理することにしたのでした。オイラは、サーモンで、炙り焼き刺身と、バター焼き。ゴウスケくんは、そのままサーモンの刺身と、ウニ丼を作ってた。と、ゴウスケくんはさらに、買ってきたアワビを焼きはじめまして。あまりに香ばしい磯のカオリに、一口いただくオイラ。うむむ、これは、ウマイ。アワビ、刺身だとコリコリすぎてあまり好みではないのですが、焼くと柔らかくなって、ウマイ。なんか、オイラ的には、牛タンを思い出す食感でして。これはいい!焼きアワビは、オイラもやってみよっと。自分だけで料理していると、ついつい、マンネリな材料で、マンネリな味のものしか作んなくなるもんなんですが・・・自分の味を飛び越えさせてくれるという意味で、人と一緒に料理するのは面白い。

 それにしても、今日は一日魚料理をやってたな・・・う~ん、充実。ザッツ・ビーニャ生活。