(English)
Today I left from Bagamoyo. But the road from Bagamoyo was tough for bicycle. So I couldn't go foward... I turned back to Bagamoyo again.
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アート大学でいい刺激を受け、早く西アフリカへ行って太鼓を習いたくなっちゃったオイラ、先を急ぐべく、本日バガモヨを出発。さて、ここからは、幹線道路に出て、北部山岳地帯へと突入する予定なのだが・・・バガモヨから幹線道路へ出るまでの道が未舗装で、状態があまりよくないらしい。でもまぁ、距離にすれば60kmほどの道、少々状態が悪くても、一日あれば、抜けれるだろうと、タカをくくっていたのであるが・・・
ダルエスからバガモヨまではきれいに舗装され、走りやすかった道だったのだが、逆方向にバガモヨの町を抜けたら、すぐに道は未舗装となった。ただ、この未舗装道、ちゃんと踏み固められてあり、自転車でも走りやすい。昨日の夜、大雨が降ったようで、道がぬかるんでいるのだが、水溜りトラップにさえ、気をつけていれば、問題なく、前に進める。
ということで、今日は楽勝で、幹線道路までたどり着けるだろうと思っていたのだが、10km走ったあたりから、道の状態が変化してきた。それまでの踏み固めてあった道路から一変、砂が一面にひかれている砂道になってきたのだ。
重い荷物を積んだチャリにとって、砂道ほどシンドイものはない。砂道になると、タイヤが砂にとられ、こげなくなるので、自転車を降りて押さなければならない。自転車が軽ければ、押すのも大した苦労ではないのだろうが、相当重量のある荷物を積んだ自転車は、タイヤが砂にめり込んでしまい、とにかく前に進めるのが大変になるのだ。
まぁ、この砂道状態も一時的なものだろう、しばらくしたら、また走りやすい道に戻るさ、と思いながら、がんばって6kmほど押し進めたのだが・・・道は一向によくなる気配がない。というか、むしろ、砂の深さがどんどん増していっている。あ~、これはシンドイ・・・と思い顔を上げたら、大粒の雨粒が顔にあたった。そして、次の瞬間、ザーと、スコール雨が降り始めた。あわてて、そばの木の陰に入り、雨宿りをするオイラ。が、容赦ない勢いで降る雨は、木の陰なんかでは、雨宿りになんかなりゃしない。結局ずぶ濡れ状態に・・・
そろそろ、小雨季の季節に突入したためか、最近大気が不安定になってきてんですよねぇ、困ったことに。
少々の雨が降るのなら、砂道が固まって走りやすくなったのかもしれない。が、程度を超えた雨によって、道はドロドロ状態に。一歩進むごとにぬかるみにはまってしまう道は、もはや進める状態ではない。
これは、引き返したほうが賢明か・・・
せっかくここまで来たんだからこのまま前に進もうよ、という気持ちも若干あったのだが・・・無理に前に進めばいいってもんでもないんです。後ろに引くという判断もたまにはアリなんです。
と、自分を納得させ、引き返すことにしたオイラ。再び、バガモヨの町へ・・・そして、朝「北に向かいますよ」と行って、出発したドゥンダゲストハウスに再びチェックイン。濡れた服を脱いで、手洗い洗濯をしていたら、朝、見送ってくれた宿のオーナーのおばちゃんが「あら?」と。
こんな日もありますよ、ハイ。
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