Rough Road
楽々辿り着けるはずだったのに・・・

2011.4.7 / Namibia (Swakopmund~Windhoek) 本日 自転車0km走行 : Total 26024km走行
天気:晴
朝飯→パン 昼飯→パン 夕飯→パスタ / 宿→The Cardboard Box Backpackers(ドミ90ナミビアドル)

(English)
 Today's road was tough road.



(Español)
 El camino de hoy era el camino duro.
 今日は、400km弱走って、ヴィントフックというナミビアの首都に行くだけ。この旅で初めて、途中で特になにもせず、早めに宿に入って休める日。

 スワコップムントからヴィントフックまでは幹線道路が続いている。しかしその幹線道路、若干回り道になっているのだ。地図によると、昨日、ベルヴィッチアを見に行った道を通れば、ほぼ直線でヴィントフックまで行ける。昨日走った感じだと、道も悪くなさそうだったし、こっちから行ったほうがいいんじゃないか、ということで、側道で行くことに決定。側道、オプウォからスワコップムントに抜けた道が意外と走りやすかったから、今回、この側道を走ることにしたんですけど・・・このチョイスは、完全に間違いだったと気づくのは、しばらく走り出してからだったのでした。

 というのも、この側道、途中から山に入って、ひたすらアップダウンが激しいくねくね道が続きまして。しかも、道がとにかくひどい。石がゴロゴロ転がっている砂利道、車は上下に揺れっぱなし。やっぱり急がば回れですな。幹線道路が回り道になっているのにはワケがあったんですよ。山を避けて走りやすい道になっているに違いない。いやぁ、この道だと、60km/h以上出すのは危険。しかも上り坂は20km/hしかスピードがでない。距離的には近いかもしれないけど、時間がめっちゃかかる。午前中にはヴィントフックに到着する予定だったのですが、15時近くにようやく到着。

 あ~、走っているときにはしんどかったこの山道なんですケド・・・今振り返れば行ってよかったって思えるんです。なんでかというと、途中、峠を越えたところから見えた風景は絶景だったし、なんといっても、途中で、野生のゴリラ(ヒヒ?)らしきものが見えたんで。いやぁ、テンションあがりますよ、野生動物。アフリカ道、想像していた以上にいろんな動物たちと出会えるんで、ウハウハしてます。インパラは普通にそのへんにいるし、イボイノシシの親子がヨチヨチと道路を渡っているのが見えたりする。途中には象注意の看板があったりするんで、運がよければ、象に遭遇したりするのかもしれない。

 さて、宿にチェックインして、久々のベッドに横たわる。とにかく、今日は何もせず、ゆっくり休みましょう。食材を買出しに行き、早めに食事作り。このメンバーだと、いつもシェア飯はパスタです。

 さて、ヴィントフックで泊まった宿には、オイラたち以外に、数人、日本人旅行者が泊まっていた。その中の一人、ヒロミさんはなんとチャリダー。ケープタウンから出発して、ナミビアに自転車で突入したという。いやはや、オイラもチャリダーなんです、と挨拶をしたものの、ナミビアへは車でドライブしちゃっている身で・・・なんとなく、気後れ。いや、実際、ヒロミさんから話を聞いても、ナミビアチャリ旅、大変そうで、車で来てよかったとは思うんですけど、実際に走っている人を目の前にしたら、なんだか悔しいという、ちょっぴり複雑な気分。

 夕刻、これからナミブ砂漠を見に行くんで、と出発したヒロミさんを見送る。がんばってくださいね~。これからアフリカを北上するというヒロミさんのルートは、途中からオイラのチャリルートとかぶる。ぜひ、ケニアあたりで再会しましょう。

 ハードスケジュールでお疲れなオイラたち4人は、早々と就寝。明日から怒涛の帰路ドライブが待っている。最後まで、気を抜くことなく、安全運転でね、ハイ。