Problema de la cadena
友よ、ここまで来てダウンとは

2011.1.23 / Argentina (Rio Grande) 本日 自転車12km走行 : Total 25608km走行
天気:晴時々曇 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→パン 夕飯→ステーキ / 宿→Hostel Argentino(70ペソ)

(English)
 Today I wanted to run from Rio Grande. I run out of the town by bicycle. But I had trouble of bicycle. I could not run. So I returned to the town.



(Español)
 Hoy quise correr de Rio Grande. Propongo fuera del pueblo a bicicleta. Pero tenía dificultades de bicicleta. No podría correr. Así que devolví al pueblo.
 ウシュアイアまであと200kmちょい。がんばれば後二日で辿り着けるぞ、と気合を入れて朝7時に起床。ちょいと早めに朝食を出してもらって、いざ出発。

 力を入れてペダルを踏み込んだ瞬間、ガリガリガリと嫌な音がして、チェーンが空回り。昨日、ここ、リオ・グランデの街に到着して、宿にチェックインした後、すぐ近くの自転車屋へ向かって、原因だと思っていた、ギアのホイールを交換してもらったんだけど(ついでにリアのスポークスが一本折れていたので修理)、状況はあまりよくならなかったんですよ。

 まぁ、もう少しだし、昨日の感じだと大丈夫でしょ、走れるっしょ、なんて思っていたんですが、昨日は追い風だったから走れたのだ。今日は、街を出るのにまず向かい風。踏ん張らないと前に進まない。ギアを一番軽くすれば、なんとか漕げるんで、がんばってみたんだけど・・・街を出る頃に、症状が悪化。ギアを一番軽くした状態でも、頻繁に、ガリガリとチェーンが空回りする現象が起きるようになってしまった。

 う~む、これは何が原因だ?と、この時点になってようやく、ガリガリの原因を探求し始めるオイラ。漕ぎながら、チェーンまわりの動作を見てみると、どうやら、リアスプロケット&ギアあたりは問題なさそうで・・・ペダルのついている前ギアで、ガリガリとチェーンがカラ回っちゃっている様子。

 あ、そうか・・・

 前ギアはもう限界なのだ。ココまでの走行距離は25,000kmを越えている。その間、リアスプロケットやチェーンは交換したものの、前ギアは一度も交換していなかった。

 このチェーンの空回り現象は、前ギアが磨耗してしまったため、チェーンとかみ合わなくなってしまったことが原因だろうと思う。いや、きっとそうに違いない。う~ん、それにしても、いろんな自転車トラブルに遭遇してきたけど・・・まだまだ新しいトラブルに見舞われるもんだな。というか、パーツを定期的に交換していれば、こういうトラブルは避けられるんだけど・・・でもね、使い尽くしてこそ、見えてくる限界や症状ってもんがあるんですよ。限界まで使い続けると、こうなるっていうことを一度体験しておくことは大事って、思うのですよ。

 ウシュアイア直前の100kmは、西方面へ走ることになる。北西風が吹いていたら、思いっきり向かい風。この状態で突っ込むと、かなり厳しいことになりそう。なんといっても、ゴール間際の道を、イライラしながら走るのは、嫌だ。せっかくココまで一緒に頑張ってきた前ギアだから、ウシュアイアまで働かせてあげたいとは思うんだけど・・・いや、それは、オイラの身勝手な想い。友は、ガリガリと限界の悲鳴を上げているんだから。

 ここは、ひとまず撤退。リオ・グランデに戻って、自転車屋で前ギア交換をしてもらうことにしよう・・・と、戻った街の店はほとんど閉まっていた。今日は日曜日。自転車屋はお休みです。