(English)
It was cloudy all day long today.
(Español)
Estaba todo el día nublado anhele hoy.
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今日はおそらく100km越えとなる走りになりそうなので、朝、早めに起きる。空がようやく明るくなり始める中、テントをたたんでいると、太陽が昇る方向の空が、真っ赤に燃えているじゃないですか。おぉ、この朝焼けは、海岸に出て見ないと!と、慌ててファニーバニーにまたがり、海岸へ。燃えるような赤い色は和らぎ、若干オレンジ帯びた朝焼けに染まる海岸に到着。いやぁ、今日も素敵な風景がみれたぜい、と朝からテンションがあがるのだが・・・ビックリするような色の朝焼けが見える日って、天気が崩れる傾向があるのですよ。今日も、例外ではなく、空は一面曇。昨日の快晴空からのこの変わりようは・・・いやぁ、最南端到着、昨日でよかったですよ。今日のような天気だったら、テンションダダ落ちだったに違いない。
そんなわけで、一日曇り空だった本日、走っていてもあまり面白くありません。緩やかなアップダウンがひたすら続く丘道。特に何が見えるわけでもなく、何が起こるでもなく。ひたすら続く道。まぁ、パワーアップ・ファニーバニーでなら、なんてことはない道だ!と快調に走っていたら、突然、ガリガリガリッと嫌な音がして、チェーンがからまわりしはじめた。おぉ、何事、とギアを見てみると、なんと、後ろギアのディレイラー部分が地面にこすれちゃったため、変な風に曲がっちゃっているじゃないですか。
これは大変。
慌てて、手で曲がりを直してみる。外れてしまったチェーンをひっかけ直し、ギアをカチャカチャ切り替えてみたら・・・とりあえず問題なく、動作。なんとか通常の状態に戻ったようだ。
実は、前輪ギアの歯が少ないほうにギアをシフトすると、径が小さくなる分、チェーンにあまりが出来て、ギアのディレイラーが大きく開くことになっちゃうようなのですよ。で、ただでさえ、タイヤがちっちゃいため、地面近くにあるディレイラーの下部が、ホントに地面すれすれになっちゃいまして。水平な道なら、こすれずに走ることもできるのだが、ちょっと勾配があって溝が出来ていたり、段になっているような場所だと、今回のように、ガリガリいっちゃうようでして。(と、この時は思っていたのですが、どうやら、歯の少ないギアを多用していると、ギアとチェーンの噛みあわせがおかしくなるらしく、チェーンがいつのまにかずれて、へんなところに食い込んで、ガリガリいうようになるらしいということが後で判明)
うぬぬ、いい感じで改良パワーアップができた、と思っていたのに、こんなところに落とし穴があるのですねぇ。やっぱり純正仕様以外のことは、なにかしら無理な部分があるのですな。純正ってそれはそれで、最適なカタチで考えられているワケで・・・
ま、だんだんジャジャ馬になっているこのファニーバニーを乗りこなすのが、面白いっちゃぁ面白い。致命的なトラブルじゃなければ、トラブルを楽しむ心の余裕がある。いい感じの心のバランスです、今。
さて、がんばって走ったおかげで、17時前に目的地であるSwellendamに到着。宿にチェックインしたところで・・・BazBusというバスについて宿のオネェサンに聞いてみた。
実は、この後、絶景続きと言われるガーデンルートという場所に突入することになるのですが・・・この海岸沿いにあるガーデンルートとちょっと離れた場所に、オーツホーンという町がありまして。ダチョウ農園で有名なオーツホーン、寄ってみたくなっているのですよ。が、オーツホーンに行くのに、山をガッツリ越えねばならない。いくらパワーアップ・ファニーバニーに乗っているとはいえ、アップダウン続きの道を走り続けてて、ちょっと山越えはツライなぁって思ってたオイラ・・・ここは、オーツホーンまでバスで行って、そこから自転車で走り始めてガーデンルートに突入するのって、いいアイデアなんじゃない?って思いつきまして。
南ア、走り始めたら、意外と広いことに気づきまして・・・全部自転車走りは多分無理。いや、時間をかければいいんですけど、オイラには、二ヶ月以内にモザンビーク入国を果たさなければならないというタイムリミットがある。
で、ここ、南アの海岸沿いルート、BazBusという便利なバスが走っているのですよ。このBazBus、事前に連絡しておけば、海岸沿いにあるバックパッカー宿の入り口まで迎えにきてくれるという超楽々バス移動手段。そんなBazBus、一度は乗ってみたいと思っていて、これはいい機会、ここで乗っておくかと思ったのですが・・・オイラが行きたいオーツホーンまではBazBusは走っておらず、途中のジョージという場所まで行って、そこから別のバスに乗り替えねばならないと言われまして。
だったらバスは諦め、自転車で走るかぁと思ったところ、ジョージからオーツホーンまではバスがフリーで乗り継げるよ、と。ええ?どういうこと?どうやら、オーツホーンの宿でこれまた事前連絡しておけば、ジョージまで車でピックアップしてくれるサービスがあるようなのだ。おぉ、それを使えば、オーツホーンまでいけるじゃない、と早速申し込み。ジョージまでの190ランドを支払って、バスチケット入手。
ということで、明日はバス移動です。久々に朝ゆっくり寝てられるのがうれしい。
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