(English)
Today I went to beach. I heard there were beautiful beach at east side of Zanzibar.
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そうそう、そもそも、ザンジバル島に何をしに来たのかというとですね・・・ザンジバル島といえば、ビーチ。めちゃめちゃ美しいビーチがあるということを聞き、ビーチでノンビリマッタリするために、やってきたのですよ。
で、多くの日本人が訪れるのが、ジャンビアーニというザンジバル島、東側の海岸にあるビーチ。というのも、このビーチには、日本人バックパッカーの間で、素晴らしい宿だ、と口コミで広がっている<マライカ・ゲストハウス>という宿がありまして。
オイラもそこに行って、ノンビリマッタリするつもりだったのです・・・が、このマライカ・ゲストハウス、最近あんまり評判がよろしくない。ケープタウンで会ったコミネさんは、この宿のこと、ブログでビミョウなこと書いていたし、ちょっと前にザンジバルを訪れたチャリダーのリンさんからは「サイテーの宿だった」とメールが届いたりしてまして。
どうも、オーナーのハジさん、普段はいい人らしいんですけど、お酒を飲むと豹変して、客に絡むめんどくさい人になるらしいのですよ。ま、たまにだったらいいんじゃない?と思うところなのですが、なんでも、昼間っからずっと飲んでいるらしく、四六時中客に絡みっぱなしのようで。
うぬぬ、きれいなビーチでノンビリしたいのに、何が悲しくて、わざわざタンザニア人の酔っ払いの相手をせねばならないのか。
ということで、オイラは、マライカ・ゲストハウスには行かず、他の宿を探して泊まろうと思っていたんです。ジャンビアーニというビーチの隣には、パジェというビーチもありまして。で、そのパジェには、<パラダイス・ビーチ・バンガロー>という日本人が経営する宿もあるって聞いていたので、ま、そこに泊まるのもありかな、と。
とりあえず、東海岸を目指して、自転車で走り出す。ザンジバルにはファニーバニーも一緒に連れてきたのは、島を自転車で走ると面白いかなと思ったから。が、ビーチ沿いならまだしも、島内部はあんまり心湧く風景が広がっていることもなかった。フツーな感じで、ちょっとガッカリ。
ということで、途中、寄り道をすることもなく、50kmほど走ってパジェに到着。パラダイス・ビーチ・バンガローを見つけて入ってみたところ・・・結構値段が高い。うぬぬ、ここはちょっとお金持ち向けリゾート宿。一番安い部屋で一泊20ドルとのこと(高い部屋は50ドルとか40ドル)。一泊だけなら、泊まれないこともないケド、ビーチでノンビリすることを考えているんで、せめて10ドルくらいの宿じゃないと何日も泊まれない。
パラダイス・ビーチ・バンガローは諦めて、他を探そうとするも、パジェは結構高そうな宿でいっぱい。どうしようかなぁ・・・と思ったオイラ、とりあえず、マライカ・ゲストハウスに行ってみるか、と思いついたのです。行くだけ行ってみて、変な雰囲気だったら、別の宿を探すことにするか、と。
で、ジャンビアーニに到着し、のどかな海岸村であるジャンビアーニの人に案内してもらい、マライカ・ゲストハウスに行ってみると・・・「カリブ(いらっしゃい)!」と挨拶してくれた、物腰柔らかそうなおじさんが、オーナーのハジさんらしい。
む、酔っ払いモードではないようだ。どうやら、今は<いいハジさん>みたい。いいハジさんの時は、タンザニア人としては考えられないくらい気遣いが出来る人とのこと。確かに、到着して早々、ジンジャーティを振舞ってくれたり、めっちゃ気遣ってくれている。
これは、いいタイミングで来れたのかも。
ビーチは目の前だし、宿は絶好のロケーション。宿泊費も、朝夕飯込みで10ドルと、この周辺では破格の値段。ということで、ココに泊まることにしました。まぁ、なんでも、とりあえず、トライしてみるもんですな。
早速ビーチを散歩。そして、夕方、日が暮れて、宿にロウソクの火が灯る。そう、この宿は、電気がきていないのだ。あえて電気を引いていないのか、電気を引くお金がなくてひいていないのか、分からないが、とにかく、宿には電気がない。なので、ココでは、パソコンを広げて、日記書きなんてことも出来ない。うん、出来なくていいのだ。というか、むしろ、そういうことから解放された日々を送りたくて、ココに来たのだ。たまには、電気製品から距離を置いた生活をする、というのも、いいではないか。
特になにもせず海を眺め、おいしいご飯をいただく。満天の星の下、眠くなったら眠る。これぞ究極のリゾート。
ちなみに、今日の宿泊客は、オイラ一人。
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