Travel Magic
会える人には会えるもんだ

2011.11.18 / Kenya(Nairobi) 本日 自転車0km走行 : Total 35017km走行
天気:雨のち晴 ネット:1
朝飯→サモサ&チャイ 昼飯→いろいろ盛り合わせ 夕飯→チキンティッカ / 宿→Destiny Hotel(850ケニアシリング)

(English)
 Today I stayed in Nairobi.



 今日は朝から溜めてしまった日記書き。この宿、断水は頻繁に起こるのだが、停電は一回も起こらないし、部屋には椅子&机があって、パソコン作業がしやすい。やることは終えつつあるのに、なんとなくナイロビに居座っているのは、この宿での作業環境の快適さが原因だ。

 さて、ひと段落ついたので、ネット屋に行って、ニュースチェックしていたら・・・神様バンドRUSHが、新譜を出したという記事を発見。早速iTunes Music Storeにアクセスしてみたところ、オリジナルアルバムではなく、ライブ盤とのこと。うむむ、ライブ盤だったらいいや、なんたって、このライブは生で見ちゃったからね・・・と、購入せず。と、ここで、「そういえば、ドリームシアターの新譜はどうなったんだろう?」と、突然気になった。RUSHとDream Theaterとthe Pillowsだけは、なにがあろうと新作を楽しみにしているオイラなのですが、ドリームシアターに関しては、大ファンであり、勝手に師匠と崇めているドラムのマイク・ポートノイが脱退してから、ちょっと興味が薄れてしまっていたのです。

 そんなドリームシアターなのですが、気になってしまったんで新譜をチェック。すると、すでに8月頃に、新ドラマーマイク・マンジーニを迎えて、<A Dramatic Turn of Events>というニューアルバムを出しているというじゃないですか。で、レビューを見てみると・・・これが、すこぶる評判がいい。これは、ちと聞いてみる価値ありかも、と思って、iTunes Music Storeで、ポチッ。

 早速、聞いてみたら・・・メッチャいい!!!いや、もう、これは、ヘビーローテーション間違いなし。オイラ的には8曲目の<Breaking All Illusions>なんて、もう、好みど真ん中。ああ、やるなぁ、ドリームシアター。ただ・・・やっぱりちょっとドラムが・・・ね。いや、新ドラマーも上手いです。ドリームシアターの楽曲にガッチリハマる叩き方をしているし。でも・・・でもですね・・・ドリームシアターお得意の超ユニゾンプレイの時のドラムパターンが、だいぶ物足りないのですよ。ドラムパターンの展開が単調というか。ああ、マイク・ポートノイだったら、二小節以上は同じパターンを叩くことなく、フレーズ展開していくはずなのに・・・そして、ユニゾン合戦から歌メロに戻る時に、もっとドラマチックなフレーズ展開していくはずなのに・・・と、どうしても、マイク・ポートノイの影を感じながら、聴いてしまうオイラであった。

 さてさて、いつもなら、30分程度ですませるネットなのですが、今日は、そんなドリームシアターの曲をダウンロードするのに1時間以上も時間を費やしてしまったため、いつもより、遅い時間に、宿へ戻ることに。と、その途中、ちょうど、ニューケニアロッジの前を通りかかったところで、

 「あれっ?」

 と、見たことある顔のお二人が歩いているのを発見。ん~、この二人、どこかで・・・と、頭の中でサーチしたところ、「あ、ウシュアイアであった細見夫婦だ!」と。そう、オイラに、ゴアテックスのジャケットをプレゼントしてくれたあの細見夫婦。ええ?なんでここに居るの?とビックリ。

 「あ、ヨシさん!」

 と、気づいてくれたお二人と、思わず立ち話が始まった。お二人はあの後、南米を周って(弓場でプチ沈没したらしい)、ヨーロッパに行った後、エチオピア経由でケニアにやってきたとのこと。「ニューケニアロッジに泊まっているんですケド、そこにいる日本人の青年が、『つい数日前に、ちっちゃな自転車で旅している日本人チャリダーがいましたよ』って言ってて。絶対ヨシさんだ、って思ったんですけど、移ったという宿の先が分からなくて、せっかく近くにいるというのに、会えないのか、と思ってたところだったんですよ。ああ、会えてよかった。」と細見旦那さん。

 それにしても、オイラが今日ドリームシアターをダウンロードせず、いつものように30分でネットを済ませて、宿にもどっていたら、二人とバッタリ路上で出会えることなんてなかっただろうし。また、それが明日だったら、お二人はサファリに行っちゃってて会えなかっただろうし。いやぁ、これぞ、ホント、旅のマジック。