Es una tienda en un día lluvioso
雨の日テントは憂鬱

2010.11.28 / Chile (Cochrane~Lago Vargas付近) 本日 自転車74km走行 : Total 24327km走行
天気:晴のち雨 自転車折りたたみ:1
朝飯→ごはん 昼飯→おむすび 夕飯→パン / 宿→テント泊

(English)
 Today it was rain in the afternoon. I had to do tent in the rain...



(Español)
 Hoy era la lluvia por la tarde. Tenía que hacer la tienda en la lluvia...
 町は素敵だし、泊まっている宿は素晴らしいし、言うことなしのコクラン滞在。もうしばらく居ようかとも思ったのだが、旅人モードが心でうずく。なんかねぇ、アウストラル街道での町滞在は、今までの町滞在と違って、いつも出発のタイミングに悩む。

 コクランも悩んだ挙句、結局今日出発することに。お昼ごはん用に昨晩作っておいたオムスビをカバンに詰め、宿のおばちゃんに見送られ、コクラン出発。コクランの町を出ると、これまで以上にひどい砂利砂利の道が・・・今日も大変な道が続くか、と覚悟を決め、ひたすら前へ進むのであった。

 と、しばらく進むと、目の前に湖が見えてきた。湖は、見飽きた感もあるので、そのまま素通りしようかと思いつつ、チラリと湖の方をみると、これが、素晴らしい湖じゃないですか。空は青空で、太陽がテカテカ輝く最高の湖日和だったというのもあるのですが、素敵に輝く<エスメラルダ湖>に魅せられてしまい、思わず、自転車を止めて湖岸に立ち寄るオイラ。どうやら、そんな想いをするのはオイラだけではなかったようで、ちょっと離れた湖岸には、二人組みの旅行者の姿が見える。つーか、道沿いには、自転車も車も止めてなかったんですけど・・・彼らは歩きで来たのだろうか?コクランからは結構離れてますよ、ココ。

 しばし、エスメラルダ湖を堪能した後、再び走り出す。今日も道は悪いが、景観は抜群。大変なんだけど、ホント楽しい、アウストラル街道走り。

 さて、次の目的地であるトルテルという町まではコクランから110km以上離れている。舗装道路ならば、楽勝で辿り着ける距離なのだが、未舗装かつ山道の状況で、一日で走りきるのは厳しい。未舗装&山道って、平地の舗装道路と比べると、倍くらいキツサが違うんですよ。平地の舗装道路って、だいたい100kmを越えた辺りから疲れが出てくるんだけど、未舗装&山道だと、50kmを走った時点で、体が疲労シグナルを出してくる。今日も60kmくらい走った時点で、疲れてきて・・・しかも、天気が急激に崩れてきて、雨がポツポツと降りだしはじめた。うむむ、今日はこの辺で休むかなぁと、雨宿りがてら入り込んだ林の中で、テントを張る用意を一旦始めたのだが、時間はまだ17時前。しかも、雨は小降りになってきた。もう一走りがんばるか、と、再び、道に自転車をひっぱりだし、ペダルをこぎ始める。

 しばらく、小雨のような雨の中走ったのだが、また雨が強くなり始めたので、また林の中に退避。今度の雨は止みそうもない。さらに降りが強くなってきた雨の様子を見て・・・もうちょっと走りたかったものの、今日はここで諦めるとするか、とテントを張り始めるオイラ。雨を避けるために、張ったテントに早々に潜り込み、パンをかじる。雨の日テントは憂鬱だ・・・イースター島での水びだしテントの光景がトラウマのように蘇る。