(English)
I stayed in Nakuru.
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結局昨日は一日晴れてまして。久々に燦々と輝く太陽光の下、メッチャ心地よく走れたのはよかったのですが、お昼過ぎくらいから、顔がヒリヒリしはじめまして。顔がヒリヒリ・・・ええ、日焼けデス。宿について鏡を見てビックリした。鼻の頭とか頬とか首筋とか、もう真っ赤。一応帽子をかぶっているのだが、ツバの影になるおでこの部分しか守れていなくて・・・ボツワナとか炎天下の中走り続けても、こんなには焼けなかったのに・・・実は、そろそろ赤道直下。高原にいるからあまり暑さは感じないのだが、顔を出した太陽光線は肌を焼け焦がすほど強烈なものだったのだ。
これからは、日焼け止めをちゃんとやらないと、大変なことになる。やっぱりアフリカ、なめちゃあかん、肌がボロボロになってしまうぞ。婿入り前なのに・・・一応、手は長袖のアンダーシャツを着ているし、グローブもはめているので、大丈夫。脚も、七部裾のズボンとはいえ、靴下も履いているので、大丈夫。しかし、顔と首周りが・・・いつも頭に巻いている万能スカーフ(?)を、顔に巻いて走ろうか、とも考えたのだが、それはちと怪しすぎる。検問に立っているポリスマンに確実に呼び止められることになるだろう。あまりポリスマンとは関わりあいたくないオイラとしては、その案は採用できない。やっぱり、ここは素直に日焼け止めクリームかな・・・
ということで、本日は、日焼け止めクリーム買い物日ってことで。ええ、今日はこれを手に入れるだけだったんですけど、一日ナクルに滞在することにしまして。っていうか、日焼け止めクリームを買うことは、ただの名目。本心としては、せっかく戻ってきたナクルでゆっくりしたかったんです。
そうそう、この辺で、ナクルの町について書いておかなきゃ。ナクルの町・・・最初はあまりの喧騒っぷりに、ひいてしまい、こんな町、すぐ出てやるって、思ったんです。まぁ、ナクルに到着したころは、まだ、ナイロビでの心の傷が癒えていなくて。結構都会なナクルの町、とにかく人がたくさん居るんですよ。黒人がワラワラ居るっていう場所に、心が拒否反応を持っちゃってたオイラ、到着初日なんて、町に出ることもなく、食事も、宿に併設されているレストランですませちゃったほどで。が、前回ナクルで一泊したら、その喧騒に慣れてきたのか、拒否反応が薄れてきて、町も普通に歩けるようになりまして。で、冷静になって、この町のことを観察していたら・・・この、最初はひいてしまった喧騒っぷりが、実は、ナクルの町特有の魅力であることに気づいたのです。
町中での写真撮影恐怖症は、まだ完全に克服していないんで、ナクルの喧騒の町っぷりの写真はあまり収められていないのですが・・・まぁ、覚悟を決めてカメラを取り出して撮った数枚の写真で、雰囲気を味わってください。ナクルが普通の町と違うところは・・・道路に、露店がギッシリ並ぶところなんです。裏通りの一角が露店通りになっているというのなら、よく見かけるんですが、ナクルの凄いところは、車の往来が激しい目抜き通りの両側にもギッシリ露店が並んじゃっているところ。車が止めてあっても、その隙間に野菜が並べらちゃう。で、道路の1/3くらいは、品物が並べられちゃっているから、本来ならば片側一車線づつの道路のはずが、車が一台通れるスペースしかなくなっちゃっている。一通でもないのに、車一台しか通れない道・・・当然、道の真ん中で、車が対面しちゃって立ち往生。これが原因で渋滞が発生。車はクラクションを鳴らしっぱなしの中、人々が、何事もないかのように、その間をぬって歩き、買い物をしていく。
車がたくさん走っているにも関わらず、車を無視して生活空間を展開しているナクルの町。この事実、結構衝撃です。
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