(English)
Today we saw Okavango from airplane.
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今日は空からオカバンゴを堪能することになりまして。ただ、セスナフライト、3人乗りと5人乗りの二種類あって、5人で挑んだほうが、さらに安くなる。ということで、あと二人、一緒に行く人たちがいないかなぁ・・・と同乗者を探すオイラたち。シュンさんシム先生とバスが一緒になった、というアルゼンチン人のキャロルは、セスナには乗らないっていうし・・・あ、ちなみに、長旅中のキャロル、ヤイバマテの葉を2kgもバックパックに詰めているらしい。さすが、アルゼンチン人、マテ茶が手放せないのですな。
と、そこへ、新たにカップルがこの宿に泊まりに来た。レセプションで、チェックインをしながら、フライトのことを尋ねているお二人・・・「あの三人が今日フライトに行くから、一緒に行くと安いわよ」と宿のオーナーに勧められ、「それはちょうどよかったわ」と一緒にフライトすることになったのは、オランダ人のジュリアとマネンゴの素敵なカップル。実は、お二人とは、ビクトリアフォールズでも出会っていたらしい・・・「あなた、いつも、パソコンで作業してたでしょ」とオイラのことは覚えてもらっていたみたいで(あはは、なんたる印象をもたれちゃったのか)。そんなお二人とは、いい再会(?)となりまして。その後臨んだのモコロツアーも一緒に行くことになるし、シュンさんにいたっては、マウンの後も、彼らのレンタカーに同乗して、ナミビア&南ア旅をすることになるのですよ。
ちなみに、5人乗りのフライトだと一人当たり85ドルほど。10ドルも安くなる。
さてさて、オイラたちが行くのは、夕刻のオカバンゴを眺めるサンセット・フライト。で、セスナに乗る空港は町なかにある。いつも自転車で行く10kmの道をいかねばならぬのだが・・一緒にいくマネンゴたちは車持ち。「乗って乗って」というマネンゴの運転する車に遠慮なく乗せてもらい空港へ。
空港近くのオフィスで手続きをすませ、いざ空港へ。セスナとはいえ、インターナショナル空港の一部を利用しているらしく、空港に入る手続きがめっちゃ厳しい。水類の持込は厳禁だし、フライトチケットとパスポートをチェックされ、金属チェックまでされる。で、この金属チェックにオイラは引っかかった。いや、カメラもiPodもポケットからだしたんですけど・・・ベルトも布だし・・・ひょっとしてメガネですか?とメガネを外して、金属チェックゲートを通過するも、「ビー」と警報音がなる。ん~、なんでだ?「ひょっとして、ピンとかしてないですか?」とオイラの伸びた髪を見て、いう検査官のおばちゃん。ああ、そうか、髪ピンか。ええ~でも、アルゼンチンの空港ではまったくチェックにひっかからなかったんですけど、髪ピン・・・それにしても、なんですか、ここ空港のの検査の過剰なまでの敏感さは。
皆さんをお待たせしちゃって、ようやく、セスナへ。颯爽とオレンジ色に染まりつつある空へと飛び立つオイラたちを乗せたセスナ機。眼下に広がる世界は、まるでミニチュアのようだ。町周辺の乾いた世界が、オカバンゴの中に入るにつれて、緑の世界へと変わっていく。
おぉ、これがオカバンゴ・デルタか・・・
憧れのオカバンゴを一望している状況に、最初は興奮するオイラ。さぁ、動物は・・・と目を凝らして眼下の緑の大地を見るも・・・動物が全然見えない。
あれっ???
セスナはインナーデルタのモレミ地区まで入り込み、目に見えるのは、緑豊かな水草地帯なのに・・・動物が見えない。オカバンゴは、もっと動物で溢れている世界だと思っていたのに・・・インパラが飛び回り、シマウマやヌーがたむろっていて、ゾウがノッシノッシと歩いていて、バッファローを狙うライオンが居て・・・という光景が見れると思っていたのに。
ただの、水草地帯じゃん。
ところどころで、数頭のゾウが歩いているのは見えたものの・・・それだけ。1時間のフライトはあっという間に終わり、再び空港へと舞い戻ってきたオイラたち。
いや、確かに、蛇行して広がる青い川の筋、そして、その周りに広がる緑の湿地の、乾いた大地とのコントラスト・・・すばらしい景色でしたよ。これはこれで、この風景を見るのを楽しみにしてたんで、満たされた気持ちはあるにはあるんですが、第一目的の動物がこれじゃぁ・・・
こんなもんなんですか・・・オカバンゴ。
正直期待はずれの感があった。明日から、一泊二日でオカバンゴ・デルタの中へモコロで入り込むツアーに参加するつもりなんだけど・・・なんか、テンション落ちてしまったオイラ。あ~、わざわざオカバンゴのために、ボツワナ遠回りだけど、自転車でやってきたというのにぃ・・・
【今日のイラストメモ】
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