Flat tire and rain
今日も続く、パンクと雨攻撃

2011.7.11 / Mozambique(Maxixe~Massinga) 本日 自転車69km走行 : Total 29760km走行
天気:晴のち雨時々曇 パンク:1
朝飯→ハンバーガー 昼飯→ビーフプレート 夕飯→チキンプレート / 宿→Pensao Alegre(500メティカル)

(English)
 Today it was rain sometimes. I run in the rain by bicycle.



 真夜中、雨の音で目が覚める。どうやらまた降り始めたらしい。あぁぁ・・・勘弁してくれぇ・・・と嘆きながらも、二度寝するオイラ。ま、天気相手には、心配してもしょうがないですから。寝て待つのが一番の策。

 で、朝、起きたら・・・日が差していた。でも、空は雲が多く、雲行きは怪しい感じ。走り始めても、晴れたり曇ったりと天気は安定しない。

 一応、朝、昨晩買っておいたハンバーガーを食べて出発したのだが、ビミョウに腹の足しにならず、すぐにお腹が空いてきた。で、走り始めて一つ目のデカイ町に着いたところで、レストランを発見したので、早めの昼飯を食べることに。ガッツリ食べて、さぁ、気合入れて走るぞぉ、と思って走り始めたら、ポツポツと顔に当たる雨粒・・・雨が降り始めてきてしまった。昨日と同じく、木の下で雨宿りをして、雨脚が弱まったのを見て、再び走り始めたのだが・・・今度は、お尻に違和感が・・・えっ???・・・昨日に引き続きまたしても後輪がパンク。

 実は、後輪、タイヤがもうダイブ磨り減ってしまってまして。おそらく、昨日今日と続いている連続パンクは、タイヤの寿命が原因だと思われる。タイヤが磨り減っちゃうと、道に落ちている様々な突起物が、タイヤを貫通してチューブに穴を開けやすくなっちゃって。パンクが多発するようになっちゃうんですよ。しかし、しかしですよ、タイヤが磨り減るのが早過ぎる!ケープタウンを走り始めた時に新しいタイヤに履き替えたので、まだ3ヶ月も経っていないのに・・・それなのに、もう一本へたってしまうとは・・・南米では半年くらい大丈夫だったはずなんだけどなぁ・・・ま、タイヤの減りが早いのは、後ろに積んでいる荷物が重すぎるせいなんですけどね。南米の後半戦は、上野山荘別館に結構な荷物を置かせてもらっていたんで、タイヤへの負担が小さかったんでしょ。

 とりあえず、この磨り減ったタイヤでは、この後もパンクが続くだろうから、ここいらが交換時かと判断し、ここでオニューのタイヤと交換することに。しかし、ちょいと気になるコトが・・・このペースだと、残り2本の予備タイヤで、ケニアまでもつだろうか、という不安が心に沸き起こる・・・ナイロビでまた日本からの救援物資要請をしなきゃいかんだろうな、とは思っていたのだが、思ったより磨耗ペースが早いタイヤ。ケニアまでタイヤがもたないと、どこで、救援物資要請をすべきか・・・ま、この辺は、なるようにしかならないから、今からいろいろ考えてもしょうがないか。

 さてと、後輪タイヤを新しいのに履き替える際、チューブも新品のモノに入れ替えたので、きっとこれで、2ヶ月くらいはパンクなしサイクリングを楽しめるはずだ。シュバルベタイヤ、磨り減りさえしなければ、ほとんどパンクしないタイヤなんでね。

 パンクするかも、という心配をしなくてよくなり、さぁ、気持ちよく走るぞぉ、と思って走り始めたら、また、ポツポツと顔にあたる雨粒。なんだよぉ・・・どうやら、モザンビークは、オイラを先に進ませたくないらしい。今日の雨は、昨日に増してヒドイ。止んだと思って走り始めたら、猛烈にまた降り始め、しかも、今日の雨はなかなか止まない。今日は距離が短いので楽勝だぜぇ、昼過ぎには着くんじゃない?と思っていたマシンガの町になかなか辿り着けない。

 晴れていれば心地よいモザンビーク道も、雨だと全然気分が盛り上がらない。あぁ、なんだかワープしてきたくなってきてしまった・・・誰か車に乗せていってくれないかしら・・・

 雨宿りを繰り返し、少しずつ進んでいたのだが、このペースだと、今日中に辿り着けない、と判断し、最後はもう、雨が降りしきる中、走る。で、ようやくマシンガの町に到着。雨は降っているし、服はビショビショだし、ということで、今日はテントではなく、部屋に泊まることに。最初は700メティカルと言っていた部屋代を、雨に濡れてかわいそうでしょ、アピールをして、なんとか500メティカルに下げてもらい、チェックイン。

 ただ今、ぬれた服を乾かしながら、この日記を書いております。そして、外から土砂降りの雨音がします。明日も雨かな・・・あぁ、どうなるのでしょう、この先のモザンビーク旅・・・