(English)
I stayed in Toubab Dialao. I was learning Djembe here.
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今日のヴィア・レッスンは、ソロプレイの続き。まずは、<ダンサ>のリズムに合わせて、昨日習ったパフォーマンス・ソロをプレイしてみる、という復習。これが結構難しい。個人練習で、出来たと思っていたのだが・・・リズムに合わせると、また別の難しさが発生する。
さて、パフォーマンスはこのくらいにしておいて、肝心のソロ・フレーズを習うことに。昨日撮ったビデオをスロー再生にしてフレーズ分解して望んだ本日のレッスン。今日は、ヴィアが叩くフレーズがどうなっているのか、よく分かる。
それにしても、ヴィアのソロプレイは、ジャンベっぽい。っていうか、オイラがよく聴いている<ママディ・ケイタ>のソロプレイに似ていると言ったほうが正しいか。実際、ヴィアは、ママディ・ケイタに師事していたらしい。なるほど、カフォンティンプレイとは、若干違うと感じたのは、そのせいだったのねん。
ヴィアの<ジャンベっぽい>ソロフレーバーの要因は、中音の使い方にある。ジャンベを習うと、とにかく低音と高音を出すことに注力してしまいがちなのだが、実は、一番ジャンベらしいプレイをするために重要なのは、<中音>なのだ。この中音をいかにいい音をだせるようになるか、そして、この中音をいかにフレーズに組み込んでいくかがポイントとなる。というか、ぶっちゃけ、ジャンベはあまり低音を使わない。低音は、チュンにまかせているところがあるのだろう。基本的には、高音と中音だけで、メロディックなフレーズを構成していくのだ。
ヴィアの教えてくれるフレーズの数々・・・これは、勉強になる。これを知りたかった。なによりも、ヴィアの教えてくれるソロフレーズが、<素材>なのがいい。そうそう、ジプソンにもソロフレーズをいろいろ教えてもらったのだが、ジプソンのフレーズは、すでに<素材加工>されたフレーズとして出してくれていた。フレーズとしてはかっこいいし、覚えがいがあるのだが、フレーズが単発になり気味。組み合わせが難しいのだ。そこへいくと、ヴィアの教えてくれるフレーズは、もろに<素材>であるため、自分で組み合わせて新しいフレーズを作ったりできるのが楽しい。料理で言うと、ジプソンの教えてくれたソロフレーズは、コロッケとか親子丼とか<調理された料理>として出してくれたんだけど、ヴィアの教えてくれるソロフレーズは、ジャガイモとか鳥のもも肉とかタマゴとかの<料理用素材>として出してくれているのだ。自分で料理をしない人には、ジプソンフレーズのほうが、おいしいのだが、料理法を知っているオイラにとっては、ヴィアフレーズの方が、興味深い。
そんな本日のレッスンを終えた後、いつもジャンベを借りているジャンベ職人のセのところに。そうそう、ここ、テゥバブジャラゥ、ジャンベ奏者はいっぱいいるのだが、意外とジャンベは売ってないのですよ。セみたいに、作っている人はいるんですけど・・・全部、演奏用にまわしちゃって、売るまで手が回らないのだろうか?レッスンでジャンベを叩いていると、欲しくなるんで、探してみたりはしてるんですけどねぇ・・・ということで、ジャンベを買いたいのなら、カフォンティンが最適です。あそこには、いいジャンベがたくさん置いてあったんで。あ、ゴレ島にも、よさげなやつが置いてあったな。
で、訪れたセのところでは、ちょうど、新しく作ったジャンベのヒモ張り作業の最中だった。ヒモを締めるのに、専用の工具を使って、グイグイ締めている。うむむ、確かに、あのヘッドのテンションをだすためには、そうとうきつくヒモは締めなきゃいけないと思っていたのだが・・・なるほど、こういう工具があったのかぁ。
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