I was back...after here...
ヴィアヴィアに戻ってきましたが

2012.4.24 / Senegal(Ile de Goree~Dakar(YOFF)) 本日 自転車18km走行 : Total 37425km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→フランスパン 昼飯→サンドイッチ 夕飯→チェブジェン / 宿→ViaVia(11200CFA)

(English)
 I left from Goree Island. I was back to Dakar, YOFF again.



 泊まった宿は別に朝飯つきってワケではなかったのだが、朝、顔を洗いに部屋の外に出たら、テラスで皆さんがフランスパンを食べてまして。「お、こっちにきて一緒に食べよう」と、誘ってくれた皆さんと、一緒にフランスパンで朝食。さて、その後、朝早くの便でダカールに戻るという、トモコさんとユキエさんを見送るため、船着場へ。やってきた二人の後ろからは、なぜかまたムサが・・・「別にこの人と一緒に行動したいワケじゃないんですけど」という二人であったが、朝、歩いていたら、偶然、ムサに出会っちゃったという。いや、出会うべき人との出会いはそういうもんなのですよ、ふふふ。

 本日、飛行機で日本に戻っちゃうというユキエさんが「持ってきたんですけど使わなかったんで、よかったら」と言って、日本製の胃薬やら整腸剤、解熱剤をくれた。おおお、ありがたい。こっちの薬って、なんだか、怖くて入手するのに躊躇していたんですよ。そして、トモコさんからは、アクエリアスの粉末をプレゼントしていただいた。これまた、ありがたい。サハラ激走中に使わせてもらいます、これ。

 ムサと一緒に、フェリーに乗り込んでダカールへと戻る二人を見送る。オイラも今日、ダカールに戻るんですけど、ま、もうちょっと後の便なんで。と、二人が乗り込んだこのダカールからやってきたフェリーには、ミカが乗ってまして。降りてきたミカ師匠と再会。「昨日教えたリズムは出来るようになったか?」と言われたのだが、まぁ、一日でマスターできるほど易しいパターンを教えてもらったワケでもなく・・・「まだ・・・これから習得するよ」と返すオイラ。まぁ、一応昨日の夜、ビデオを見ながら復習した感じでは、理解不能なフレーズではない。ということで、<分からなかったコト>はないのだが・・・昨日のレッスンで教えてもらい忘れていたことがありまして。それは、<歌>。楽器はですね、単に楽器を演奏するだけではなく、歌いながら演奏すると、より楽しい、ということにこの間のジャンベ修行中に気づいてしまったオイラ、今後、楽器を習う時には、歌も一緒に習うようにすることにしたのですよ。

 で、「今日は、歌いながら演奏して欲しいんだけど」と、ミカ師匠にお願いしたところ、「もちろんOKだ。でも、チップを忘れずにな」と言って、演奏をはじめちゃったミカ。慌てて、カメラで撮影を始めるオイラ。う~ん、チップ代が気になるところなのだが・・・しかし、ノリノリのミカ師匠、次々とパターンを変え、歌を変えてサービス演奏してくれる。結局13曲くらい、歌アリのパターンをプレイしてくれた。アフリカっぽい歌から、ヒップホップ風の歌まで、いろいろバリエーションもあって、これは、しばらく飽きずに練習できそうだ。つ~か、昨日より濃い内容になっちゃったので、チップが気になるオイラ。昨日くらい払ったほうがいいのかな、と思いつつ、とりあえず2000CFAを渡したら「OK、OK。ヨシはいい生徒だからな」となんだか納得して受け取ってくれた。あ~、なんか昨日払いすぎたと思ったレッスン料だが、そのおかげで、師匠は、今日も気分よく13曲も披露してくれちゃったみたいで、ま、結果オーライだ。

 ちなみに、ミカ師匠、足がちと悪い。それなのに、歩き回らねばならないガイドをやってて・・・ま、アサラトを売り歩いて生計を立てているみたいですけど。「今日は、フェリーで欧米のお客さんが、これ(アサラト)を一個30ユーロで買ってくれたんだ」って、喜んでいた。

