(English)
I staied in Chimoio more.
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この宿には、結構ひっきりなしに旅人が訪れる。オイラが来たあと、カップルの中国人がやってきて、昨日の朝、アメリカ人のおじさんと、ドイツ人のカップルが出発して、で、夕刻また新しく、イギリス人の男性がやってきてて。
オイラがネットカフェに行っている間にやってきていたこのイギリス人の男性、オイラがテラスでパソコンを広げ、日記書きの続きをやっていたら、テラスにやってきて、ミシュランのロードマップを広げ始めた。アレッ、と思って見ていると、オイラの視線に気づいたその男性が「庭の自転車、キミの？僕もサイクリストなんだよね」と話しかけてきたじゃないですか。
そのイギリス人チャリダーはワイネさん。フランスからスタートし、21ヶ月かけてここに辿り着いたらしい。で、通ってきたコースが・・・これでもかっていうくらい、アフリカ道を走ってまして。スペインからモロッコに入って、それ以降、まず、アフリカの西側の国を徹底して走っている。オイラも大抵徹底して行きたい道を走るタイプだと自負していたけど、いや、オイラなんて足元にも及ばないほど行ける所は徹底して足を伸ばして走っているんですよ、ワイネさんは。とりあえず、今までのコースで走れるのに走ってないのは、唯一アンゴラの道だけという徹底ぶり（ちなみに、一つの国でも、ただ単に通り過ぎるために走るのではなく、走れる道には積極的に入り込んで走る、という驚くほどの徹底ぶり）。アンゴラは、ビザが５日分しか下りなくて自転車では走れないから、としょうがなく諦めたとのこと。で、一旦中央に入り、コンゴ民主共和国、ザンビア、ボツワナ、ナミビアを走って、南アへ。そして南アから、東側の北上を開始し、モザンビークへようやく辿り着いたって話なのですよ。そりゃ、21ヶ月はかかるって話ですよ。実は、昨日の晩は、途中から日記書き作業は中断し、そんなワイネさんの西アフリカ談義をずっと聞いていたのですよ。
で、今朝も、一緒に朝飯を食べながら、オイラがこれから進もうと思っているルートについていろいろアドバイスをもらうことに。まずは、ジンバブエのお勧め安宿情報から・・・で、今のオイラの一番の悩みゴトである、ウガンダかルワンダまで走った後、どうやって西側に向かおうかというルート検討に、いくつかのアイデアをもらう。
とにかく情報がなくて、不安だった西側アフリカ。実際に走ったワイネさんから「すごく楽しいよ、西側」といろいろな話を聞いてると、抱えていた不安より、期待の方が膨らみ始めちゃって。ワイネさんの話を聞く前は、ウガンダから飛行機でガーナあたりまで飛んじゃおうか、なんて考えていたのだが、今日は一転、アフリカの中央地帯もガッツリ走り、コンゴ共和国かガボンあたりから西を北上したいなぁって思うようになってきちゃって・・・ただねぇ、「結構砂道がたくさんあるからがんばって」って言ってのが気にかかるんですよねぇ。雨や風や犬や坂や砂利道にはなんとか慣れてきたんですけど、砂道だけは、どうしても慣れないんデス・・・
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