(English)
I stayed in Addis Ababa. Today is festival day of Timkat.
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朝飯は、昨日、エチオピア航空のオフィス近くで見つけた、地元の人がたくさん入っているカフェに行ってみた。店の看板もない店だったが、パンもコーヒーもめちゃウマ。特に、ピザパンが絶品。ああ、朝食は、パン３つにコーヒーくらいがちょうどいい。朝から油をたっぷり使った料理を食っちゃうと、一日胃が重くなっちゃうからねぇ・・・ちなみに、エチオピアの料理、油は、ヤシ油を使っているらしい。エチオピアに来たら、お腹を下しちゃう日本人が多いけど、それは食べなれないヤシ油が原因って藤村さんが言っていた。確かに、リンさんはお腹の調子が、って言ってたけど、オイラは割りと平気。うむむ、ブラジルのデンデ油（ヤシ油）で鍛えたからかなぁ・・・
朝食を食べ終え、宿に戻るところで、緑・黄・赤のラスタカラーの飾りを張っている人たちを見かけた。今日は、ティムカットという祝日。町中がラスタカラー（エチオピアの国旗の色）で覆い尽くされる。ちなみに、エチオピアのクリスマスは１月８日。オイラが到着するちょっと前が、クリスマスだったんですけど・・・町にはまだまだクリスマスの飾りつけがそのまま残されている場所が多い。今日張られたラスタカラーの飾りも、しばらく張られたままになるのだろうか？
さて、本日のティムカット、午後から教会を中心に盛り上がるという話を聞いたので、昼飯を食べた後、リンさんと一緒に、近くの聖ギオルギス教会に行ってみることに。到着した教会も、ラスタカラーの飾りつけが施され、白いベールをかぶった人たちが、何人か集まっていて、前に訪れた時と雰囲気が若干違ってはいたものの・・・なんか、催し物があるような雰囲気はまったくない。教会は物静かな雰囲気で包まれており、いつものような礼拝が行われているだけ。
「今日、ホントに何かやるのかなぁ・・・ひょっとしたら、実はもう、午前中に催し物が終わっちゃったんじゃないの？」
と、思わず顔を見合わせてしまう、オイラとリンさん。祭りというか、催し物があるのなら、もうちょっと、雰囲気がソワソワしたものになってもよさそうなものなのだが、ここには、そのソワソワ感がまったくない。まぁ、宿のレセプションのお姉さんが、午後３時には何かがあるようなことを言っていたし、とりあえず、３時まで待ってみようかと、ベンチに座る。
で、２時過ぎ、教会に設置された拡声器から、アムハラ語でなにやら案内が流れた。すると、オイラたちと同じようにベンチに座っていた地元の人たちが、一斉に立ち上がり、移動を始めたじゃないですか。オイラたちもその人たちの後についていくと・・・教会正面のところに、司祭さんっぽい格好の人たちが集まり始めていた。どうやら、何かがはじまるようだ。
さっきまでの何も起こらない雰囲気から一変、一気に催し物ムードになった。なんでしょ、この変わり身の早さは。とにかく、どこから集まってきたのか、教会正面には、ものすごい数の人だかりが。司祭さんたち以外にも、教会衣装を着た子どもたちが出てきて、列を作り始めた。そして、司祭さんたちが、厳かな音楽を奏でる中、おそらく、一番偉いと思われる司祭さんが、教会の奥から出てきた。その司祭さんを誘導するように、大名行列のような列が、動き始める。大名行列は、教会を出て、道路へ。一般の人たちは、その行列の周囲に群がるようにしてついていく。オイラたちも、人ごみに押しつぶされながら、ついていく。
行列は、教会の外にひかれた赤いカーペットの上を歩いていく。が、この行列はおそらくエントット山という裏山まで行進を続けるのだろうが、カーペットは、教会からちょっと出たところまでしかひいていない。最初だけの雰囲気モノなのかな、このカーペットは・・・と思っていたら、行列の先頭に、クルクル巻かれた赤いカーペットが運び込まれ、カーペットひき担当のお兄ちゃんたちが、行列の歩む道に、カーペットをひきはじめた。どうやら、行列の後ろの行進済みのカーペットを撤去し、そのカーペットを行列の先頭に持ってきてひくという、自転車操業作業を行いながら、赤いカーペット道を延々作っていくようだ。う～む、この作業、エントット山までやるんですか・・・大変ですね、お兄さんたち。
厳かな雰囲気で進む司祭さんたちの列の後ろから、賑やかに歌い手を叩きながら一般市民の人たちがついていく。なんか素敵な行進だ。そういえば、宿の部屋掃除のおばちゃんが、「ティムカットでは私も踊りながら参加するのよ」って言ってたのを思い出した。おばちゃん、この列の中にいるのかな？
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