 さて、本来は30ユーロもしない、ゴレ島のアサラト。今日のミカ師匠レッスンの後、島をブラブラしていたら、ちょうど、製作中の現場に遭遇しまして。作り方を観察させてもらったのですが・・・まず、本土で売っていた布から作った紐のアサラトがベースになるようです。その紐をとってしまい、穴から、新しく、ビーズを入れ込む。通常のアサラトは、細かい木の実が入っているだけなのですが、なるほど、ゴレ島のアサラトの鳴りがいいのは、このビーズが隠し味になっていたってワケなのか。で、ビーズを入れたアサラトの穴に、新しく、太い紐を通して、両脇をロウで固めて固定して完了ってワケ。この太い紐を使っているってのが、ゴレ島のアサラトのいいところ。紐が太いがゆえに、アサラトをゆっくり動かしても、いい感じでリズムが刻めるんですよ。布から作った紐だと、フニャフニャすぎて、ある程度速くアサラトを動かさないと、リズムにならないのです。

 さて、今日は朝から、観光客がたくさんやってきてまして。これは夕刻までユックリしていたら、帰りのフェリーが混みまくってめんどくさいことになる、と思い、もうちょっと島でノンビリしていたい気もあったのですが、12時の便でダカールに戻ることに。ちなみに、ゴレ島のフェリー、行きに5200CFA支払ってチケットを買って乗りますが、帰りの便はフリーで乗れます。

 またも、フェリーに乗ってしまえばあっという間にダカールの港に到着。今度こそ、荷物が置いてあるViaViaに戻るか・・・と思いきや、実は、今日は、ダカールの街中にある宿に泊まろうかなと思ってまして。というのも、ダカールの街中には、いろんなライブハウスがあるんですよ。せっかくなので、ダカールでのライブも見たいって思いまして。もちろん、YOFFのピアノピアノでサバールライブは見たんですけど、市内だと、もっと違う感じのライブが見れるのかなぁっていう期待感もあって。

 ロンプラで調べたところ、Point Eという地区に、よさげなライブハウスがいくつかあるみたい。ということで、Point Eに行って見たところ・・・この辺、大使館が立ち並ぶ、高級住宅地ゾーンみたいで、いくつかある宿も、超高い。一番安いところで30000CFA越え・・・こ、これは、泊まれない。しょうがない、気になったライブハウスだけでも見ていこうと、ライブハウスを巡ってみたところ、雰囲気は、ピアノピアノみたいな感じばかり。ちなみに、やっぱり昼間から音楽なんて流れてなくて、ライブ開始は夜遅く。23時過ぎのようで・・・ま、とりあえず、どんな感じの音楽なのかな、と確認だけでもしておくか、と、今後のラインナップチラシをみたところ、カフォンティンで見たライブみたいな感じでありまして。ふ~む、ということで、ま、ライブが見たければ、またピアノピアノに行けばいいか、と思い直し、ここは素直にViaViaに戻ることに。

 で、戻ってきたViaVia。「長かったわね~、どこ巡っていたの?」と、宿の従業員の方々に、暖かく迎えてもらいまして。う~ん、やっぱり、ここは居心地いいな。で、「預かっていた荷物は、どうする?」と言われたのですが、「あ、あれはそのままで」と答えるオイラ。

 ん?荷物はそのままで・・・?

 ええ、実はですね、この後、また、ViaViaに荷物を置かせてもらって、セネガル小旅行パート2に出かけるつもりなんです。ダカールの近くに、テゥバブジャラゥっていう村があって。カフォンティンで、ジプソンが「ダカールに戻るなら、テゥバブジャラゥに行くといい。あそこも、カフォンティンみたいな村で、しかも、カフォンティン以上にジャンベ奏者で溢れているから。僕も近いうちにテゥバブジャラゥに行って、ジャンベチームを作って、ダカールでステージ演奏するつもりなんだ」って言ってたんですよ。そんな、テゥバブジャラゥに行ってみようかなと、思いまして。いい師匠とめぐり合えたら、三回目のジャンベ修行に突入しちゃおうかな、と。

 ということで、セネガル旅はまだまだ続く・・・