Fish River Canyon
おまけ気分で寄ったのに

2011.4.8 / Namibia (Windhoek)~SouthAfrica(Bitterfontein付近) 本日 自転車0km走行 : Total 26024km走行
天気:晴
朝飯→パン 昼飯→パン 夕飯→パン / 宿→車中&テント泊

(English)
 We went to Fish River Canyon today.



(Español)
 Fuimos a Cañón del Pescar Río hoy.
 さて、今日から二日かけて一気にケープタウンに戻る。帰りはひたすら走りまくる予定だったのだが、これまで寄ったナミビアの見所が、すべてハズレなしの大当たり。こりゃ、行けるようなら行きましょうか程度の想い入れしかなく、おまけとして残しておいたフィッシュリバーキャニオンも、きっと凄いだろうから、寄っときますか、という流れになりまして。本日、帰り道沿いにあるフィッシュリバーキャニオンを訪れることにしたのです。

 キャニオンで戯れる時間を考えると、朝早くに出たほうがよい。朝食つきとは言われていたものの、宿の朝食は断念して、4時に起きて、暗い中出発。ナミビアと南アの国境近くにあるフィッシュリバーキャニオン。キャニオンに辿り着くまでは、ひたすら走る。

 ナミビアの検問に敏感になったオイラたちは、ここんところ、交通規制をきっちり守る優良ドライバー。どんなに急いでいても、制限速度の看板のスピード以上は出さないし、止まれの標識があるところでは、周囲に人や車がなくても、ピタッと一旦停止する。

 そんな安全運転でも、予定以上に早い時間にキャニオンに到着することができた。国立公園入口で入場料を支払おうと、レセプションへ。そこで、係員のおじさんに「お前ら、日本人か?」と聞かれた。「そうです」と答えるオイラたち。

 と、津波は大丈夫なのか、と話し始めたおじさん。おじさんが言うには、ナミビアから、日本に対して、復興を願って、相当額の援助を送ったという。ありがたい話です。公務員で月給が20000円程度から始まるという、決して裕福ではない国ナミビア。ここからも、日本は応援されているんです。そう、アフリカに入って、南ア、ナミビアと、出会う人出会う人が、地震&津波の心配をしてくれる。なんか、オイラ自身は、何もできてないんだけど・・・アフリカで出会う人たちが、日本を心配してくれる心に触れ、暖かい気持ちになっちゃって。この遠く離れた国の人たちの心配&応援する気持ちがすこしでも日本でがんばっている人たちに届くといいな、と思う。

 そして、そんな気持ちを示してくれる人たちに対して出てくるのは「ありがとう」という言葉。で、ここでふと、僕ら旅人は、そんな気持ちを示してくれる海外の人たちに、直接的に「ありがとう」って感謝の意を表す、ってことがやれる存在なんだ、と気づいた。物質的に援助してくれたことに対して、そして、気持ちだけでも、日本に対して想ってくれていることに対して、きちんとお礼をいっていくということも大切なことの一つなんじゃないかと。そして、日本からは遠く離れた国の人たち一人一人に、直接ありがとうって言えるのは、今海外に出ている旅人たちなのではないかと。

 そんなことを考えながら、キャニオンに入場。しばらく走っていると、展望台らしきものが見えてきた。車を止め、展望台に登ってみると・・・

 大好きなゴツゴツ風景が広がってました。

 テンションあがりまくり。グランド・キャニオンに次いで世界第二位の規模を誇るというフィッシュリバーキャニオン、迫力は半端ない。キャニオン全体が発する圧倒的な迫力は、言葉にならない。書けば書くほど言葉がチープになっていきそう。そして、写真でも到底納まりきれなかったのですが・・・迫力の断片くらいは切り取ったつもりなので、ぜひ写真でお楽しみください。

 そんな大迫力のフィッシュリバーキャニオン、渓谷内を5日くらいかけてトレッキングするコースも用意されているという。う~ん、時間的制約がなければ、トレッキング挑戦していただろうな、ここ。

 おまけで訪れたキャニオンでこんなにも心を動かしてくれるとは。そして、うれしいことに、ここのおまけで訪れた場所で、さらなるおまけが・・・キャニオンからの戻り道で、なんと、野生のシマウマに遭遇したのですよ!道の遠くの方に四足の動物の影が見えて。最初ロバかと思ってたんですけど、近づくにつれ、縞の模様が見えてきて。そりゃもう、テンションあがりまくり。いやぁ、アフリカの平原で見るシマウマのかっこいいこと、カッコイイこと。

 いやぁ、ナミビア、最後の最後まで、一度もガッカリさせることなく楽しませてくれまして。こんだけすごい観光資源を持っているんだから、交通網を発達させて、もっとアクセスしやすくすればいいのに・・・とは思うのですが、この広い国土に人口300万人弱しか住んでいないというこの国、バスとか走らせても、採算がとれないんだろうなぁ・・・

 さて、渓谷を堪能した後、まっすぐ道をひた走り。予定通り本日、ナミビア出国&南ア再入国完了。長かったようであっという間だったレンタカー旅も、残すところあと一日。