Technique of African bicycle shop
アフリカ青空自転車屋の匠技

2011.8.20 / Zimbabwe(Bulawayo) 本日 自転車12km走行 : Total 31510km走行
天気:晴 自転車折りたたみ:1 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→パン 夕飯→ライス+ビーフシチュー / 宿→Packers Paradice Lodge(テント泊US10ドル)

(English)
 Today we stayed in Bulawayo.



 さて、今日もチャリ整備の続きを始めるお二人。「チャリダーってこんなにも自転車をいじくるもんなんですか?」と疑問を投げかけるヒロキくん。いや・・・チャリダーの人って、それなりにこだわったチャリに乗っているんで、こんなにも時間がかかる自転車トラブルは発生しないものなのですよ。お二人の自転車の状態はちょっとひどすぎ。これだと、走っている時間より明らかに整備している時間の方が長くて・・・チャリ旅っていうより、チャリ整備旅になっちゃってるじゃないですか。

 で、必要なパーツを買いに行くというヒロキくんに付き添ってオイラも自転車屋へ。相変わらず青空自転車屋なアフリカの自転車屋、ここで後輪ブレーキの調整をしてもらうことになったのだが・・・ブレーキワイヤーの長さを調節するのに、自転車屋のオヤジが持ち出してきたのは、トンカチと、鉄道のレールの一片。ワイヤーをレールの角に乗せたと思ったら、いきなりトンカチの一撃で、ワイヤーをカットしてしまったオヤジさん。おぉ、ワイヤーカッターなんてものは使わないのですな。それにしても、トンカチとレールでワイヤーを切ってしまうとは・・・すごい匠技を見せてもらいました。前回の釘でのチェーンの打ち抜きといい、いやぁ、アフリカ自転車修理技術、荒いけれども、なるほど、その手があったか、とハッとさせられます。

 とりあえず、必要なものは手に入れることができたので、戻るか、と青空商店街を抜けたところで、アボガドが売っていたので、オイラが買っていると、隣で、ヒロキくんが、「お、マトゥインビーがある」と言って、お兄さんに味見をさせてもらっていた。何?マトゥインビーって・・・と、覗いてみると・・・なんと、芋虫を干したもの。はわわ、芋虫系だけは、苦手なオイラ、まぁ、死んで干してあるものであれば・・・と、店のお兄さんが渡してくれた一匹をおそるおそる試食。すると、味は、まぁ、悪くない。酒のおつまみとして考えれば、いい味だったりする。いやぁ、一人だったら、絶対に試食すらしないだろうけどね、ヒロキくんと一緒だったからということもあり、流れで、一袋購入までしちゃいました。おやつ代わりに、ポケットから取り出して、ポリポリやるかぁ・・・