(English)
Today I returned back to Harare.
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習ったフレーズがなんとかこなれてはきているし、旅心もくすぶり始めてきたところで、タイミング的にはいい出発日ではあったので、本日出発することにしたのですが・・・いざ、出発となると、寂しさの感情が押し寄せてきて、まだココに居てもよかったかも、という未練が沸き起こる。
めっちゃ素敵な人たちに囲まれ、純粋に音楽に没頭することができたこの二週間、オイラにとって相当有意義な時間となりました。前の日記にも書いたけど、こんなにも一つのことだけができる時間を持てるなんて、旅途中ならではのこと。そして、こういう時間を持つことが、どんだけ、幸せなことか。
ガリカイさんにお礼を言ってガリカイさん宅を出発し、「途中まで送っていくよ」と言ってくれたテゥナシとともに、道を歩く。そして、いよいよテゥナシとの別れとなる、村の入り口での分岐路で、別れ際、テゥナシとこぶしを合わせて「またね」と日本語で。
「またね」とは再び会おうという再会の意志をこめた挨拶。
そう、またきっと会えるさ。ここで、涙をこぼしている暇はない。さぁ、オイラはムビラというニューアイテムを携え、旅再開だ、と、久々の自転車でヨロヨロしながらも、走り始める。ハラレを素通りし、次の目的地であるマシンゴへ・・・と言いたいところでしたが、今日はハラレでストップ。
というのも、ちょいとハラレでやっておくことがありまして。それは、パスポートの増刷。アフリカに入って、ビザで一ページ使う国が増え、パスポートのページがどんどん減っていくようになりまして。まだ残りページはあるものの、ここいらで、ページを増やしておかねば、と思っていたのです。ということで、増刷を安くやってくれると聞いていたジンバブエの日本大使館へ行ったのですが、結構高かった。でも、まぁ、お昼休みに入る前、ギリギリに辿り着き、お願いしたら、今日の午後には出来上がるようにやっとくよ、といわれたので、やってもらうことに。
で、待っている間に、ネットカフェに行って、久々にホームページの更新作業。そして、その後、銀行に行って、ATMでお金の引きおろしを試してみることに。とりあえず、手持ちのお金はあるのだが、引き出せるのなら引き出しておきたい米ドル。ひょっとしたら、ここでもダメかも・・・と思いながらATM操作をしたら、なんと、問題なく、お金が手元に。しかも、ドル札が。なんだよぉ、これだったら、モザンビークでわざわざランドをおろしに南アまで行かなくてもよかったんじゃんか。モザンビーク旅、あの時の手持ちのドルだけでなんとかなったなぁ・・・と思えるのは今だから。分かってしまえばなんてことはないことも、分からない時点では不安の要素以外なにものでもない。そう、この不安の要素を心から消すために、オイラは未知の場所に挑んでいるような気がする。
さて、無事、増刷されたパスポートを受け取り、これで、心置きなくハラレを去れる。明日、本格的に旅再開だぁ。
あ、そうそう、ガリカイさん、2013年に日本に来日する予定になっていて、おそらく超絶ムビラプレイを披露されるのではないかと。日程が近くなったら、たぶん、このWebでも情報を載せようと思ってます。こんなチャンスはめったにないので、ぜひぜひ、ガリカイさんの感動のムビラ演奏をその目で見て、耳で聴いて、いっちゃってください~
それと、モウひとつ・・・ハラレの宿、25ドルのホテルに泊まっちゃったんですが、スモール・ワールド・ロッジという宿が7ドルで、テント泊出来るらしい。スモール・ワールドの存在は知っていたのだが、街の中心からちょっと離れていたので、めんどくさがっちゃったんだよなぁ・・・しまった。
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