(English)
Today was cloudy and sometimes rain.
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グレートジンバブエ遺跡に満足して、さぁ、今日は次なる目的地ブラワヨに向けて走りはじめるぞっと、起きたら、いきなりの曇天。昨日まで雲ひとつない晴天がずっと続いていたのに・・・しかも、パラパラと雨まで降っちゃっている。
おぉぉ、危なかったよぉ・・・ハラレにもう一日居たりして、グレートジンバブエに行くのが一日遅れていたら、悪天候の中での遺跡見学になるところだったよぉ。もしそうだったら、グレートジンバブエ遺跡の印象は悪いものになっていたに違いない。
と、ホッと喜ぶ反面、この天候の中、今日は走らねばならないことへのメンドクササが心の中に生じる。空一面が厚い雲で覆われ、天気回復の兆しがなく、しかも雨が降っているって・・・普段だったら、間違いなく走るのは諦め、休憩日とするのですが、ジンバブエビザの残り日が少なくなってきていて、国境越えがギリギリになりそうなオイラとしては、休んでいる余裕がない。
しょうがないので、曇天の中出発することに。昨日、自転車で行ったオイラとは、別行動で、バスでグレートジンバブエに向かって、遺跡内で無事遭遇した、宿の同部屋のタクヤくんに見送ってもらい、走り始める。
疲れはまだまだ残っている体を鞭打って、100km先の町まで走る。太陽の日差しが照り付けない分、走りやすくはあるのだが、曇天だと気分がもりあがらない。もともとあまり面白みがないこの辺の道の風景が、さらに殺風景にみえる。道中特に、語ることもないまま辿り着いちゃった町。今日も宿で休みたいなぁ、と宿探し。で、宿がいくつかあったものの、どこも高い。25ドル以上。一泊90ドルなんて宿もあった。う~む、しょうがない、これは町を抜けてブッシュキャンプかなと、町外れまで走ったところで、おそらくこの町最後の宿を発見。ここも高いんだろうけど、一応聞いてみるだけ聞いてみるか、と宿に入って受付で聞いてみると、やっぱり一泊25ドル、だと。いやぁ、この値段は払えない。と、広い庭があったこの宿、ダメもとで、「テント泊させてもらえませんかね?」と聞いてみたところ、「いいけど、いくら出せる?」ときた。おぉ!?「5ドルでいいですか?」と返すと、「ま、いいわよ」との返事。やったぁと、早速庭にテントを張っていると、さっき交渉したオバちゃんと一緒に、目つきがきつそうなオバちゃんがやってきた。そのオバちゃんが、「20ドルでどう?」と言ってくる。てっきり天気も悪いし、安くしておくから、部屋に泊まりなさいよ、と誘ってくれているのかと思ったら、なんと、テント泊の代金の交渉だった。いや、その後だしジャンケン的なお金の請求はズルイっしょ。もう、ここに落ち着く気でいるのに・・・テント泊で20ドルだったら、シングル部屋にするって。その額が出せないから、テント泊ってお願いしたっつーのに・・・「え~、さっき、そのオバちゃんが5ドルでOKって言ってくれたのに」と駄々をこねはじめると、最初にOKしてくれたオバちゃんが、目つきの悪いオバちゃんを、なんとか納得してくれて、結局5ドルで泊めてくれることになった。ふ~・・・
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