Go to Namib Desert
ナミブ砂漠の夕焼けがすべてを忘れさせてくれる

2011.4.2 / Namibia (Noordoewer付近~Sesriem) 本日 自転車0km走行 : Total 26024km走行
天気:晴
朝飯→パン 昼飯→パン 夕飯→パスタ&焼肉 / 宿→Sesriemのキャンプサイト(125ナミビアドル)

(English)
 I arrived at Sesriem. This place is gate to Namib Desert.



(Español)
 Llegué a Sesriem. Este lugar es la verja a Desierto de Namib.
 昨日の走りはいいペース。この調子で走れば、今日、この旅一番のメインイベントとなる<ナミブ砂漠に沈む夕日>を拝むことができる。世界でもっとも美しい砂漠と言われているナミブ砂漠、ナミビアで一番行きたい場所なのですよ。他のメンバーも同じ気持ちで、夜明け前の朝6時、空がうっすらと白み始めたのを見計らって早々と出発。

 今日の運転はダイスケくんから。次の運転のために、バッチリ睡眠をとっておこうと思って後部座席で寝かせてもらっていたオイラ。ふと目覚めると、後ろから、警察車両が追ってきているではないですか。路肩に寄るよう指示され、車を止める。どうやら、途中で検問所があったらしく、そこで一時停止をしなければならなかったのだが、人が立っていなかったので、そのまま素通りしちゃったらしい。検問所まで引き返すよう、指示され、そこで、取調べが始まった。運転していたダイスケくん、国際免許証を持っていない。「免許証出して」というポリスの指示に、「持っていないです」と・・・

 一時停止違反と無免許ということで、検問所のおじさんが言うには、罰金2500ナミビアドルとのこと。ひぇぇ~、高い!30,000円弱の出費・・・これは、賄賂でも払って、なんとかまけてもらうしかない、とおじさんと交渉を試みるも、なんか、的を得ない返事しか返ってこない。なんだこの対応と思っていたら、「ハイウェイパトロールを呼んだからちょっと待て」と。どうやら、検問所のおじさんは、アルバイト的な存在で、権限のある人は別のところにいるらしい。待つこと30分。一台のパトカーが近づいてきて検問所で止まった。降りてきたのは、今起きたばかりといわんばかりのシャツに短パンという姿のふつうのおっちゃん。が、どうやら、この人が権限のある偉い人のようで、先ほどの検問所のおじさんとなにやら話をしている。そして、オイラたちの方を振り向いて、こう言った。

 「今回のところは、一時停止違反は見逃してやる。無免許ってことで、1000ナミビアドルだけ払っていけ」

 おぉ~、ありがたい。まぁ、異国で交通違反の切符を切られるのは精神的にきついけど、罰金が半額以下になったのにはホッとした。その場で書類が作成され、これをもって町の警察署でお金を支払って来いとのこと。え?支払いはここじゃないんですか?不透明なお金の徴収を防ぐため、お金の支払いは、警察署の窓口でしか行っていないとのこと。しかも、警察署のある町は、ここからしばらく戻ったところにあるとのことで・・・しょうがないので、もと来た道を戻る。

 町の警察署でお金を支払い、とりあえず、交通違反作業は終了。再び走り出すオイラたちだったのですが・・・ポリスのおっちゃんに「無免許、もう一回やったら、刑務所行きだからな」と脅しをかけられてまして。早くも、4人で交代運転計画は、ここで終了。これからは、期限切れとはいえ、国際免許証を持っているマサさんとオイラの二人で交代で運転することになる。

 気を取り直して進みましょう、ということで、走り始める。マリエンタルという町から脇道へ入り、セスリムという赤い砂漠の見れる場所への入り口となる町へ向かう。交通違反手続きに意外と時間がとられてしまったため、砂漠の夕焼けに間に合うかどうか、怪しくなってきた。運転しているオイラ、気持ちが急いて、ついついスピードを飛ばし気味になる・・・と、ここは未舗装の砂利道。ふっと気を緩ませた瞬間に、タイヤが持っていかれた。グィングィンと蛇行しはじめる車。ドリフトってやつです。人生初ドリフト体験をしましたぁ。いやぁ、お三方、ヒヤヒヤさせてしまって申し訳ない。以後、気をつけて運転します。

