(English)
I went to a dock to ride the ferry to Fuego Island. But today Punta Arenas came out on strike. So I couldn't ride the ferry...
(Español)
Fui a un andén para montar la barca a Isla de Fuego. Pero hoy Punta Arenas salió en huelga. Así que no podría montar la barca...
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さぁ、今日はフエゴ島へ渡るぞと、鼻息あらく、7時半に宿を出発したのだが・・・どうも、街の様子がおかしい。まぁ、朝だから、昼間の感じとは違う印象なのかな、とさして気にも留めずフェリー乗り場へとファニーバニーを走らせる。
途中、道のど真ん中になにやら焼け焦げたタイヤか、ベッドが転がっていた。こんな道の真ん中にゴミを置いちゃ、迷惑でしょ、と思って、そのまま走りぬけたのだが、またちょっと走ると、同じような燃えカスゴミが道路の真ん中に置かれている。ん・・・これは・・・ボリビアに入国した時に遭遇した道路封鎖の光景が頭の中にフラッシュバックされる。
そういえば、昨日ペンギンを見れなかった理由が<スト>って言ってたな・・・ひょっとして・・・
前を見ると、タクシーの車が、集まって、まさに、道路を封鎖している。この先にあるフェリー乗り場へは車では入り込めない。歩きか自転車なら、間をぬって、侵入することができるのだが・・・嫌な予感がした。今日は、フェリーに乗らないといけないのだ。フェリーは出ないんじゃないのか・・・
なんとか辿り着いたフェリー乗り場には、誰一人人がいない。とりあえず船はあったので、近づいて、人を探す。船の作業員と思われるオジさんが出てきたので、「オイ、バルコ?(今日船は?)」と聞いてみる。「今日は出ないよ。ストでお客さん、来れないからさ」との返事。あぁぁ、やっぱりぃぃぃ・・・
ストって、ペンギン公園だけのストじゃなかったのね。街を巻き込んだ、相当大きなストだったのね。オジさんの説明では、今回のストは、プンタ・アレーナスだけではなく、プエルト・ナタレス、そして、これから向かおうとしているポルベニールという町でも行われているらしい。
それにしても、ボリビアの時といい、今回の件といい、どうして、船に乗るタイミングでストに遭遇するのだ?しかも、ストが発生するのは、いつも、オイラが出発しようとした日。一日前であれば、切り抜けられたという微妙なタイミング。
まぁ、出ないものはしょうがない。おとなしく宿へと引き返すオイラ。
よくよく見れば、車は変なクラクションを鳴らして走り回っているし、ガスを上げるな!というメッセージペイントをしているし、チリの国旗を黒く塗るという反逆の証なのか、いつもはチリの国旗をたなびかせて走っている車が、黒いビニール袋を旗代わりにたなびかせている。
さらに、思い出してみれば、プエルト・ナタレスの町でもなんか変なデモ行進に遭遇したんだよなぁ・・・今考えると、アレは、今回のストの前兆だったのかもしれない。
さらに、さらに、昨日、セノ・オトウェイに向かう前に寄ったガソリンスタンドの激混みは、ガス値上げ直前に、とにかく車にガソリンを入れておこうという駆け込み需要だったんだな、きっと。
うぬぬ、いつもと違う街の風景は、何かの前兆。もっと街の変化に敏感にならないといかんな。
まぁ、ウシュアイアに到着してから、ゆっくりやろうと思っていたHPの更新作業やらなんやら、やらねばならぬことは山ほどある。この停滞はいい機会なのかも、と、戻った宿では、一日コモってパソコン作業。
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