(English)
I walked around Stone town. There were many good foods.
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今泊まっているパールゲストハウスの裏は、バス乗り場になっており、多くの人で賑わっている。人が集まるところには食べ物が並ぶ、というのが、世の常でありまして。ここ、バス乗り場の周辺も、その例にもれず、露店がひしめき合う食べ物マーケットとなっている。
マラウイ、タンザニアに入って、露店で売られる食べ物のバリエーションが増えてきたことにウハウハしているオイラ・・・ここ、ザンジバルの露店食べ物マーケットは、もう、歩いているだけで、顔がにやけっぱなし。おいしそうな食べ物が、次から次へと目に入ってくる。これまでで一番多くの種類の食べ物が並んでいるマーケットなのだ。
今日は、そんな幸せマーケットの脇の宿に滞在中のストーンタウンでの食べ歩き記。
まず、朝、朝早いオイラは、日の出とともに、目が覚める。で、散歩がてら外に出てみるのだが、屋台は、そんなに朝早くからは出ていない。とりあえず、お茶くらいは飲みたいなぁと、探してみると、路地の奥に人だかりを発見。近づいてみると、皆、コップ片手に、茶をすすっている。どうやら、お茶屋さんらしい。オイラも一杯、と、お茶とパンをオーダー。ズルズル・・・とすすってみると、ん、なんかこれまでのチャイの味と違う。「このお茶はなんですか？」とおじさんに聞いたところ「ジンジャーティー」だと。おお、なるほど、言われてみると、しょうが味なこのお茶、絶妙にウマイ。
ジンジャーティ片手に軽くパンを食べ、とりあえずは小腹を満たして宿に戻る。パソコンを広げて、日記を書き始めたのだが、すぐにお腹がすきだした。やっぱ、ちゃんと食っておかなきゃな、と、再び外へ出て、ようやく開店した隣の地元食堂に入る。ここで、オクラのスープとチャパティをオーダー。久々に食べるオクラがウマイ。そうそう、オクラって結構世界中ドコでも食べられている食物だったんですねぇ。南米でもブラジルで普通にあったし（弓場で栽培してたし）、アフリカでも、よく見かける。
とりあえず、これで、お腹は満たされたので、宿に戻って、日記書きの続き。んでもって、昼。一区切りついたところで、ストーンタウンの町をブラブラ散歩。イスラムのオネエサンたちが椅子に座って食べていたスープみたいなのが、気になり、オイラも注文。これ、ザンジバルスープというらしく、一杯1000シリング。店頭に並べてある具材をチョイスして、皿に入れてもらい、最後に、魚介で取った出汁スープと、ココナッツミルクっぽいものをかけてもらって完成。「ミックスで」とお願いすると、とりあえず、並べてある具材をひととおり、入れてくれる。ジャガイモや、トマト、玉ねぎ、ゆで卵、肉など、ここまでは、普通のスープに入ってそうなものなのだが、このスープが他とちょっと違うのは、揚げ物が一緒に入っていること。ちぎった揚げパンが入っているのだ。その揚げパンのおかげか、値段の割りに、結構腹にたまる。一杯で結構満腹感。さらに、いろんなものが入っていて、栄養バランスもよさそう。
ザンジバルスープを食べ終え、またブラブラしていたら、ジャックフルーツを切り売りしているおじさんを発見。でっかいジャックフルーツ、丸々一つ食べる人なんていなくて、だいたい、街角で、おじさんが切り売りしてくれている。一切れ、500シリング。ジャックフルーツって、これまた結構食い応えがある果物で、500シリング分の一切れでだけでも、だいぶお腹が一杯になる。大食漢なオイラ、果物で、お腹を満たすなんて考えたこともなかったのだが、ジャックフルーツならいける。1000シリングだして、ふた切れ食べたら、昼食として充分。ちなみに、このジャックフルーツ、味はバナナとパイナップルを足して二で割ったような味。めっちゃウマイ。ただ、果汁がべとつくので、食べた後、手がベトベトになるのが少々やっかい。
そしてそして、この後、ザンジバルでの一番のハマリものにたどり着く。そのハマリものとは・・・サトウキビジュース。中南米でもよく見かけたのだが、キンキンに冷やしたサトウキビジュースはホント、ウマイ。サトウキビの枝をプレス機にかけ、サトウキビ汁を搾り出す。それを氷の入ったバケツにためるだけの、天然100%ジュース。いや、これが、ホントにウマイ。ちなみに、オイラが足しげく通いつめているサトウキビジュース屋は、隠し味としてライムとジンジャーを入れている。ライム好き、ジンジャー好きとしては、この隠し味が、たまらない。ちなみにお値段は大ジョッキで700シリング。中ジョッキで500シリング。暑いザンジバル、喉がかわくんで・・・その度に、サトウキビジュースを飲みに行くオイラ。馴染みのお店のおじさんにはすっかり顔を覚えてもらいまして。今日だけで３回行ったら、３回目に中ジョッキ分のサトウキビジュースをサービスしてもらっちゃいました。ありがとー、おじさん。
で、夜。夜も賑やかなストーンタウンの町。海岸沿いの公園に、観光客向けの屋台が並ぶ。地元のマーケットと比べると、ちょっと高めの値段だし、種類も宿の裏のマーケットの方が豊富なんで、ビミョウなんですが、一つだけオイラの心をくすぐった食べ物があった。それは、ザンジバル・ピザ。名称に惹かれて頼んでみたんですけど・・・これ、ピザじゃなくて・・・まるで、お好み焼き。小麦粉生地に、刻んだ野菜や肉、マヨネーズを乗せ、混ぜた卵をかけて焼く。ピザといっても、チーズは、プロセスチーズを申し訳程度に入れているだけ。ま、味は普通においしい。
こんな感じで、食べ物は天国のようなストーンタウン。おいしいものが安く食べられるってだけで、長居したくなっちゃうな。うむむ、ザンジバルには、ストーンタウン目的じゃなく、ビーチ目的で来たんですケド・・・
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