 さて、そんなセスリムへの道、<セスリムはこちら>って目印がないんですよ。誰しもが行くであろうナミブ砂漠への道なのに、案内板がないって・・・そんな様子からナミビアという国の観光に対する力の抜き具合が見て取れます。とにかく、この道でいいのか不安になってきたので、途中、すれ違った車のおじさんに、セスリムまでの道を聞いてみた。すると、「途中まで一緒の道だから、案内してやる。ついてこい」と、前を走り始めたおじさん。四駆のおじさんの車はあっという間に前方に・・・いやぁ・・・うちらのセダンはそんなにスピード出せないんですけどぉ・・・

 おじさんたちが走っていったであろう道を走る。しばらく走っていたら、道脇に先ほどのおじさんの乗っていた車が止めてあった。一休みして眺めのよい風景を堪能していたおじさん「おお、ようやく追いついたか。この道の先が二手に分かれているから右に入って、そのまままっすぐ。で、左手にバルーンの看板があるから、そこを左に曲がれば、セスリムだ」と丁寧に教えてくれた。

 おじさんの言ってた通りに、分岐道を右に進むも・・・バルーンの看板なんて出てこない。ひょっとしたら通り過ぎてしまったのでは?と引き返したりするものの、見当たらない。と、途中で、セスリムの宿を案内する地図を発見。その地図に従って進むと・・・ありました左への折れ道。そして、その折れ道の脇に、確かにバルーンの看板があったんですけど・・・ちっちゃ。目印にするにしては、あまりにもちっちゃいバルーンの看板・・・

 とにかく、セスリムまでの道が分かったので、急いで向かう。時刻はすでに5時半。後1時間もすれば日が暮れてしまう。間に合うのか、砂漠の夕焼け・・・

 セスリムに到着。入ったところに、キャンプサイトがあったので、泊まれるか聞いたところ、バーベキューができるサイトは満員だとのこと。しょうがないので、別のロッジに行って泊まれるか聞いてみたら、そこはメッチャ高くて断念。刻々と時間だけが過ぎていく・・・

 先ほどのキャンプサイトに戻ってみると、一人のオネエサンが話しかけてきた。さっきのオイラたちの熱意にまけ、一つキャンプサイトをあけてあげたと。ラッキー、無事、泊まれることに。そうと決まったら、泊まる手続きをする前に、とりあえず、夕焼けの砂漠を見たいと、ツアーがないか聞いてみる。が、ツアーは16時で終了とのこと。なんてこった、と思っていたら、車があるなら、車でいけるわよとのこと。砂漠は、悪路のため、四駆じゃないと行けないと聞いていたのだが、どうやら、四駆じゃないといけないのは、一番奥の5km地点だけらしい。そこまでは道は舗装されているので、セダンでも十分いけるとのこと。じゃぁ、早速行きましょう!ということで、砂漠公園内のパーミッションをとり、車に乗り込む。しかし、一番奥にあるソススフレイという絶景スポットまではどうやっても間に合いそうもない。行けても、途中45km地点にあるDune45という砂丘までだ。とりあえず、Dune45を目指しましょうと、走り始めたが、思ったより日の入りが早い・・・ということで、急遽、途中にあったビューポイントに車を止め、引きの画の砂漠を堪能し、近くにあった砂丘に上って、砂丘の向こう側に広がっているであろう景色を見ることに。

 目の前には夕日に照らされ真っ赤に染まった砂漠が・・・

 美しい・・・

 南米でいくつも砂漠を見てきたオイラですが、この赤い砂漠は別格。

 違反切符を切られ、めげていたオイラたちですが、ナミブ砂漠がすべて洗い流してくれそうです。そして登り始めた、砂丘・・・歩きづらいです。一山越えればって、その一山越えるのがえらい大変。結局日没までに頂上には辿り着けず。ま、今日のところは十分堪能できました。残りの楽しみは明日の朝日を浴びた砂漠の風景に期待ってことで。

 さて、キャンプサイトに戻って真っ暗な中、テント設営。で、夕食の準備と思いきや、バーベキューをやる場所がない。急遽あけてくれたキャンプサイトだからなのか、設備がないのだ。レセプションに戻って、飯が食べれない、と泣きつくと、しょうがないから、レストランのキッチンを使うといいわと、取り計らってくれまして。ラッキー続きです。これからいいことがありそうな流れになってきましたよ、ナミビア旅。