(English)
I run on the way to Victoria Falls all day long. It was too hot today, too.
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テントをたたんで走りだす。今日も走りは快調、めっちゃ走りやすいんですよ。何が走りやすいかというと・・・ブラワヨからビクトリアフォールズへ続く道、ほとんど車が通らない。ハラレからマシンゴに向かう時に体験したトラック地獄と比べると、まさに天国と地獄。いや、たまに車が通ったりするんですが、おそらくそれは、ビクトリアフォールズへ向かう旅行者の車。同じ旅行者であるオイラに、優しくて、走っている自転車の脇をスレスレで走り抜けようとする車なんてないのデス。
そんな道を、気分よく走ってたら、あっという間にお昼。お腹が減ったので、小さな村に到着したところで、地元レストランを見つけ、サザ飯をオーダー。久々にサザ飯を食べると、ウマイな。ずっと食べつつけちゃうと、飽きちゃう味なんだけど。さて、食べ終わって、店のオネエちゃんに、水の補給をお願いしているところで、アジア人っぽい女の人が入って来た。「外の自転車あなたの?」と英語で話しかけてきたので、「ええ」と答えると、「これからビクトリアフォールズ?私たちはバイクで向かっているのよ」と、後から入ってきた旦那を紹介された。夫婦でバイク旅をしているお二人、ジェーンさんとダリウスさん、マレーシアスタートで、ユーラシアを西に走り、モロッコからアフリカに入って、西アフリカを北から縦断して、今、折り返しで、北上中とのこと。オイラが南米から来たという話をしたら、「海をどうやって渡ったんだ?」と聞いてきたので、「いや、飛行機で」と答えると、「ああ、そうか、自転車は簡単に飛行機に乗せられるんだもんな」とうらやましげな目で見られた。そうっすよね、バイクで、世界を周ろうとすると、その辺がめんどそう。でもね、絶対バイクの方が楽ですよ。オイラが後3日かけて行くビクトリアフォールズに、今日中に辿り着けちゃうんだもん、お二人のバイクなら。
食事を始めたお二人に、「また、ビクトリアフォールズで会いましょう」とお別れ。ん?連絡先も、ドコに泊まるかも聞いていないのに、また会えるのか?一見、社交辞令的な挨拶にも聞こえるところですが、そこは、旅のマジック。こういうのって、適当な挨拶が現実となったりする。縁があれば、また会えちゃうもんなんですよ。
さてさて、午後も順調に走り終え、適当な場所で、今日も野宿。なんか、野宿が普通になってきたな、アフリカ旅。
【今日のイラストメモ】
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