(English)
Today I arrived at Zanzibar Island by ferry. Here is good palce.
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またしても詐欺にあってしまったのではないか、と気が気ではないオイラ、ちょっと早めに、昨日のチケット売り場へ行ってみることに。11時に来てと言われていたところを、10時半に到着。すると、昨日のおじさんが待っていた。とりあえず、ホッとする。で、領収書と引き換えに、おじさんからチケットを受け取り、チケットを見てみたら・・・<20$>と書かれている。20$ってことは、シリングに置き換えれば30000シリング。レートが悪くても32000シリングってところだ。つーことは、10000~8000シリングほど、マージンを取っていたってことなのか。しかも、自転車代の30000シリングの記述はどこにもない。これは、丸々おじちゃんが懐にいれちゃったんですか、と文句を言おうと思ったところ、
「今日は、出航が早くなったみたいだ。11時に出発しちゃうから、急いで急いで!」とせかすおじさん。オイラに文句を言わせないつもりか?
たぶん、普通に買ったら、20$で買えたんでしょう、フェリーチケット。しかも、自転車代はかからなかったのかも。ああ~、昨日は、お金を払う前に、詐欺警報が鳴り出したのになぁ・・・流れにのってしまったオイラはまだまだ甘い。
たぶん、出発が早まったなんてウソだと思いつつも、とりあえず、いそいでフェリー乗り場へ。そして、フェリー乗り場の入り口で、バッジをつけた係員らしき人が、声をかけてきた「ここで、5000シリング払って」と。なんだそりゃ、入港税か?入港税だったら、このチケットに<Tax Include>って書いているぞ、と抗議してたら、別のおじさんが、「そのまま行っちゃってかまわないから」と、オイラを先導してくれた。なんなんだよ~、5000シリングって、謎のふっかけは。あ~、でも、ワケわかんない状態だと、思わず払っちゃう人とかいるんだろうな、ああいうふっかけに。
それにしても、タンザニア、油断も隙もありゃしない。
とりあえず、フェリーに、自転車を積み込み、乗船。もぎりのおじさんに出航時刻を尋ねたところ、12時半とのこと。やっぱり、出航が早まったなんてウソだったんだ、ふ~・・・
詐欺っていうか、めっちゃマージンをふんだくるチケット売りオヤジにひっかかってしまったオイラ。そんなマージンオヤジも、一応、あれだけのお金を取ったからにはと、良心が痛んだのか、用意してくれたチケットは、VIP席チケットだった。クッションの効いたフカフカシートで揺られること3時間、ついにザンジバル島に到着。
ファニーバニーとともに、船から降り、船着場から出ようとしたら、「ちょっと待て、パスポート」と係員の人に止められた。今はタンザニア領だが、以前は独立国家だったザンジバル、その頃の名残で、イミグレがある。そして、このイミグレは今でも機能していて、ザンジバルに入るのに、入国カードに記入しなくちゃいけないし、なんと、パスポートに、ハンコまで押されてしまうのだ。
とりあえず、入国(?)手続きをすませ、ザンジバルタウンへ。お目当ての宿は決まっていたので、そこへ向かおうと自転車を押していたら、「宿まで案内するよ」と近づいてくるお兄さん。いや、このパターンは、もう結構。「自分で分かりますから。案内しても、お金払えませんよ」と言うと、お兄さんはどこかへ行ってしまった。うむむ、このお兄さんは、案内チップ目的だったらしい。こういう方が、分かりやすいし、断りやすいなぁ。「お金なんていらないから」といって近づいてくる人の方が怪しい。そういう人の方が大きな落とし穴を掘って待っているものなのだ、とフェリーチケット事件を経たオイラはそう思っちゃったのだが・・・って、そんな疑心暗鬼になっちゃっていいのかぁ・・・ホントにいい人だっているはずだぞぉ・・・現に、タンザニアに入った初日、メガネのお兄さんは、何の見返りもなしに、親切にしてくれたじゃないかぁ・・・なんて想いが、頭の中をグルグル巡る。
う~ん、この<人を信じる、信じない>の、さじ加減が難しいんですよねぇ。ま、これまでのノンビリアフリカからは変って、タンザニア、ケニア、エチオピアは、騙し確率が高いと言われている要注意地域。注意は怠らず。詐欺警報が鳴り始めたら、流れにのっちゃわないことが大切だな。
さてさて、到着したザンジバルは、めっちゃ素敵なところでした。低かったテンションを一気に上げてくれまして。キューバを思い出すしなびた感じ、そして、このゴミゴミ感、ゴチャゴチャ感・・・ああ、なんか心地いい。
【今日のイラストメモ】
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