(English)
Today I left from Kampala. I decided to go to "Newtopia" where is children center in Uganda by bicycle.
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昨日、夕飯をリョウさんと一緒に食べている時、「明日出発することにしました」とリョウさんに言ったオイラ。「おお、結局どうすることにしたんですか？」とリョウさん。
実は、この先、どうするか、いろいろ悩んだのですよ。いろんな選択肢があったので。まず、ニュートピアという孤児院をどうするか、という選択肢。ニュートピアは、正直、どうしても行きたいっていう所ではないのですが、すでにニュートピアに行っている細見夫婦と、チャリダーのリンさんから、「来てくださ～い」とのラブコールをもらっていて・・・流れに身を任せて行ってみるのもアリかなとも思う半面、気分が乗り切らないのに行ってどうするという思いも半面。
次に、ウガンダ観光をどうするかという選択肢。ウガンダには、カンパラから先にも、行ってみたい見てみたい場所がいくつかあるっちゃぁ、ありまして。ピグミー族に会ってみたかったり、ゴリラやチンパンジーに会ってみたかったり、美しいと言われているブニュニ湖を見てみたかったり・・・ただ、これらに行くのに、もう自転車で周るという気力はあんまりなくて。ウガンダ暑いし、ルワンダに近づくにつれて、アップダウンが激しくなるって聞いてるし・・・
さらに、お隣の国ルワンダに行くべきかという選択肢もある。ここは、数十年前にツチ族とフツ族という二つの民族間抗争が巻き起こり、大量虐殺が行われた国。今も残る、虐殺跡地（虐殺記念館）は見てみたいとは思っていたのですが、そのためだけにルワンダに行くというのも、ちょっと時間とお金が・・・って思うようになっちゃいまして。
なんて想いが頭の中をグルグルと回っていたのですが、悩んでいてもただ単にカンパラ滞在が延びていくだけなので、ここは、もう動くしかない、と思いまして。で、まずは、候補の中で、一番近いニュートピアに行ってしまおう、と。次の展開は、ニュートピアに着いてから考えればいいじゃないか、と。ニュートピアまでの行き方も、バスで行こうか、自転車で行こうか、これまた悩みどころではあったのですが、チャリダー的には、悩んだときは、自転車を選択するのが一番楽。
「とりあえず、ニュートピアまで自転車で行くことにしましたよ」とリョウさんに応えるオイラだったのでした。
で、朝６時、まだ暗い中、荷物と自転車を運び出す。リョウさんも起きてきて手伝ってくれまして。「またどこかで逢いましょう」と握手して別れる。
朝早かったおかげか、カンパラの渋滞地獄に巻き込まれることもなく、無事カンパラの街を脱出。しばらく走っていたら・・・なにやら、道脇に、ドラムがたくさん並べられているゾーンに突入。ここMpigiという村は、ウガンダ伝統のドラムを作る職人さんが多く住む村らしい。道を走っていたら、ポンポコポンポコと太鼓の音色がオイラを呼ぶ。立ち止まって聴いていると、職人のおじさんが調子に乗って、いろんなリズムを叩いてくれた。おおお、なんかいい感じだ。こういう出会いは自転車旅ならでは。この道、やっぱり自転車で走って正解だったな、と思うオイラなのであった。
太鼓は重い荷物になるので、買うのは諦め、おじさんに別れを告げて、しばらく走っていたら、赤道のモニュメントが見えてきた。ただ、赤道は、この間盛り上がったばかりなので・・・今回は、簡単にモニュメントの前で記念撮影しただけで、スルー。ちなみに、ここのモニュメントはGPSが指し示す緯度０のポイントと、あまりズレがない。
その後は、ビクトリア湖沿いの道になり、周囲は湿地帯に。このあたり、石のように動かない鳥と言われている＜ハシビロコウ＞の生息地らしいので、もしかしたら、ハシビロコウを見ることができるかも・・・とキョロキョロしながら、走っていたのだが、残念ながら、ハシビロコウを見ることはできず。
さて、今日は、マサカという町まで行きたいと思っていたのだが、マサカの町は結構遠い。赤道を記念撮影一枚だけで立ち去ったのも、あんまり道草を食っていると、マサカまで辿り着かなくなっちゃうからだったのだ。とにかく、ひた走って、マサカまで辿り着きたいと思っていたのに・・・雲行きが怪しくなり、雨が降り始めた。ああ、こんなときに・・・とりあえず、近くにあったガソリンスタンドに立ち寄ったところで、土砂降りの雨に。ああ、これは30分くらいは足止めになっちゃうかぁ・・・と恨めしく雨空を眺める。
結局１時間ほど降り続いてしまった雨が止み、再び走り始めるオイラ。なんとか日暮れ前にマサカの町に辿り着くことができ、宿にチェックインして、すぐにネットカフェへ。そうそう、ニュートピア、行く前に、連絡を入れておかねばならないのですよ。一応オイラが行くことを、ニュートピアに滞在中のチャリダーのリンさんにメールして、オーナーのカマウさんに伝えてもらうことにしてまして。「本日、予定どおり、マサカに到着できたので、明日、夕刻くらいにニュートピアに行きます」と、リンさんに、メール。
さて、明日から、ニュートピアで生活だ。ボランティア生活ってどんな毎日になるのだろうか・・・ちょっぴり不安・・・
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