(English)
Today I run on Mozambique road.
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朝起きて、出発準備を整えて、アルメンドさん宅のドアをノックする。昨日の晩「出発する時には起こしてくれ」と言われていたので。息子さんとともに出てきたアルメンドさん、これから水を補給するために水汲み場まで行くというので、一緒に出発。ポリタンクを持って出たアルメンドさんたち、水汲み場は、すぐそこにあるというのだが・・・すぐそこ・・・って、きっと1時間くらい歩いたところにあるんだろうな・・・
そして・・・朝起きて改めて明るいところで道の状況を見てみたら、完全に砂道じゃないですか。昨日の夜はこんな道の上を1時間半も自転車押していたなんて・・・普段だったら絶対やらないな。気持ちがテンパっていたからこそできたのかも。そして、足がなんかチクチクすると思って、靴の裏を見たら、トゲトゲの変な実が刺さっているじゃないですか。いやぁ、靴でよかった。タイヤに刺さってパンクなんてことになっていたら、泣いてましたよ、昨日の状況で。
さて、幹線道路に出たところで、アルメンドさんたちは反対方向に行くというので、ここでお別れ。なんだかんだありましたが、いい人で感謝してます。テン場に関して、今まで一度も危険な目や面倒な目にあってこなかったから、完全に気持ちが緩んでいたところだったんで・・・いい教訓にもなりやした。
で、走り出したオイラの目の前に、なにやらビニール袋を木にくくりつけた風景が。近づいてみると、これ、カシューナッツ売りの看板のようで。このビニール袋があるところには、カシューナッツ売りがいるってわけで。モザンビークの道路にはいたるところにいるんですよ、この売り子さんが。
前回買ったカシューナッツは、昨日、テントの中で食べきっちゃったんで、手元にナッツがなくなってしまってまして・・・ええ、また買っちゃいました、カシューナッツ。だって500m走る毎にビニール袋を木にくくりつけたカシューナッツ露店があるんですもん。とにかく、見せて見せて、購買欲を煽るという、マーケティングの基本戦略に忠実なカシューナッツ売りに・・・負けました。それにしても、このカシューナッツ売りの露店商のお兄さんたち、一日中ボ~と、客が食いつくのを待っているようなのですが・・・オイラはまんまと買ってしまいましたけど、そんなに売れるもんじゃないでしょ、幹線道路の道端では。一日どれくらいの売り上げがあるんだろ・・・?
のどかなモザンビーク道、買ったカシューナッツをポリポリ食べながらひた走り。いやぁ、モザンビークってフォトジェニックなんですよぉ。ドコにカメラを向けても画になる。最初は、いちいち自転車を止め、ポケットからカメラを取り出して撮影していたんですけど、あまりにもシャッターを切るタイミングが多いもんだから、久しぶりにカメラを片手に持ちながらのチャリ運転。走りながら撮影しまくりでした。
とにかく、人がフレンドリーなモザンビーク。「ボンジア!」と挨拶すると、明るく返してくれる。ああ、オイラはここに居ていいんだって思わせてもらえる、うれしい瞬間です。
そうそう、モザンビークの女の人、キュートな子が多いような気がします。たまにハッとするようなかわいらしい人とすれ違ったりして・・・そんな娘さんにニッコリ笑って手をふられちゃったりしたら、そりゃもう、一日中ハッピーですよ、ええ。
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