Demanda repetida de la salida
旅立ちの催促

2010.11.10 / Chile (Coihaique) 本日 自転車0km走行 : Total 23627km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→シリアル 昼飯→パン 夕飯→惣菜 / 宿→Hostal Maria Ester (8000ペソ)

(English)
 I love this place. So I wanted to stay here more... But I dechided to run again tomorrow. Why did I stay more?



(Español)
 Amo este lugar. Así que quise quedarme aquí más... Pero yo el dechided para correr mañana de nuevo. ¿Por qué me quedé más?
 朝起きると、今日も快晴。ここは、雨が多い地域ではなかったのか・・・それともオイラの晴れパワーが強すぎるのか・・・あぁ、体は休みたいと言っているし、日記書きやビデオ編集をやらなきゃいけないんだけどなぁ・・・そんな気持ちと裏腹に、こんないい場所で、晴れてちゃ、宿で作業なんてもったいないと体が疼く。結局外へ出ちゃいまして。で、今までだと、昼間に外へ出ていても、日が暮れてから宿へ戻って、いろいろと作業する暇があったんだけど、最近、そうもいかない。というのも、日が暮れるのが21時くらいなのだ。それから飯食べたり、シャワーを浴びたりすると、もう22時過ぎ。いや、もう寝ようか、という時間になっちゃうんです。

 昼間、コイアイケの街およびその周辺をブラブラするのはホントに気持ちいいんだけど・・・うぬぬ、これでいいのか?コイアイケでは、体を休ませがてら、作業をしようと思っていたんじゃないのか?宿に篭るために、居心地いいところで、と、一泊8000ペソの奮発したところに泊まっているのに、本末転倒。居心地はものすごくいいのだが、このままブラブラ&作業で、長居しちゃうとなると、金銭的プレッシャーが・・・

 あまりにも居心地がよすぎると、反対に不安になっちゃうもんなんですな。これは旅人の宿命なのか?安住の感が漂い始めると、次の旅への催促が心で疼き始める。

 ということで、もうちょっと居てもいいんじゃん?という心の誘惑を振り払い、明日にはコイアイケを出発することに決心。夕刻、出発の準備に取りかかる。まず、残り少なくなってきた、ガソリンストーブ用のホワイトガソリンを買いに行く。ガソリンスタンドでは売ってなかったので、<FERRETERIA>という車のパーツとか工具とか金物類とか売っている雑貨屋へ行き入手。

 そして、次に、マル・デル・スーというフェリー会社のオフィスに行って、プエルト・イバニェス~チレチコ間のフェリーのチケットを購入することに。実は、この後、チレチコというアルゼンチンとの国境の町へ行き、そこからチリ出国&アルゼンチン入国を果たして、アルゼンチンのルート40を通って南下しようと考えているのです。で、チレチコまで行く方法が二つありまして。ここ、コイアイケから120kmくらい離れた場所にある、プエルト・イバニェスという町まで行き、そこからチレチコまでフェリーに乗って一気にワープする方法が一つ。そして、もう一つは、このままアウストラル街道を走り、ヘネラル・カレラ湖の周囲を走る道を通って、陸路でひたすら走る方法。う~ん、景観豊かなカルテラ・アウストラルをもうちょっと走ってみたい気持ちも若干あり、フェリーで行こうか、陸路を走って行こうか、迷っていているところなんです。

 なので、まぁ、プエルト・イバニェスに到着してから考えればいいか、なんて思っていて、フェリーのチケットなんて、ここで買うつもりなんてなかったのだが、宿のオジちゃんに「プエルト・イバニェス発のフェリーのチケットはコイアイケでしか買えないぞ」と、言われたので、慌てて買いに行くことになったのだ。ホントはこういうふうに、事前に旅の行程を決めてしまうような行為はやりたくないんだけどね。だって、途中で、素敵な場所にめぐり合って、足止めしたくなるかもしれないでしょ。ちなみにフェリーの代金は、人が1900ペソ、自転車が1350ペソ。合わせても3250ペソと、700円くらいなので、万が一、気が変わったら、チケットを棄てちゃうのもありかな、なんて思ってみたりする。