Asa wat
あの時の味・・・は再現できないものなのです

2012.2.22 / Ethiopia(Shashemene) 本日 自転車0km走行 : Total 36729km走行
天気:晴時々曇
朝飯→アボガドジュース 昼飯→フィッシュフライ+インジェラ 夕飯→アサワット / 宿→Bereket pension(60ブル)

(English)
 Today I stayed in Shashemene one more night. Because I wanted to eat fish.



 ジャマイカビレッジが好きにはなれず、それ以外の見所は特にないシャシャマネ。ということで、もうアディスに戻ってもよかったのですが・・・とある理由で、もう一泊することにしまして。泊まった宿が安くて快適だったっていうのもあるんですが・・・最大の理由は、飯。昨日の晩、宿併設のレストランに入って、よく分からないまま、お勧めの飯を頼んだら、魚のインジェラ飯が出てきたのですよ。で、これが激ウマでして。その料理を、もう一度食べたいと思ったオイラ、もう一日延泊して、あの料理を食べてからアディスに戻ろうと、決めたのです。

 まぁ、ここ、涼しいし、周囲に何もないから、むしろ、集中して、南部周遊旅の日記書き作業をすることができる、とも思いまして。

 で、昼。昨日のレストランに行って、昨晩の飯を出してもらおうと、「フィッシュ」とオーダー。すると・・・出てきたのが、魚のフライとパン。ち、違う・・・オイラが食べたいフィッシュは、これじゃない。昨日と同じく、フィッシュと言えば、インジェラ料理が出ると思ったのに・・・今日は、外国人ってことで、気を利かせてくれちゃったらしい。外国人はインジェラ苦手でしょ、パンのほうがいいんでしょ、そしてパンならフライでねって。ああ、オイラはインジェラ好きなのに・・・

 ということで、晩飯にリベンジ。夕刻、また、このレストランを訪れる。魚のインジェラ料理は、<アサ・ワット>というらしいことを、地球の歩き方で調べて、今度こそ、万全。「アサ・ワットね」とオーダーし、待つこと5分。出てきたのが・・・たしかにインジェラで、魚料理ではあるものの、昨日のとちょっと違う。昨日のワットは、こんなエビチリみたいな衣なんてつけてなかった。ほぐした白身魚に若干の玉ねぎスープ的なものを絡めたシンプルなヤツだった。

 違うっていっても、<アサ・ワット>なるものは、こういうものっていうんだからしょうがない。じゃぁ、昨日の料理は一体なんていうものだったんだ?まぁ、これはこれで美味かったケド・・・昨日の晩に食べたやつはもっともっと美味かったんだよぉ・・・

 ああ、あの時の味って、二度と味わえないものなんですな。おいしいと思った時に、その味をしっかりかみ締めろって教訓です、ハイ。