(English)
I stayed in Kafountine. I learned Djembe.
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ジプソンとのレッスンは、ジャンベそのものというより、ジャンベにまつわるいろんなものを習得する、という幅広いものに展開しはじめている。チュンもそれなりにマスターした後、オイラが目指したものは・・・ダンス。
ええ、ダカールでサバールダンスを見て以来、すっかりセネガルのダンスに魅了されてしまったオイラ。そもそも旅を出発する前のオイラなら、ダンスを自分でやろうなんて思っている今の自分にビックリすると思うのですが、セネガルのダンスは、ぜひ、自分でも踊れるようになりたい、って思ってしまったのですよ。
で、ジプソンに「次は、ダンスを教えてくれる?」と頼んだのだが、どうやら、ダンスの先生は別にいるらしい。そう、ここ<カサ・ディ・マンシャ>では、ジャンベレッスン以外にも、ダンスレッスンもやってくれるとのことなのだが、このダンスレッスンは、村に住んでいるというジプソンの従姉妹が先生になることになっているそうなのだ。う~ん、わざわざ来てもらうほど、本気でダンスを習いたいわけじゃないんだけど、って言ったら、「じゃぁ、妹のイラに頼んでみよう」と、イラを呼んでくれた。イラは、いつも、ジプソンのジャンベに合わせて踊っているらしい。「こんな感じでどう?」と早速目の前で踊ってくれたイラ。ええ、そんな感じで十分です。
ということで、今日はイラ師匠による、ジャンベダンスレッスン。ジプソンの叩く4つのリズムに合わせて、4つのステップパターンを教えてもらった。適当に踊っているように見えるジャンベダンスですが、ちゃんとリズムごとにステップが決まっている。ほぉほぉ、これは勉強になりやした。
さて、イラ師匠によるダンスレッスンが終わったところで、ジプソンが「今日の夜、ブラック&ホワイトというライブハウスで大きな規模となるライブがあるんだけど、ヨシ、行く?」と誘ってくれた。DJ音楽がベースなのだが、いつも以上に、ダンスとかジャンベプレイとかが見れるらしい。ふふふ、ダンスステップも習ったことだし、今まで苦手としてきた、DJ音楽でも楽しめるような気がしてきたオイラは、もちろん行く、と即返事。
で、いつものように夜遅く23時頃から盛り上がり始めたブラック&ホワイトでのライブ。今日のライブは、ジプソンの言うように、ザッツ・アフリカなミュージックカルチャー盛りだくさんの興味深いライブだった。ダンサーが出てきて、ブレイクダンスとか始めたり(いやぁ、久々に見た、ブレイクダンス)、ラッパーが出てきて、スプレーファイヤーを使って異様に会場を盛り上げたり。で、もちろんオイラのお目当てはジャンベプレイ。ジャンベバンドが2バンド出ていたのだが・・・
一つ目のバンドは、なんとあの3日前に見た練習バンドの超絶マエストロがメインのバンドで、しかも、サポートに4日前に見た超絶青年が入って叩いているではないですか。いやぁ、めっちゃかっこよかったですよ、このバンド。う~ん、それにしてもやっぱりあの二人は、他のメンバーと比べて、飛びぬけて上手い。やっぱりねぇ、あのレベルは特別だったんですねぇ・・・セネガル人、みんながみんなあのレベルってワケじゃないようで、ちょっと安心したりして。
で、二つ目のジャンベバンドでは、オイラのマエストロ・ディザンの内弟子であるチョが、出ていた。背が高い彼は、ステージ栄えする。このバンドの演奏もなかなか。
そうそう、もちろん、今日も、午後からディザンレッスンはあったのですよ。今日は、二曲目の<カキランベ>も早々とマスターし、三曲目の<ショコ>に突入。このショコは、前奏キメがかなり難解な曲。うむむ、これはちょっと苦労しそうだ・・・と、本当は夜を徹して練習せねばならないところだったのだが・・・いや、上手い人の演奏を見るのも勉強なんです、ハイ。
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