(English)
Today I learned Djembe.
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昨日もレッスン、今日もレッスン、明日もレッスン。ジャンベ修行は続きます。本日も、10時に宿にやってきたジギと一緒に海岸へ。英語がしゃべれないジギと、フランス語&ウォルフ語が分からないオイラ、海岸に向かうまでの二人の会話はビミョウです。
さて、海の家に到着したら、ジギの知り合いらしい女の人が海岸でマッタリしていた。そういえば、今日は日曜日。いつもはスポーツする人だけの海岸なのだが、今日は、ノンビリしている人たちがいっぱいいる。で、ジギ、持ってきたジャンベをオイラに預け、早速、その女の人のところへ。そのまま様子を見ていたら、談笑し始めちゃった二人。おほほ~い、レッスンはどうなるんだい、ジギ・・・なんか、ジギまでマッタリモードに入っちゃっている。
このまま、待っていてもしょうがない、とオイラだけ海の家に入り、ジャンベを取り出し、カンカンと、自己練習開始。しばらくして、ジギが戻ってきて本日のレッスン開始。
今日のジャンベレッスンは・・・タッタタッッという三連パターンから始まり、キメから始まるタッタタタタタッドッドッというこれまた三連パターンを教わり(ジギは三連パターンが好きらしい。とにかく教えてくれるパターンは三連が多い)、昨日教わったキメのフレーズから3連のリズムパターンに入り込むパターンのアクセントを変化させるバリエーションパターンを練習し、タタッタタッタッというベーシックパターンを二小節フレーズにして、二小節目をいろいろ変化させていく練習をし、さらに、これを三小節フレーズにして、三小節目を変化させるという練習に発展していった。今日はとにかく、タタッタタッタッというパターンのバリエーション練習に励むオイラたち。
さて、今日は日曜日ということもあり、いつもは、ほぼオイラたちだけのムハンマドの海の家に、いろんな人たちが訪れてきた。まず、やってきたのは、短期旅行中というロシア人のターニャ。彼女、オイラが日本人と分かると「ドコスンデルノ?」とか、日本語で聞いてきた。「横浜」って答えると、「ワタシモ、ヨコハマ!ワタシ、ヨシノチョウ。アナタドコ?」と、これまた日本語で質問を続けてくる。しかも、吉野町って・・・めっちゃ近いやんか。なんと、彼女、マトリョーシカの先生として、日本に滞在していているらしい。「コレ、セイトサンノ、サクヒン」といって、マトリョーシカの写真とか見せてくれた。そんな彼女が、その後見せてくれたのが、モノがひっくり返った部屋の写真。「一年前の地震の時の写真」とターニャが言い、その時の様子を話してくれた。あの日、ちょうど日本滞在中だったターニャは、横浜で、あの震災を体験したのだ。うむむ、まさか、セネガルで、ロシア人に、あの震災体験を聞くことになるとは・・・
そんなターニャは、セネガルにもうちょっと滞在した後、一旦ロシアに戻って一週間くらい過ごして、また日本に行くらしい。「今月末には日本にいるけど、日本で再会できる?」ってターニャは言ってくれたのだが・・・残念ながら、オイラはその時点では日本にいない。ターニャがあと3年くらい日本に居てくれたら、再会できるんだけど。ちなみに、ターニャのロシアでの故郷は、ウラジオストックとのこと。日本からすぐですがな。ターニャがロシアに戻っていても、遊びに行くかも。まぁ、ビザ次第かな。
なんてターニャと話をしていたら、海の家に、フランス人のおじさんが、子供たちを引き連れてやってきた。練習もそろそろ終盤になってきたところ、というか、すでに練習開始から3時間経過していたところだったので、ここからは、ジャンベが叩けるおじさんを交えて、お遊びモードに突入。そんなおじさん、「腹減っているだろう。一緒に食べよう」と、セネガルの名物料理、チェブ・ジェンを差し入れしてくれまして。おおお、もう、腹と背中がくっつきそうなところだったんです、オイラ。
そうそう、すでに西アフリカを走り終えていたチャリダーリンさんに、エチオピアで再会した時、セネガル情報を聞いていたところ、「チェブ・ジェンがウマイ。セネガルは、食事の心配しなくて大丈夫ですよ」と、教えてくれていたのですよ。また、仕事でセネガルに長期滞在していたことがあるという、11年前、ペルー旅行に一緒にいった安保さんからも、いろんなセネガル情報をメールで送ってもらっているオイラ。そんな安保さんも「チェブゼンがうまいんですよ」って、言ってて。皆が絶賛する噂のチェブ・ジェン、セネガルに到着してから、食べたいと思っていたのに、意外と、レストランに入ると、「今日はない」とか言われ続けて・・・ようやく昨日の晩飯で、初体験したのでした。で、これが、噂どおりめっちゃ美味くて。
そして・・・今日また海の家でみんなで食べるチェブ・ジェンが、昨日に増して美味かった(まぁ、腹がメッチャ減っていたというのもあるのだが)
ちなみに、このチェブ・ジェンとは、魚と野菜の炊き込みご飯。魚は煮込み魚がぶつ切りで、野菜はキャッサバやナス、ニンジン等々が煮込まれた状態でご飯に乗せてある。安保さんが、店によって味が違うんですよって言ってたけど、確かに違う。辛味具合とか、米の味付け具合とか。キッコーマンではないにしろ、醤油味付けしている店もあって、日本人の口にはめっちゃ合うのだ。
他にも、マフェというピーナッツソースのカレーみたいなのがあったりと、興味深いセネガル料理。その話は、後日、ネタがなくなった時にでも、綴ることにしよう。
うむむ、それにしても、アフリカ、走る前は、とにかく飯の心配をしていたんだけど、なんだかんだ言って、食事は結構満足しているなぁ・・・どこへ行っても、やっぱりおいしいもんはあるもんだ。アフリカでホントに食事が辛かったのは、ガリカイさんところにホームステイさせてもらっていた時の、毎日続いたウガリ飯くらいだったからなぁ。あの時も、おいしかったんだけど、動かなかったからお腹が減らなかったのと、あまりに同じ味が続いたため、食傷してしまっただけの話であって。
そんな感じの本日のレッスン。後半はマッタリしすぎ。ジギなんて、食事後、パンツ一枚になって、海に飛び込んで海水浴とかやってたからね、オイラに自己練習させて・・・で、ジギが「今日のレッスンは終了」と言ったのが、14時半過ぎ。レッスン時間最長記録更新です。今日は、日曜日のマッタリムードのレッスンだったんで、実質練習時間は、そんなに長くはないんだけど・・・まぁ、こんなのも、いい。訪れるのは宿と海の家と食堂だけという太鼓修行生活ながらも、いろいろセネガルを感じれておりまする。
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