Angelmo
さぁ魚貝だ、と魚市場アンヘルモへ向かったのだが

2010.10.24 / Chile (Puerto Montt) 本日 自転車0km走行 : Total 22913km走行
天気:曇のち晴 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→クラント 夕飯→菓子パン / 宿→Maggy's Family House(6000ペソ朝食付)

(English)
 Today I went to fish market Angelmo.



(Español)
 Hoy fui a pescar el mercado Angelmo.
 さて、プエルト・モンといえば、漁港として有名な場所。実はビーニャで買えるサーモンも、ここ、プエルト・モンから運ばれてきているという話。ということで、プエルト・モンに行ったら、海鮮三昧ラウンド・ツーだ!とワクワクして訪れた場所なのですよ。

 で、セントロから西南方向にちょっと離れた場所にあるアンヘルモという地区に漁港および魚市場がありまして。本日お昼ちかくに、アンヘルモ魚市場へ向かったのでした。

 まず、お腹が空いていたということもあり、マギーおばちゃんお勧めの8番のレストランへ。ここ、とにかくレストランがいっぱいありまして。それぞれ店の名前もあるのですが、「Local 8」とか「Local 23」とか分かりやすいように、お店ごとに順番にナンバーをふって、番地分けしているのです。ですんで、レストランの名前を聞いて行くより、ナンバーを聞いて行った方がすぐに、お目当ての場所に辿り着ける。と、オイラはまっすぐ8番へ向かったのですが・・・その短い間にも、うざいほどの客引きに遭遇。最初は、「オラ、アミーゴ、なんか食べていくかい?」と気さくに話しかけられるのが、嬉しくて、笑顔で対応していたのですが、軒を連ねて並んでいる毎店でそれをやられるので、いいかげんウンザリ。次第に、小走りに、目的の店に向かうオイラなのであった。

 さて、8番の店<レストラン Eli>に入ってオーダーしたのは・・・<クラント>。プエルト・モンの名物料理です。貝と一緒にソーセージやら牛肉・鶏肉を煮込むというごった煮料理。一人前で食べきれないほど出てくるという噂のクラントは、確かに、ドーン、と大迫力。貝、肉のほかに、小麦粉を練った、日本で言うスイトンのようなものも一緒に入っている。で、味はというと・・・まぁ、シンプルなものでして。具材をみて想像する味、そのものです。貝と肉の味です、ハイ。そして、一応平らげたんですが、かなりお腹いっぱいに。これ、たぶん、オリジナルは漁師飯ですよね。力仕事の漁師さんが、パワーをつけるために食べる料理というのであれば、納得する味と量。あ~これ、チャリダー飯に通じるものを感じる。最近オイラがはまっているラーメンリゾットも、米とラーメンという炭水化物に、ありあわせの食材をぶち込んで煮るというものですから。いやぁ、ホント、とにかく腹を満たすということをメインの目的とした、パワー料理だ。自転車走りの次の日だから食べれたけど、これ、2,3日滞在した後だったら、食べ切れなかっただろうな・・・

 レストランを出て、いざ魚市場へ。もうお昼近くだからなのか、閉まっている店もちらほら。それでも、開いている店に並べられた魚を物色してみるも・・・クラントでお腹がいっぱいになっているからか、いまいち魚たちに心を躍らされない。値段も、まぁ、ビーニャよりは安いかな、って感じるくらいで、ビックリするほどの値段でもないし、魚や貝の種類も、ほぼビーニャで見てきたのと一緒。サーモンの本場なのか、鮭が豊富に並べられていたのが、ちょいと新鮮だったけど・・・

 ん~、ビーニャの時のようなモチベーションが湧かない。これ買って料理して食うぞぉという情熱が湧かない。醤油や味噌、さらには、すしのこまで手元にあるんだけどな・・・クラントを食べる前に市場を巡ればよかったか?

 ということで、今日は何も買わずに市場を後に。そして、そのまま宿へ戻り、早速編集作業を開始。ビデオ編集はベッドに寝転びながらではなく、机上にパソコンを置いてからじゃないと、作業が出来ないオイラなのだが・・・4人分ベッドが並べてあるドミ部屋には、机が置いていない。しょうがないので、物置台を机に見立てる。椅子はなく、床にジカ座り。午後はひたすら編集。クラントでいっぱいになったお腹は夕食時も減らず。菓子パンをかじるだけで十分。と、こんな調子で、結構集中して夜半過ぎまでがんばったのだが、一本仕上げるので精一杯。今回作業すべきビデオはおそらく5本。一体、いつプエルト・モンを出発できるのだろうか?まぁ、宿は居心地いいし、街も好きな雰囲気なので、ノンビリ過ごしちゃってもいいんですけど。