Buy a bus ticket
テンションが下がっちゃったので

2011.11.5 / Tanzania(Bagamoyo~Dar es Salaam) 本日 自転車64km走行 : Total 34634km走行
天気:曇時々晴 パンク:1 ネット:1
朝飯→チャパティ&スープ 昼飯→ビーフ&スープ 夕飯→ビーフスープ&ライス / 宿→New Azania Guest House(12000シリング)

(English)
 Today I came back to Dar es Salaarm. From here I decided to ride on bus. So I bought a bus ticket to Moshi.



 バガモヨから東へ進み、幹線道路へ合流するルートは、厳しいということが分かった。もうひとつ、海岸沿いに進み、タンガという海岸町へ抜ける道もあるっちゃぁあるのだが、この道は、ミシュランのマップでラフロードマークになっている。しかも途中にゲームリザーブ地帯があり、ここに自転車で突入できるか不明だし、しかも、ロンプラには、このゲームリザーブに入るには、4WDでないとシンドイと書かれている。ああ、この道も断念。ということで、結局もと来た道を戻り、さらに、ダルエスまで舞い戻ることに。

 本当は、ナイロビまで、自転車で爆走するつもりだったんですけど・・・戻ったことでなんだか走りがめんどくさくなっちゃったことや、天気が不安定なことや、海抜が低くて蒸し暑いことや、これからアップダウンが激しい山道に突入しなければならないことなど、数々のマイナス要素が、オイラのテンションを下げてくれまして。ああ、もう、バスでワープしちゃえ、と思ってしまったのです。

 とりあえず、自転車でダルエスに戻る。ダルエスでは、市内までは戻らず、郊外のバスターミナルのある、ウブンゴというところへ。そこからバスに乗ってワープしちゃおうと画策しまして。で、このままバスチケットを買おうと思ったのだが、ここは、カオスのタンザニア。バスチケット売り場は混沌としており、オイラが近づくだけで、あちこちから客引きが声をかけてきて、超ウザイ。これは、重いチャリを持っていては不利になる。身を軽くしてから望まないと、カモにされる可能性がある、と判断し、とりあえず、先に宿を見つけ、荷物を置いてから、チケット売り場に来ることに。

 で、バスターミナル付近で適当な宿を探したのだが・・・なぜか、どこも満室。困っていたら、一人のタンザニア人のお兄さんが声をかけてきた。「宿を探しているんです」と答えるオイラに「じゃぁ、案内してやるよ」というお兄さん。絶対チップを要求してくるはずだ、とは思ったものの、あまりにも宿が見つからない状況なんで、ここはチップを払ってでも宿を見つけてもらうほうがいいかもと思い、ついていくことに。

 が、そのお兄さんが案内してくれる宿もことごとく満室。うむむ、今日か明日になにかイベントでもあるのか?あきらめないお兄さんは、次から次へと宿に連れて行ってくれるのだが、どんどんバスターミナルから離れていく・・・

 10軒目くらいの宿でようやく空き部屋がある、とのことで、ここにチェックインすることに。ようやく宿を紹介できたということで、案内してくれたお兄さん、「結構遠くまで来ちゃったから、帰りにダラダラ(ローカルバス)に乗って帰りたいんで、ダラダラ代をくれないかな」と婉曲的に、チップを要求してきた。ま、今日はホント、お兄さんのおかげでなんとかなったし、直接的に「お金くれ」と言ってこないところも、好感が持てたんで、お兄さんにダラダラ代を支払い、お別れ。

 宿に荷物を置いた後、まずはバスチケット、と再びバスターミナルへ。ダルエスから北へ向かうにあたって、次に考えられる見所は、ルショトという町。山間にあるこのルショトという町は、周囲に気持ちよいハイキングコースなどがあるらしい。海抜が低い熱帯地帯でのうだるような生活から、そろそろ逃れたいと思っていたオイラは、次に、このルショトに行こうと思っていたのですよ。で、ダルエスからこのルショトへ向かうバスのバス会社は二社しかなくて。まず一社目のオフィスに行ってみたところ、明日はホリデーだから、ルショト行きのバスはでないとのこと。むむむ、じゃぁ、ということで、二社目のオフィスに行ってみたら、こちらのバスは、すでに満席。

 一日待てば、一社目のバス会社のバスに乗っていくことができる。が、暑さを増してきたこの辺からは、すぐにでも脱出したい、という気持ちが勝っちゃいまして。今回、ルショトに呼ばれていないってことで、とルショト行きは諦め、次のモシという町まで行っちゃうことに。キリマンジャロ山の麓の町であるモシへは、バスがたくさんでている。モシ行きのチケットはまったく問題なく簡単にゲット。

 う~ん、それにしても、もう、モシまで行っちゃうのか。一気すぎるバスワープに少々心が戸惑い気味。