Próximo día es lluvioso
テント泊の次の日は雨という法則?

2010.10.23 / Chile (Las Cascadas周辺~Puerto Montt) 本日 自転車90km走行 : Total 22913km走行
天気:雨のち曇時々晴 自転車折りたたみ:1 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→エンパナーダ 夕飯→ラーメンリゾット(自炊) / 宿→Maggy's Family House(6000ペソ朝食付)

(English)
 Today was rain. When I stayed in tent, next day was rain all time...



(Español)
 Hoy era la lluvia. Cuando me quedé en tienda, el próximo día era la lluvia todo el tiempo...
 朝、ポツポツという雨音で目覚める。うぬぬ、なんてこった・・・昨日夜半過ぎから、猛烈な風が吹き始め、なんとなく雲行きが怪しくなるのではないかとは思っていたのだが、やはり降りだすとは。あぁぁ、それにしても、テントをはった次の日に、雨音で起こされるというパターンが、多すぎる。これは何かの法則なのか?

 一応大きな松の木の下にテントをはっていたのだが、十分な雨よけにはならなさそうなので、雨の中、出発することに。ちょっと走って、ラス・カスカダスという町に到着したところで、雨の降りが強くなってきたので、今日は、走るのを止め、宿に入ってしまおうと、宿探し。傍でやっていた道路工事のおじちゃんに、この辺に宿がないかと聞いたところ、ちょっと先のレストランが宿をやっていると教えてくれた。早速行ってみたのだが・・・まだ時間が早いせいか、レストランは開いていない。呼び鈴を鳴らすも、誰も出ない。まだ寝ているのかなぁ、と、しばらく外で待つことに。幸い雨よけはあるし、ベンチもある。ちょいと濡れた服が気持ち悪いものの、1時間ほど待ってみた。

 が、1時間経ってもまったく人の気配がしない。そのうち、雨が小降りになってきた。これは、今日は宿で休まず、前進しろということだな、と判断し、出発。

 ラス・カスカダスの町を過ぎると、また未舗装道路に突入。ここからエンセナダという町までの一区間だけ、ヤンキウエ湖周辺道の唯一の未舗装ゾーンになっているのだ。先ほどの強い雨のせいで、あちこちに泥水の水溜りが。走りにくくてしょうがない。ここも舗装道路にするらしく、あちこちで道路工事をやっているのだが・・・オイラが走る前に、舗装しておいてほしかったなぁ・・・

 しかも、ここ、チリの富士山と言われているオソルノ山が間近に見れる絶景ロードなのに・・・あいにくの曇り空。それでも、走っていたら、次第に雲が薄くなってきて、オソルノ山に最接近する頃には、山に薄い雲がかかる程度となり、完全に山のシルエットが見える状態に。うむむ、昨日、完全に雲がない状態の山は見ていたし、今日の、この薄雲をまとった姿もなかなか雰囲気があってよく、結果的には、この風景に大満足。

 そして、そのまま天気は順調に回復し、空は青空へと変貌してきた。周囲に広がる山々には雲がかかったままなのが、ちょいと残念なのだが、湖と、周囲のファーム風景がいい感じ。そして、エンセナダという町に入ってから、再び舗装道路になり、走りもいい感じに。

 と、気持ちいい走りができるぞ、と思っていたら、再び雲行きが怪しくなってきた。空一面に薄暗い雲が広がったかと思うと、ポツポツと雨が・・・う~ん、コロコロ変わりすぎでしょ、この天気。ちなみに、これから走る予定の、チリ南部の道は、もっと天気が変わりやすい地帯らしい。一年のうちに300日は雨が降るらしくて・・・ちと、憂鬱になる話だ。

 小雨の中走り続け、プエルト・バラスという街に到着。ヤンキウエ湖周辺にある町の中で一番デカイ街だ。湖レジャーを楽しむためのレジャータウンになっていて、小奇麗な街は、いかにもなリゾート感を感じさせる。街が気に入ったら、ここで泊まっていくのもありかも、と思っていたのだが、ちょいとオイラには小奇麗過ぎる街でして・・・あと20kmも走れば、プエルト・モンに到着することだし、いっちゃうか、もう、と、街をグルリと周ったあと、プエルト・バラスを後にして、幹線道路である5号線へ。

 ここからはもう、ひたすらまっすぐなオートピスタ。あっという間にプエルト・モンに到着。プエルト・モンに入るところで、料金所があり、通り過ぎる時に何か言われるかなと思いきや、ここではそのままスルー。オートピスタを自転車で走ってて、とやかく言われるのは、どうやらサンチアゴ周辺だけのようです。北部はよく分からんけど、南部は、特に何も言われないっぽい。

 さて、港町であるプエルト・モンで、久々に海を臨む。しかし・・・海も、でっかい湖も一緒だな、なんか。唯一の違いといえば、港に停泊している船のデカさ。海港であるプエルト・モンには、タンカー級のでっかい船が停まっているのが新鮮に見える。

 そして、ここプエルト・モンでは、これまたスコットお勧めの宿に泊まることに。港近くの高台にある、めっちゃ眺めがいい場所。ゴミゴミした街が一望できる。うん、なんかこれくらいゴミゴミした街くらいが心地いいかも。そして、魚市場以外には特に見所もないというプエルト・モンは、篭って作業するにはいい場所です。明日から、しばらく、ためにためちゃっているビデオ編集に励むことにします、ハイ。