Food of Malawi
マラウイではこんな食事を

2011.10.4 / Malawi(Nkhotakota付近~Kande Beach) 本日 自転車118km走行 : Total 33482km走行
天気:晴のち曇
朝飯→パンの後チキン+ライス 昼飯→屋台飯はしご 夕飯→ラーメンチャーハン / 宿→Kande Beach Camp(テント泊750マラウイクワチャ)

(English)
 I Malawi there are a lot of villege along main road. So I could get food and water anywhere.



 マラウイ湖沿いの道を走っているのだが、マラウイ湖は見えない。湖を眺めながら走ることを期待してたのに、ちと残念。

 さて、民家がずっと続いているマラウイ、ちょっと走ると、すぐモノが売られているゾーンに辿り着く。で、そのゾーンでは、もちろん、食べ物も売ってまして。レストラン的なものは、少々大きな町に出ないと無いのですが、果物や、屋台的なおつまみ食べ物なら、どこでも買える。ということで、マラウイ道、あんまり食べ物の心配をせずに、走れるのが心地よい。相当走っても、揚げドーナツしか食えないザンビアとか、しんどかったもんなぁ・・・

 今日は、そんなマラウイでの、走りながら食べているもの日記。

 まず、朝、テント内で、軽くパンを食べて、出発。すぐに、果物売りのおばちゃんを発見するので、バナナやグァバを購入。バナナは4つで10マラウイクワチャ(5円程度)。大きさは違うものの、バナナ4つで1ドルしていたジンバブエと比べると、マラウイでは、気兼ねなく、果物が買える。

 んで、しばらく走って小腹が空いてきたら、揚げドーナツを買って食べながら走る。ちなみに揚げドーナツは一個10マラウイクワチャくらい(5円程度)。ザンビアでは一個500ザンビアクワチャで10円くらいしたから、ほぼ半額で同じものが食える。ああ、やっぱり食べ物が安いっていい・・・食べ物の値段って、腹ペコチャリダーには、その国を走りやすく感じるかどうかの大きなファクターだったりするのです。

 んで、ちょっと大きな町に辿り着いたら、レストランに入って飯。ライスとチキンのセットで350マラウイクワチャ(180円ほど)。これにコーラ70マラウイクワチャ(35円ほど)をつけても、250円しない。チキンが小さいのがナンだけど・・・米がたらくふ食えるのがいい。マラウイ、たいていのレストランで米がちゃんと用意されている。

 そして、マラウイは、米がウマイ。

 メニューに載っているのに、「ライスはない、サザしかない」と言われ続けたジンバブエのレストラン事情とは大違い。やっぱりね、米ですよ。そうそう、ブラジルで知り合ったコンちゃんがブログに<パン食じゃなくて、米食じゃないと・・・日本人なんで>と書いていまして。ああ、オイラは、パンが続いても全然大丈夫な人だぞ、と思って読んではいたんだけど・・・両方選べるからどちらを選ぶ?と言われるのなら、選ぶのは、断然、米食。というのも、パンと米では、持久力に差が出る。腹持ちが違うのだ。パンを食べた時、食べた後は、満腹感で包まれるのだが、しばらくすると、もうお腹がすいてくる。次の食事時間まで、何かつまんでないともたない。が、米を食べた後の場合、結構、次の食事時間までそのまま何も食べなくてもいられる。自転車で走っている時は、特にそれが顕著に出てくるので、なるべく、米飯が食べたい。サザやシマ飯も、腹持ちはそれなりにいいんだけど、米には及ばない。

 こんな感じで遅めの朝食で腹を落ち着かせ、後は、ところどころで、屋台飯をつまみながら、走る。途中で思わず買ってみた、米が詰まった揚げ物は、マラウイで初めて見た食べ物だ。これも一つ10マラウイクワチャ。調子に乗ってたくさん食っても、お値段はお手ごろなのが嬉しい。

 で、食べ物はいいとして、水はどうなの?と突っ込むアナタ。水の大切さをよくご存知ですね。その、一番気になる水なんですが・・・これは、地元水に耐性がある人なら、問題なし。マラウイでは、10kmごとくらいにある村集落のほとんどどこにでも、井戸があるのだ。お腹が弱い人だと、ひょっとしたらお腹壊しちゃうかもしれないケド・・・地元水を飲みなれているオイラは、大丈夫でしたヨ。

 たまにしか井戸がなかったモザンビークやジンバブエでは、井戸はいつも混雑していたので遠慮がちにもらっていたのだが、マラウイくらい頻繁に井戸があると、空いていて、水がもらいやすい。ということで、マラウイでは水は最低限しか持たず、なくなったら、井戸へ行って、水をくれるよう、お願い。

 さてさて、話を食べ物に戻しまして・・・しばらく走り続け、そろそろ米パワーが切れ始めたな、と思ったら、肉パワーで補充。屋台飯、肉料理もあちこちで食べられるんです。といっても、油で揚げる安牛肉料理なんですけど。売られているのは内臓系も多い。レバーとかが、パワーになるのですよ。

 そんな、つまみ食いマラウイ旅。お気づきかと思いますが、揚げ物ばかり。自転車で一日中走っているので、カロリー消費的には問題ないんですけど・・・ビタミンが補給できていないんじゃ・・・いや、問題はありませぬ。なぜかトマトだけは大量にどこでも売られているマラウイ。トマト丸かじりで、ビタミン補給ッス。

 さて、本日後半になって、ようやくマラウイ湖が見えるようになってきまして。今日は、マラウイ湖畔にあるキャンプ宿に、テント泊することに。しかし、このキャンプ宿に辿りつくまでが大変だった。マラウイ湖が見えるというものの、幹線道路からはちと離れていまして。湖畔に行くには、幹線道路から外れて、未舗装道を通っていかねばならない。その未舗装道2.5kmほどが、ずっと砂道だったのが、きつかった。何度、キャンプ宿に行くのは止めて、この辺で野宿しちゃおうと思ったことか。しかし、キャンプ宿までがんばって行って正解だった。穏やかな砂浜ビーチが広がり、波の向こうに、島がポツンと見える、絶好のロケーション。

 ただ、ちょっとね、太陽が雲で隠れちゃったのが残念。自転車走り的にはよかったんだけど、湖を見るならやっぱり、晴れてないと・・・ま、明日晴れることを期待するとするか。


【今日のイラストメモ】