Double Lesson for one day
掛け持ちレッスン始めました:ジャンベ修行Ⅱ16日目

2012.4.6 / Senegal(Kafountine) 本日 自転車0km走行 : Total 37294km走行
天気:晴
朝飯→フランスパン 昼飯→チェブジェン 夕飯→宿の夕食 / 宿→Casa di Mansah(3000CFAたぶん)

(English)
 I stayed in Kafountine. I learned Djembe.



 ジプソンレッスン、今日4つ目のリズムのソロパターンを教えてもらい、一応、4つのリズムに合う基本単語は一通り教わったことになった。まぁ、まだまだ、いろんなフレーズはあるのだが、まずは習った基本単語をしっかりと使えるようになるのが次のステップ。

 で、ジャンベの基本フレーズをカラダに馴染ませるのは自己練習するとして、今日のレッスン時間後半は、チュンのパターンを教えてもらうことになった。ジャンベフォラになるには、ジャンベだけを練習していればいいってワケでもない。より深くジャンベを知るためには、ジャンベにまつわるいろんなことを知っておいたほうがいいのだ。ジャンベと絡む大太鼓中太鼓小太鼓が、どんなリズムでジャンベに絡んでくるのか、それを知るのは大事なこと。

 さて、そんな感じで、レッスン内容自体はちょいと緩くなり、心に余裕が出来てきたということもあり、もう一つレッスンをやっても大丈夫かな、と思いまして。昨日見かけたレッスンとのダブルレッスンをやってみようと、昨日の場所に行って、教えてもらえないかと頼んでみることに。

 こういうのはねぇ、結構強引に押しかけちゃっても意外となんとかなるものなのですよ。やりたいと思ったことは積極的に前に出るべし・・・この旅で学んだ、大事な心得。

 で、ちょうど食事中だったところに割り込んで「ジャンベを教えてもらいたいんですけど」とお願いすると、昨日、先生役だったチョさんが、オイラのことを覚えていてくれて、「お~、お~、ウェルカム」と迎えてくれた。で、オイラはてっきりチョさんが教えてくれるんだと思っていたのだが、「先生は僕じゃない。マエストロは、彼」と、ラスタな男の人を紹介してくれまして。

 「早速今日から始めるか」ということで、ラスタなマエストロ、ディザンのレッスンが始まったのですが・・・ディザンのプレイを見てビックリした。いや、一昨日の青年たちや、昨日のマエストロ以上に超絶プレイな人だったのだ・・・しかも、叩く音、奏でるフレーズ、叩く姿、パフォーマンス、すべてがパーフェクト。おおお・・・こういう人のプレイを聴いてみたいとは思っていたのだが・・・こういう人が師匠になってくれるとは・・・いや、改めて思うのだが、オイラのこの旅の師匠運は、めっちゃついているなぁ・・・

 説明が面倒だったからブログには<ディザンのプレイを見て、すぐに弟子入りした>なんて書いちゃったのですが、実は、こういう、運が向いているとしか思えない出会いだったんです。

 ちなみに、チョさんとかライさんとか、オイラのレッスンにつきあってくれる人たちがいるのだが、ディザン師匠の内弟子みたい。この人たちと合わせての、アンサンブルの練習が心地よい。

 さて、ディザン師匠のレッスンでは、<曲>を教えてくれることになった。今までは、あるリズムとかフレーズとかは教わってきたけど、それはあくまでも断片にすぎない。個人で楽しむならそのレベルでもいいのだが、誰かに聞いてもらいたいって思うレベルになったなら、<曲>という流れにのせて、それらの断片を構成していったほうがいいのだ。

 そう、ソロを歌うがごとく・・・とか言ってましたが、うん、結局オイラは、他人に聞かせられるレベルとして、<曲>が演奏したかったのですよ。

 キメからリズムへと入っていく曲の流れに沿って、複雑なプレイも、一番小さなフレーズ単位に分解してから、再構築してくれる。う~む、ディザン師匠は、教え方がめっちゃ上手い。偉大なる選手は名監督にはなれず、の文言を覆す、名マエストロっぷり。まぁ、これは、ジプソンとのレッスンで基礎が出来ているオイラだからこそ、分かりやすく感じるのかもしれないが。ええ、やっていることはかなり高度。

 う~ん、それにしても、これは、今までのレッスンとは違ってかなり面白いぞ。ああ、またまたカフォンティンを抜けられない要素にハマッていく・・・