El mundo la mayoría la montaña favorita
世界一好きな山との再会

2010.11.17 / Chile (Bahia Murta~Villa Cello Castillo) 本日 自転車100km走行 : Total 24029km走行
天気:晴
朝飯→パン 昼飯→パン 夕飯→カレーチャーハン / 宿→Hospedaje Austral(5000ペソ)

(English)
 Today I arrived at Villa Cello Castillo.



(Español)
 Hoy llegué a Violoncelo de la Villa Castillo.
 天気は回復し、サイクリング日和。今日は、ビジャ・セロ・カスティージョの町まで100km、未舗装道を走ります。バイーア・ムルタを出発すると、いきなり峠越え。湖周辺というのは、山で囲まれているもんでして。バイーア・ムルタを最後に、ヘネラル・カレイラ湖を後にするこの道は、当然、山道になっているわけでして。

 一山越えると、多少のアップダウンはあるものの、基本的には緩やかな下り坂が続く。追い風も手伝って、走っていて気持ちよい。

 周囲の景色もめまぐるしく変化し、全然飽きない。木々に囲まれた道を抜け、山々を見ながら走り、素敵な色に輝く湖に癒される・・・晴れると世界一美しい林道と形容される、アウストラル街道。最初は、これが世界一?なんて思い、未舗装だし、どちらかといえば、嫌々走っていた道だったんですが、走れば走るほど、この道に魅了されていく自分を感じていまして。大体、出会った最初の瞬間にビビっときて、恋に落ちる一目ぼれパターンが多いオイラとしては、珍しい相手ですわ、このアウストラル街道。しかも、一旦別れたのに、忘れられずもう一度再会しに行くなんてねぇ。そして、ますます惚れ込んでしまうなんてねぇ・・・

 そして、二つ目の峠越えを果たしたところで、遠くにこれまた、オイラが惚れ込んだ、今のところ世界一好きな山、セロ・カスティージョの姿が見えてきた。コチラから走りながら向かうと、まず、山の背(?)が見えてきて、次第に、横姿、そして、正面左斜めからの姿が拝める。前回対峙した時には、右斜めからの姿しか拝んでいなかったんで、今回新たに見えたセロ・カスティージョの魅力的なフォルムに改めて惚れ直す。ん~、やっぱ、いい。素晴らしい山です、セロ・カスティージョ。

 夕刻、ビジャ・セロ・カスティージョの町に到着。早速町の入り口にあったツーリスト・インフォメージョンのオフィスで、セロ・カスティージョトレッキング情報を聞くも、「今、雪が多くて登れないよ。12月に入ってからじゃないと・・・」とのこと。もう初夏だというこの時期でも、まだ雪のため、出来ないアクティビティがあるのかぁ・・・やっぱりパタゴニアは12月以降じゃないと、存分に楽しめないのかぁ・・・ショック。セロ・カスティージョをトレッキングするために、こっちに戻ってきたのに・・・しょうがないので、宿情報を聞き、町の宿へ向かう。と、途中で、「宿を探しているの?うちは安いよ」と、チャリダー姿を見て、声をかけてくれたオバさんについてって、オバさんの宿に案内してもらう。シャワーはお湯なしだけど、キッチンも使えるし、部屋も広いし、まぁいいかと、ここに決める。そして、オバさんに、「ツーリストインフォでは、今雪が多くてセロ・カスティージョトレッキングできないみたいなんですけど」というと、「あら、歩けるわよ。ちょっと待って。地図を持ってきてあげるわ」と部屋の奥からトレッキングマップをひっぱりだしてきてくれた。ん?トレッキングできるのか。なら、明日行ってみることにしよう。