(English)
Today I entered to Botswana. After I entered botsuwana side, I could saw some elephants on the road! That was Africa! This situation was exciting for me.
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さて、本日、ビクトリアフォールズを出発。ワニ肉食べたし、100テラリオンジンバブエドル札を手に入れたし(ちなみに、今はもう流通していないジンバブエドル札、小額紙幣なら、よく道に落ちていますが、話題の高額紙幣は入手困難。入手するには、ここ、ビクトリアフォールズで、怪しげに声をかけてくるお兄さんたちからゲットするしかないようです)、もう、思い残すことはない。ジンバブエ側を見たから、次は、ザンビア側のビクトリアフォールズに行くんでしょ、と思いきや、違うんですねぇ。ザンビア側のビクトリアフォールズはひとまず、置いておいて、ボツワナに行くことにしたんです。
アフリカを縦断すべく北上しているんじゃなかったの?ボツワナって西にあるでしょ?しかも、ちょっと南に戻ることになるんじゃないの?
いや、非常にメンドクサイルートどりになっているのは重々承知なんですが、ボツワナに、オカバンゴデルタ、という魅惑の地があるのですよ。プラネット・アースで、一度ならず、なんども取り上げられていたオカバンゴ。プラネット・アースファンとしては、ぜひともこの目で見ておきたい場所でして。
ということで、目指せボツワナ、目指せオカバンゴ、と走り出したオイラ。ボツワナに向かう道を曲がったところで、立ち話をしていたおじさんたちに話しかけられた。
「どこへ行くんだ?」
「ボツワナです」
「この自転車でか?」
「はい」
「・・・キミはライオンが怖くないのか?」
この辺一帯は、野生動物が生息しているとのこと。ゾウは普通にいるし、下手すると、ライオンが出てくるらしいのだ。
いや、もちろん、怖いですよ、ライオン、と答えるオイラであったが、おじさんたちは、「いや、本当に怖いと思っているなら、自転車なんかでこの道を通ろうとは思わないはずだ」、と。うん、そりゃ、一理ありますが、でも、怖いとは思っていても、そこに突入するっていう矛盾した気持ちが、人間の無謀さってもんなんですよ。
さんざおじさんたちに脅されたものの、そこから先のジンバブエの道で、出会ったのは、インパラさんたちばかり。ま、一度だけ、ゾウに遭遇したんですけど・・・考え事をしながら走っていたら、気づいたら目の前に、ゾウが4頭ほど、道脇に居た。オイラも驚いたのだが、ゾウもビックリしたようで、オイラが慌ててカメラを取り出している最中に、あっという間に、ブッシュの中へと消えていってしまった、という一瞬の遭遇があったんです。
そんなこんなで、平穏に国境へ到着。ジンバブエの出国手続きをすませ、ボツワナ側に入ると、なにやら、おばさんが、待ち構えていた。「食べ物持ってない?」「トマトとニンニクとショウガと小魚の乾物を持ってますけど」「他はいいけど、トマトはボツワナに持ち込んじゃダメ。ここに置いていくか、食べちゃって」、とおばさん。そう、ザンビアは、検疫が厳しいのです。しょうがないので、トマトをその場で食べる。ただ、ここの検疫、チリのように、荷物を全部ひっかきまわされて調べられるようなことはない。自己申告制。
トマトを食べ終わった後、ボツワナのイミグレに入り、入国手続き。ここはビザは必要なく、ツーリストカードに記入して、スタンプをもらうだけで大丈夫。問題なく、入国手続きをすませ、いざ、ボツワナを走り出す。と、道端は、ゾウのフンだらけ。実は、さっき、ジンバブエで、見たゾウたちを写真で捉えられなかったのが心残りなオイラ、せめて、フンだけでも、と道端にやけにたくさん落ちているゾウのフンを写真に撮り終え、顔をあげたら・・・道路の先に、巨大な影が!!!じ、実物のゾ、ゾウじゃないですか。今回は、カメラがすでにスタンバイされているし、絶妙のシャッターチャンス!!!、と、自転車をこぎこぎ、近づこうとしたら、「Wait!」とストップがかかった。隣の車線に車が止まっており、その車のオニイサンが、猛然とゾウにつっこもうとしているオイラにストップをかけたのだ。「ダメだ、ゾウが道を渡りきって、離れるまで止まってなきゃ」と、オニイサン。ああ、そうですよね、ゾウを見てテンションがあがっちゃったんですが、よくよく考えたら、ゾウの群れにつっこもうなんて、相当な危険行為。小ゾウもいるんで、親ゾウが子を守るために、オイラに向かってくることも充分考えられる。ということで、車と並んで、しばし待ち状態。
いやぁ、でも、普通にゾウが道を横断して、それを普通に待っている状態って・・・よく考えるとめっちゃシュールな状況なワケですよ。
野生動物が、ゆる~い感じでいるよ、とは聞いていたけど、入国早々、この現実を目の当たりにできるとは。いやぁ、入国早々、衝撃な、ボツワナ。なんつーか、この<動物と剥き身で対面している>というシチュエーションって、相当、興奮モノなんです。体験するたびに、体の底から、ゾクゾクした感じが湧き上がってくる。
すでにゾウは離れていって、安全な状況にはなったのだが、しばし、このゾウの群れが遠くに消えていくのを見送った後、走り出したオイラ。で、途中、道脇に立っている柱に白いペンキを塗っていたおじさんが、オイラとすれ違う瞬間「居るよ」と言ってきた。居る?なんのこと?と、ふと、横を見たら、めっちゃ近くに、ゾウが5頭ほど、草を食べているじゃないですか。いやぁ~ん、なんすか、このゾウが普通に居るという状況。
その後も、首をまわせば、道路脇に広がる草原にゾウが見える。すげーぞ、ボツワナ。
到着したカサネの町の近くには、ゾウがめっちゃみれます、ということで人気のチョベ国立公園があるのですが・・・チョベなんか行かなくても、めっちゃゾウがみれちゃいますやん。
【今日のイラストメモ】
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