(English)
I left from Casamance. I would be back to Dakar.
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ジガンショールも何があるってワケではないノンビリしたいい町ではあるのだが、ド田舎カフォンティン生活に慣れてしまったオイラには、この町の規模でもチト騒々しい。それに暑い。いや、カオラックとかに比べたら全然涼しい気候だとは思うんですけどね、でも、これまたカフォンティンの過ごしやすい気候に慣れちゃったオイラには、チト暑すぎる。さらに、蚊もいっぱいいるし。ティジャンが気を利かせて蚊取り線香を持ってきてはくれるのだが、これがぜんぜん効かない。
昨日みたいなことがあったり、来週には、ギニア・ビザウからアーティストが来てライブをするっていう情報もあったりして、ここも、居たら居たで楽しめそうな気がするのだが・・・フェリーの切符も15900CFA出して買っちゃったし。変更手続きは面倒だったので、ジガンショールは予定通り本日発つことに。荷物をまとめて12時にフェリー乗り場へ。フェリー乗り場では、まず、自転車は別料金だから、と、裏口から荷物搬出倉庫みたいなところに案内された。で、ここでは、重量チェックとかされて、追加料金を計算されるだけなのかと思いきや、自転車の追加料金は3000CFAと決まっているらしく、「自転車ね、3000CFA」支払って」と窓口で言われたとおりに、お金を支払って完了。
で、領収シールを貼ってもらったファニーバニーを連れてチェックインカウンターに行こうとしたら、「じゃぁ、自転車はこのまま運ぶから、キミだけチェックインしてきて。出航時刻までは待合所でノンビリ待ってればいいから」と言われた。ええ？チャリは、このまま預けることになるんですか？船へ入れ込むのは、おじさんたちにまかしちゃうことになるのですか？船の場合、大抵、自転車はそのまま荷物を装着したまま運び入れる。で、その際、オイラ自身が運び込むのが普通だった。が、豪華客船並みのジガンショール－ダカールの船、いつものように、ラフな乗船ってワケにはいかないようだ。超重量級なファニーバニーは、バランスをとるのが意外と難しかったりするので、おじさんたちに任せるのは、ちょっと不安。不安なのだが、それがこの船のシステムだと言われると、しょうがない。「大事なものなので、大切にお願いしますよ」と、どこまでケアしてくれるのか分からないが、ファニーバニーはお任せして、オイラはチェックインカウンターへ。
パスポートチェックやら、荷物検査やら、なかなか厳密なチェックゾーン。船なのに、飛行機並み。これも、カザマンス地方の独立運動の影響なのか？まぁ、危険物なんて持っていないオイラは、何事もなく通過して、待合室へ。ここで、しばらく待たされた後、乗船。
船は、中もなかなかの豪華客船っぷりだった。過ごしやすそうな個室がいくつも並んでいる。オイラは一番安い４等席なので、そんな個室は素通りして、奥にある、ただのシート席が並ぶ大部屋へ。ただ、この部屋も、テレビはあるわ、クーラーはきいてるわで、快適。ただ、最初、席が、テレビのドまん前でして。ここだと、テレビは見づらいし、音はうるさいしで最悪だったのだが、客が乗り終えた時点で、係のおじさんが気を利かせてくれ、一番後ろの空いている座席へ移動させてくれた。
さて、船内、座席に座っちゃうと、丸窓からしか外の景色は見れない。まぁ、上に移動してデッキに出れば見れるんですけどね。めんどくさがりのオイラは、席に座っちゃうと、動かなくなっちゃうのですよ。で、座り込んで前方にあるテレビを見るオイラ。テレビでは、セネガル相撲が中継されていた。どうやら、今日のは非常に大きな大会らしく・・・・決勝戦で、船内は、大盛り上がり。うむむ、なかなかいいタイミングで船に乗れたようだ。この盛り上がりをセネガル人と共有できたのが、面白かった。
ちなみに、セネガル相撲って、日本の相撲っていうより、レスリングに近いみたいですな。
さて、船がダカールに到着するのは明日の朝６時とのこと。15時に出発したから、まるっと15時間船内で過ごすってワケだ。夜中、テレビが消えた夜、４列席まるまる空いている横のシートに横になって寝るオイラ。うんうん快適・・・かと思いきや、夜になってもガンガンにクーラーが働いているこの部屋、クーラーが効きすぎて、寒い。一応こんなこともあるかと思って長袖シャツを一枚持ってきていたのだが、足りなかった。ああ、ウィンドブレーカーが、自転車に装着したカバンの中にはいっているのだが・・・ファニーバニーは今いずこ？
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